Vuohimäki Camping(サボンリンナ)
- 2025.10.19
- 今夜の宿 フィンランド2025
- キャンプ場

2025年8月訪問
サボンリンナで泊まったのは、Vuohimäki Campingです。値段は高いけど、翌日観光するサボンリンナの中心まで7kmという近さが魅力で決めました。
この日の旅記事はこちら↓
というわけで到着。

まずはチェックイン手続きです。公式HPに「サイトはたくさんあるから予約は必要ありません」と書いてあったので、予約なしで来ました。

レセプションはレストランも兼ねてます。Googleマップのクチコミをみると、食事だけしに来る人もいるようです。カウンターの前では家族連れキャンパーが手続きしてるので、並んで待ちます。

ぴーぱーの番が来ました。両腕にタトゥーが入った少し怖そうな男性が手続きしてくれます。オーナーでしょうか?見かけによらず丁寧な説明で、公式HP通りの金額を提示してきます。しかも「SF-Caravan card持ってる?」とまで聞いてくれました。これは多分ヨーロッパの多くのキャンプ場が加盟してる会員カードで、年会費とか払うんだと思います。このカードを持ってると ”○ユーロ割引” って、よくキャンプ場の料金表に書いてあります。でも持ってるか聞かれたのは初めてです。
もちろん持ってないので正規料金を払います。Camping fee 1日16.5ユーロ、Per person price 1日7ユーロで合計30.5ユーロです。高い!!現金で払ったけどカードも使えると思います。ちなみにSF-Caravan cardを持ってると2ユーロ割引になります。そんなもんです。
サイトは好きなところを選んでいいと言われて、このカードを渡されました。帰りに返却してください。

場内はとても広いです。レセプションに近い辺りはこのような林間サイトで、


奥には開けた芝生エリアが広がってます。

”Wifiはレセプション周辺しか使えない” というクチコミを見たので最初は林間サイトを選びましたが、結局そこでも車内では使えません。

それなら日当たりの良いところにしようと芝生エリアに来ました。

芝生エリアといっても車を駐めるスペースは土で、ちゃんと区画分けされてます。そして各サイトはとても広いです。


サニタリー棟をチェックしに行きましょう。


中に入ると洗濯物が干してあります。

そしてアイロンスペース。

その横にささやかな食器洗い場があります。でも電源はなく、本当に洗い物をするだけです。

さらに上にも建物があります。

ここがトイレとシャワーのようです。

まずは男子です。

個室と小便器が各3つずつあります。

向かい側がシャワー。

設備は古いけど、

まあ問題なく使えます。

コンセント付きの鏡もあります。

洗面台は4つで、石鹸とペーパータオル完備。

続いて女子です。

女子も全く一緒で、正面にコンセント付きの鏡。

片側がトイレで、

反対側がシャワー。


洗面台4つです。

サニタリー棟を出てレセプションの方に行くと、キャビンが建ってます。

結構泊まってる人います。

この辺は少し新しめです。

こんな健康器具も設置されてます。

ところでレセプションの横にこんな建物がありました。

トイレとシャワーのようです。

入ってみると、とてもモダンなシャワールームでドライヤーも置いてあります。


隣のドアはトイレ。

トイレもとってもキレイです。


ところが、、、、
入り口のノブにパスコードが付いてます。たまたま半開きになってたから入れたけど、本来はパスコードを入力しないと開かないようです。もしかしたらここはキャビン泊の人用のサニタリー設備かも?

横には食器洗い場もあります。

キャンパーとキャビン泊の人が同じ設備を使うキャンプ場が多い中、ここは完全に分かれているようです。それにしても結構な差があります。

さてWifiを求めてレセプション付近にやってきました。

この辺りに座って試してみたいけど、ここは共用スペースじゃなくてレストランの一部ですよね?多分。

仕方なく周辺のベンチで少しネットに繋げてみたけれど、なんとなく落ち着きません。フィンランドに入ってから、車内でWifiサクサクのキャンプ場に出会ってないです。
レセプション近くにはこんな設備もあります。

Wifiも困るけど、キッチンがないのも困ります。どこかに電源はないでしょうか?
と思いながら場内マップをよく見たら、少し離れたところに ”Cooking area” という文字発見!早速行ってみることにします。

キャラバンエリアを通り越してキャンプ場の奥へ進みます。

するとテントマークの付いたエリアになりました。

高校生くらいの団体が大勢でテント張ってます。

あっ!あれじゃない!?
キャラバンエリアからはかなり離れたところに建物がありました。キッチンはテント泊の人向けに作られたのかもしれません。

手前の建物はトイレ&シャワー。

もう一つの建物がキッチンです。

入り口に食事スペースもあります。

中に入ってみると、確かにキッチンです。

しかし恐れていたことが起きてました。コンセントは全部、高校生の団体のスマホ充電に使われてます!

奥にも広い食事スペースがあるけれど、ここにはコンセントはありません。

困ったなぁ、、、、。

頭にきたから、タイガー君使う時だけ冷蔵庫の電源抜いてやろうかなぁ、、、d( ̄  ̄)

そもそも、こんなに調理器具が置いてあるのにコンセントが少なすぎです。

どうしようか悩んでいたら、引率の先生みたいな人が一人来て自分のスマホを抜いて持っていきました。やった!ようやく気付いたか!!
その後翌朝になっても、そのコンセントだけは使われずに空いてました。一応気遣いのできるセンセイがいたようです(^人^)
最後にもう一つ紹介するものがあります。チェックイン時に「朝9:00〜11:00まで、ビーチ近くのサウナが無料で使える」と言われたんです。今日こそサウナだ!!
と張り切って向かいますが、サウナは結構遠いです。キッチンのさらに先です。車で行ってもいいくらいの距離です。

はい、到着。実際車で来てる人もいます。

入り口は道路の反対側です。

目の前はビーチです。ビーチといっても湖だと思います。

水着で湖とサウナを行ったりきたりしてる人もいます。

近くにはこんな小屋もあって、

脱衣所みたいです。

サウナは左右で男女分かれてます。11時までは結構人がいて写真は撮れませんでした。11時過ぎに行ってみたらドアが開いてたので、写真だけ撮らせてもらいました。

女子サウナです。

中に入るとまずこのようなスペースがあります。皆さんここで服を脱いで、ここに置いていきます。ロッカーなんてものはありません。

奥に進むとトイレがあり、

隣がシャワールームです。
よく ”日本の大浴場は裸になるから恥ずかしい” と聞きますが、皆さんここで裸でシャワー浴びてます。大浴場と一緒です。

シャワーの隣がサウナ。
そのまま裸で入るのかと思ったら、ドアの取手にバスタオルを掛けておいて、それを巻いてサウナに入っていきます。なるほどです。

サウナの中はそれほど広くありません。皆さん腰の周りにタオルを巻いて座ってます。

小窓からは湖が見えます。『ということは外からも見えるのでは!?』と心配したけれど、外からは見えませんでした。大丈夫です。

男子も設備は全く一緒です。ぴーよしは近くにいた人に「裸で入るのか?それとも水着を着るのか?」と聞いたら「your choice」と言われ、裸で腰にタオル巻いて入ったそうです。他の人もそうだったらしいです。女子はみんな裸だったので、迷うことはありませんでした。
というわけで、初めてのフィンランドサウナを経験しました。日本でサウナに入ることはまずないので特別な感動はありませんでしたが、まあ入れたから良し(^人^)無料だしね♪
泊まった感想
チェックアウトは何時でもいい、と言われたので13時頃まで居座ってました。施設の使い勝手は、正直あまり良くありません。その割に値段が高いです。
良かったことは、フィンランドサウナに入れたことくらいですね。現在キャンプ場は改修工事中で、臨時休業してます。2026年になるともう少し色々改善されるようなので期待したいところです。

妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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