ホテルアオキ(那須野ヶ原温泉)

2024年9月訪問
今回ご紹介するのは、大田原市にあるホテルアオキです。源泉掛け流しの温泉大浴場付き、値段も手頃だったので予約しました。
というわけで、到着。

平日の夕方なのに建物前の駐車場は結構混んでいて、どこに駐めようか悩みます。

後で気づきましたが、道路を挟んだ向かい側にも広い駐車場がありました。

もっとよく見たら、隣の敷地だと思っていたところもホテルアオキの駐車場のようです。

荷物を持って建物に向かいます。

玄関の横にこんな入り口がありました。以前はこの奥に、日帰り入浴用の受付があったみたいです。今は日帰りの人も正面玄関のフロントで手続きしてください。

建物内に入ると、すぐにフロントです。

名前を告げてチェックイン手続き済ませたら、カウンターの上から自分サイズの浴衣と歯ブラシ、髭剃り等をピックアップ。

フロント前にはロビースペースもあります。

鍵を受け取って部屋に向かうのですが、部屋に行くためには左手の階段で2Fまで行かなくてはなりません。

階段を上らずに真っ直ぐ進むと大浴場です。

まずは部屋に行くので階段を上ります。

連絡通路を通ってエレベーター前に到着。増築を重ねたのか、館内はちょっとした階段が多いです。

エレベーター前には電子レンジが置いてあります。

お部屋
2F以上の部屋の人は、ここからエレベーターで宿泊階に移動します。ぴーぱーは2Fの部屋だったので、エレベーター横の廊下を進みました。

今回じゃらんで予約したのは
プラン名:お食事いらず♪シンプルステイプラン♪【素泊まり】
★天然温泉100%を堪能★家族風呂/駐車場無料!
部屋タイプ:◇禁煙◇和洋室アウトバス(57㎡)Wi-Fi接続無料
平日泊:2人一部屋 1人 / 3,900円(入湯税別)
じゃらんで予約した場合、支払いはオンラインカード決済のみです。チェックイン時に入湯税だけ支払います。

こんなに広い部屋は必要ないけれど、予約時はこの部屋タイプが一番安かったので和洋室を選びました。現在は28㎡のツインルームの方が安くなってます。

4ベッドのうちセットされてるのは2台のみ。ベッド幅が広く、寝具も清潔感があって寝やすいです。隣のベッドはそれぞれ物置きとして便利に使わせてもらいました。

周りは住宅街。

和洋室と言っても洋室に畳を置いただけ。ここに布団を敷けば、まだ何人か泊まれそうです。

広い畳の一角にテーブルと座椅子。座椅子があるのは嬉しいけれど、座布団はかなり薄いです。

テーブルの上に湯沸かしポットとお茶セット。お茶菓子はありません。

大広間メニューも置いてあります。

出入り口ドアの横にもテーブルとイスがあります。


テーブルの上にバスタオル、フェイスタオル、浴衣の紐。

スリッパはビニールタイプのみです。

洗面台は2つあります。

洗面台には固形石鹸とコップ完備。ペーパータオルがあるのは親切です。


冷蔵庫は安心の2ドアタイプ。

トイレはウォッシュレット付きです。

部屋鍵は一本。何人で泊まっても一本ですかね?

2Fの部屋は全て同じタイプのようです。

照明がたくさんあって明るい部屋です。清掃は行き届いてるけれど、部屋に弁当みたいな食べ物のニオイが染み付いてるのが気になります。建物が古いので仕方ないのかもしれません。
Wifiの電波が弱く、たまに繋がりにくくなるのも気になりました。
大浴場
それでは大浴場に行ってみましょう。エレベーターホール前の階段を数段上ったら、すぐに右に曲がります。

フロント方面へ向かうのとは違う渡り廊下を進むと、

正面に大広間があります。

大広間前の案内を見て「しまった!パスポート持ってくれば良かった!」と思ったあなたは間違ってます。 ←ぴーよしは心底悔しがってました

”パスポート” とは日帰り入浴のパスポートです。←普通わかると思うけど
『食事が半額なんて太っ腹だなぁ』と感心したらなんと!月間パスポートは1人16,000円、年間パスポートは1人180,000円です!!買う人いるんでしょうか!?

大広間は7:00〜8:30の間、朝食会場になります。
中の様子を見てみたかったけれど、いつ通っても襖がピッタリ閉まってて、とうとう見ることは叶いませんでした。

大浴場へは、大広間前の階段を下りていきます。

逆に日帰り入浴に来て食事をしたい人は、この階段を上って大広間に行くことになります。

1Fに着きました。ソフトドリンクの自販機がたくさん置いてあります。

1Fにも座敷があり、ここは湯上り処として使えるようです。

男女別の入り口が並んでます。

まずは男湯からご紹介しましょう。
脱衣所は比較的広く、窓が大きくて明るいです。100円リターン式のロッカーと脱衣カゴの置かれた棚が並んでいて、中央にイスが置いてあります。洗面台は4つでドライヤー完備、化粧品はありません。給水機は置いてあります。
分析書が掲示されていました。源泉名は、那須野ヶ原温泉。源泉温度57℃、PH9.3のアルカリ性単純温泉です。
浴室も広くて明るいです。壁に沿って洗い場が10箇所くらいあり、ボディソープとリンスインシャンプーが間引いて置いてあります。隣との距離はかなり近いです。
内湯は、一面ガラスブロックになっているローマ風呂風の大きい浴槽があります。57℃のお湯に加水してないので、結構熱めです。その他やや小さめの温泉ジャグジー風呂もあり、どの浴槽もオーバーフローしています。サウナと水風呂もあります。
露天風呂へは、少し長めの小径を通って行きます。屋根付きの大きい岩風呂で、露天は入りやすい温度です。天気が良かったので気持ちよく入浴できました。
続いて女湯です。
暖簾をくぐると靴箱があり、そこに靴を入れたらドアを開けて脱衣所に入ります。女湯の脱衣所も広くて明るく、基本的な装備は男湯と同じです。
浴室も明るくて広いです。女湯は壁で囲われた一角が洗い場になっていて、6箇所ずつ背中合わせにシャワーが設置されています。隣同士との距離が近い上に背中合わせでシャワーを使うので、他の人のシャワーのお湯がかかりやすいです。気を付けて使っていても、多少はかかるんじゃないかと思います。夕方は人が多かったので特に大変でした。ボディソープとリンスインシャンプーが間引いて置いてありますが、日帰り入浴の人は皆さん自前のお風呂セットを持ってます。
女湯は手前が洗い場で、その次にやや小さめのジャグジーと寝湯が向かい合ってあり、一番奥にガラスブロックのローマ風呂があります。ローマ風呂は熱めのお湯で、ジャグジーと寝湯は適温です。
露天風呂へは数段の階段を下り、小径を進んだら到着。こちらも屋根付きで大きめの岩風呂です。女湯は露天の横にサウナと水風呂があります。サウナは結構大きいのに、水風呂は何かの間違いかと思うくらい小さいです。
露天の浴槽は、源泉投入口の横に飲泉用のパイプも出ています。飲んでみると少し塩っぱく、ほんのり硫黄臭もするようなお湯です。これでお粥を作ったら美味しいのでは?と思うお味です。
味もさることながら、ここのお湯はびっくりするくらいヌルヌルです。さすがPH9.3!加水してないから成分も薄まってないし、これは日帰り入浴客が多いのも頷けます。パスポートの料金設定が強気な理由もわかりました。ちなみに1回の日帰り入浴料金は、平日1人800円です。その他レディースデーやメンズデーもあるようなので、温泉と日帰りの詳しい案内は公式サイトで確認してください。
貸切風呂&遊び場
ホテルアオキには、空いてれば無料で入れる貸切風呂があります。場所がわからなかったのでフロントで聞いてみると、部屋に行くエレベーターで1Fに下りるように言われました。

なるほど、エレベーターに乗ってみると確かに1Fの右奥と書いてあります。

1Fに着いておそるおそる右奥に進むと、


左右に ”貸切風呂” と書かれたドアがありました。

まずは左側の貸切風呂に入ってみましょう。


こぢんまりした脱衣所です。

洗面台の装備は大浴場と一緒。

では入ってみます。

ドアを開けるとシャワーは3箇所。置いてある石鹸も大浴場と一緒です。

浴槽はこんな感じ。3人入ればいっぱいです。そしてお湯は激アツ!

続いてもう一つの貸切風呂です。

こちらの脱衣所の方が若干広めな感じ。

洗面台は2つで一緒です。

分析書は全ての浴室に同じものが掲示されています。

さて浴室です。

こちらは洗い場が4つと、ややゆとりがあります。

浴槽も、4人くらいイケるかな?お湯は同じで激アツです。

大浴場が明るいのに比べて、貸切風呂は狭くて暗いです。お湯は掛け流しだけど激アツで、水をジャージャー足さないと入れません!入っても、あまり楽しくない貸切風呂じゃないかと思います。
ついでに、突き当たりにある遊び場も見てみます。

入ってみると、中は案外広いです。

卓球台やらビリヤード台やらダーツやら色々置いてありますが、誰もいません。

こんなのもありました。

泊まった感想
最初に到着した時は、『えっ、ここ!?』と思うくらい古い外観で驚きましたが(失礼)、その後温泉に入って『えっ、このお湯すごい!』とまた驚きました。これは入る価値ありだと思います。
設備はとにかく古いけど、清掃は行き届いてるしフロントの人も親切です。値段も手頃なので、機会があればまた泊まってみたいです。

妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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