マレーシア レンタカー旅〜16ペルソナ様

マレーシア レンタカー旅〜16ペルソナ様

今日も200km以上走って、タマンネガラ国立公園を目指します。
道は公園が近づくに連れ、かえって整備されて走りやすくなりました。

あとは一日走っていただけなので、ここで今回のレンタカーの、

ペルソナ様について少し書いておきます。

ペルソナは、マレーシアの自動車メーカーPROTON製です。
マレーシアが自動車作っているなんて知りませんでした。
で、その出来映えですが、

とても良いデキです。真面目に作られたまともな車です。

乗るまでは、信用してなかったし、不安もあったしバカにしていたのですが、
少し走ったらそのイメージは払拭されました。

エンジンはファミリーカーとして十分なパワーがあります。坂道でも根を上げません。
ハンドリングもしっかりしてる。ブレーキもキチンと効く。
乗り心地は、少し硬めの今どきの味付け。
内装もハデさはありませんが、チープさも無く好印象。
ドアも剛性感あって、“バム!”と閉まります。デイビー(日産サファリ)の少々安っぽい音とは格段の違いです。
車全体を一言で言うなら、上品かつ丁寧に作られた21世紀のファミリーカーとして必要なレベルを満たして少々お釣りが来るくらい。
ヤリス様がチープでがさつでダメダメだったのに比べると格段の違いです。

ただし燃費はリッター20km程度。これはヤリス様の勝ち。

でも充分省燃費です。

まあPROTONも、最初は三菱から技術提供受けていたらしいのですが、
しっかり技術を自分の物にしたわけですね。多分。

でもこうして後発メーカーが、ここまでまともな車を安く作れるとなると、
日本メーカーにとっては本当に脅威ですね。

ただし、欠点も三つあります。
一つは、

アクセル踏んでも再加速しないときがあります。

一定速度で走ってると、アクセル離していないのに、突然エンジンがアイドリングまで下がってしまうことがあります。慌ててアクセル踏んでも吹き上がりません。床まで踏んでもアイドリングのまま。
一旦アクセル離して踏み直せば再加速しますが、どうなってるのでしょう?
特に緩やかな坂を登り切って、登りから下りに転じるときに、エンジンへの負荷が一瞬抜ける訳ですが、その時に発生しやすいです。
また前方が赤信号なのでアクセル離して惰性で走っていて、その後青になったのでアクセル踏んでも再加速しない事があります。
この様な事が日に数回は起きます。おそらくECUのプログラミングミスかバグだと思います。何か間違った制御が入ってしまうのでしょうか? 要改善です。

もう一つの欠点は、

右ハンドルなのに、ワイパーが右側に付いています。

本来ウインカーバーが付いてるはずなのに、ワイパーバーが、、、。

冗談ではありません。本当です。
なので、進路変更しようとしてワイパーを動かしてしまいます。日本と同じ右ハンドルなのに。笑えます。
これはおそらく輸出用左ハンドル車の部品をそのまま流用してコストダウンしてるのですね。
つまりマレーシア国内用の使い勝手は犠牲にして、日本のような左側通行の国への輸出も考えないで、右側通行国への輸出最優先なのでしょう。でもある意味メーカーの輸出志向への本気度がうかがえます。
調べたら、イギリス、サウジ、エジプトに輸出してるようです。

三つ目は、

走行中にパーキングブレーキ警告灯が点灯することがあります。

コレはマズイかもしれません。
パーキングレバーは完全に戻されているし、引き直してリリースしても消えない。
でもエンジン止めて再スタートすると消えます。
長距離走っているとなるので、加熱で何かが誤作動しているのかもしれませんが、本当にブレーキが壊れている可能性も。
一応チェックしましたが、フルード漏れは見当たらないし、ブレーキの効きも問題無い。
でもこういう所をキチンと直して車としての完成度を高めないと、

世界制覇は夢のまた夢。

以上、ペルソナ様インプレでした。

タマンネガラ到着!

こんなゲートくぐると、タマンネガラ入口の街クアラタハンが見えてきます。

本当に小さい街です。

道の行き止まりの船着き場。
この先は、渡し船で対岸に渡ります。そこからジャングル内にトレッキングルートが延びている訳です。

泥色した水が、まるでアマゾンの奥地のようです(行ったこと無いけど)。

渡し船桟橋。

これからボートツアーに行くのでしょうか?楽しそう。

明日は、ジャングルトレッキングの予定です。

■Hana Guest house

今日のホテル。この宿の詳細は、ぱーのブログへ↓

部屋でネットがつながらないので、夕方外のテーブルでネット作業。

今日の移動距離223km。

この山奥でも夜になると爆竹が、、、ウルサイ。

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