D’ BUNGA HOTEL BUKIT BUNGA BILIK STANDARD QUEEN(タナメラ)

D’ BUNGA HOTEL BUKIT BUNGA BILIK STANDARD QUEEN(タナメラ)

2024年4月訪問

ペナン島からマレー半島の東海岸へ抜ける途中に泊まる宿を探していて見つけたのが、D’ BUNGA HOTEL BUKIT BUNGA BILIK STANDARD QUEENです。

”アパートメント” と書いてあり、一部屋しかなかったので早めに予約を入れました。2日前まではキャンセル無料です。

気を付けなくてはいけないのは、チェックイン時間が17:00までなこと。それとアパートメントだからなのか、”チェックイン方法はチェックインの3日前より確認いただけます” と書いてあります。The One Vacation Homeのように、オーナーから直接鍵を受け取るのかもしれません。

まだ宿泊は先だし、チェックイン日が近づいたら確認しようと思っていました。ところがチェックイン前日の夜に見たら ”チェックイン方法を確認する” のボタンが押せなくなってるじゃないですか!

なんで!?

慌ててagodaのメッセージ機能を使って「16時頃に到着予定だけど、鍵はどのように受け取ったらいいですか?」と問い合わせました。すると「レセプショニストがおりますので、到着時にその者からお受け取りいただけます」と返事が返ってきました。

レセプショニスト??

一棟貸しのアパートメントだと思ってたのに、なんとレセプションがあるみたい。改めてGoogleマップのストリートビューで確認してみると、外観は普通のホテルです。

というわけで到着した所は、全く普通のホテルでした。

周りはこんな感じ。こういう長屋続きの建物の一番端にホテルは建ってます。

駐車場は建物前に2台分くらいあります。このように余裕で駐めてたら、翌朝隣にもう1台駐まっていて驚きました。

3台くらい駐めることもあるようなので、できるだけ詰めて駐車しておいた方がいいです。

隣の食堂は深夜まで営業していて、音楽とフライパンの音が1時過ぎまで続いてました。

ここがホテルの入り口です。

中に入ったら靴を脱いで、階段を上ります。

階段を上り切ったところがレセプションです。

到着時はここにレセプショニストの若い男性が座っていて、笑顔で出迎えてくれました。そして、ぱーにも向かいのイスに座るように促します。

向かい合って座り、チェックイン手続き。パスポートを男性に渡すと、レセプショニストは手書きでノートにパスポート番号を書きこんでいます。

後ろのソファにはやはり若い男性が寝そべってました。彼も関係者らしく、笑顔でウェルカムな感じです。

部屋の隅に冷蔵庫が置いてあるのを発見したので「あの冷蔵庫は使ってもいいんですか?」と聞いてみると、「どうぞ」との返事です。

やった!!思いがけず冷蔵庫ゲット・:*+.\(( °ω° ))/.:+

中は私物満載ですが、そんなこと構っていられません。チョイチョイと詰めてビールを入れさせてもらいます。でも中身が見えないように、色付きの袋に入れるイスラム教徒への気遣いは忘れません。

冷蔵庫の上にはお皿も置いてあります。

後で男性が寝そべってたソファ横の窓の外を見てみたら、

ベランダに立派な屋外キッチン設備があってびっくり。

どうやらホテルとして貸し出してる部屋以外に、ここに住んでる住人もいるみたいです。レセプション周辺は彼らの共有リビングで、ここで調理をしてリビングで食べてるみたいです。夕方になったらご飯を炊くいい匂いがしてきました。

翌朝はリビングを掃除してる人もいました。不思議なことに、みんな若い男性です。

レセプショニストの彼は鍵を渡すと「僕らは18時過ぎたら礼拝に行かなくちゃなりません」と言いました。イスラム教のお祈りの時間なのでしょう。だからチェックインは17時までなんですね。ここに住んでる男性はみんな、敬虔なイスラム教徒のようです。

 

お部屋

ぴーぱーの部屋は、レセプションのすぐ横でした。

今回agodaで予約したのは

1 X アパートメント16 m²(172 ft²) | クイーンベッド 1台
一部屋1泊 / MYR 73.45(当時のレートで2,410円)

新掲載物件割引とかで、33%オフになってました。

予約サイトの写真通りの部屋です。部屋のインテリアが女性っぽいので、てっきり女性がオーナーのアパートメントだと思ってました。

部屋の隅の机の上にバスタオル。ぴーよし曰く、もう一つ畳んであるものはイスラム教徒がお祈りする時に床に敷くカーペットだそうです。

「テレビが映らないんですよ」と申し訳なさそうにレセプショニストは言いましたが、テレビは見ないので必要ないです。「テレビはいいけどWifiは使えますか?」と聞くと、壁にパスワードが貼ってあると教えてくれました。問題なく使える速度です。

部屋の出入り口正面のドアを開けるとバスルーム。

一見アメニティ多めに見えるけど、実際に使うのは洗面台に置いてあるボトル石鹸だけです。

一番衝撃的だったのはシャワー。

なんと!正真正銘の水シャワーなんです!!『どこにスイッチががあるんだろう、、、?』としばらく探した後に気付きました。温水器がないんですよd( ̄  ̄)

いくら暑くて生ぬるい水が出るとはいえ、ここの住人は毎日水シャワーを浴びてるんでしょうか!?

ついでにトイレットペーパーもありません。トイレットペーパーホルダーすらないので、敬虔なイスラム教徒にトイレットペーパーは必要ないのかもしれません。

部屋は天井が高くて圧迫感が少ないです。なんとなく、遠い昔にロンドンで泊まった安宿に雰囲気が似ています。

窓には鉄格子。窓からは隣のレストランの音楽とフライパンの音が聞こえてきます。

一見可愛らしいベッドリネンですが掛け布団はカバー無し、シーツは年季が入ってます。枕カバーは一応外せるようになってるけど、替えてのるかどうか疑問です、、、。

どう見ても女子の部屋ですよね!?

でもあちこちで詰めの甘さが感じられて、管理は男性がやってることがわかります。

床は裸足で歩くのは躊躇するくらいザラザラです。建物の入り口で靴は脱いできちゃったので、部屋の中ではサンダルを履いてました。

 

泊まった感想

なんとも不思議な雰囲気の漂うホテルでした。街全体の雰囲気も独特で、かなりイスラム色が強いです。近くのスーパーに買い物に行ったら、99%近い客がイスラム教徒のようでした。

ホテルとは関係ないけれど、この街でビールを買うのは難しいんじゃないかと思います。スーパーにはもちろん売ってないし、他の街では売ってるコンビニもここでは売ってません。ビールは西海岸で多めに買ってから東海岸に移動したほうがいいです。

周辺で見た中では最安だったので選びましたが、想像してたのとは全く違った宿で驚きました。でも思いがけず冷蔵庫が使えたのは良かったです。

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