アフリカ治安地図2024.08 ぴーぱー近況
※半年ごとの定期記事です。 前回の「アフリカ治安地図」の記事は↓
2024年8月現在のアフリカ治安地図です。(↓)
この半年で、アフリカ大陸で色が変わった部分はありません。
良い面も悪い面も現状維持です。(無論、細かく見れば状況変化したエリアもあるでしょうが)
しかし視野を少し広げて見ると、
二年半経っても終わりが見えないロシアによるウクライナ侵攻。
イスラエルによるガザ侵攻も、何度か行われた停戦交渉も全て失敗。さらにイスラエルによるレバノンのヒズボラへの本格侵攻の恐れや、イランの報復準備など、戦火の拡大が懸念されています。
気付けば、イスラエルは全面オレンジ色に。
(半年前は、オレンジ色は一部分。大半は薄オレンジ色だった)
イランも全面オレンジ色。(半年前は2/3が黄色)
そしてレバノンは赤一色に。(半年前は、全面オレンジ〕
一体この先、どうなるのか?
日本人オーバーランダーを取り囲む状況としては、
①境港→ウラジオストクの定期カーフェリーが、2024年8月に再就航したものの、車の輸送については運航会社のドゥウォン・シッピング公式HPでは、「お問い合わせください」と書かれていて、本当に運んでもらえるのか不明。
たとえ運んでもらえても、ウラジオからヨーロッパまで車で自走するにはロシア国内の状況が危険すぎます。
②車をコンテナ船で日本→ヨーロッパへ運ぶ方法も、スエズ運河が通れないので、アフリカ最南端喜望峰を迂回しなければならず、費用がかさむという状況が続いています。
ここでぴーぱーのリアルタイムの状況ですが、、、
愛車デイビーで海外ドライブ旅するぞ!するぞ!と言って、このブログを立ち上げたのが2019年。
その後、新型コロナバンデミック、ウクライナ侵攻による逆風や、親介護などいろいろあり、なかなか出発出来ず。
でも2024年8月現在、個人的状況としては、出発しようと思えばいつでも出発可能な状況になったのです。
実はこの5月から、デイビーをヨーロッパのどこかの港へコンテナ輸送すべく、船会社との交渉を進めて来ました。
ところがこれが難しくて、、、。
何が難しいかというと、まず運んでくれる船会社が見つからない。断られる。
断られる理由としては、
〇自家用車を車検抹消しないで海外へ輸出するなんて制度的に出来る訳無い。
〇たとえ出来るとしても、当社は経験が無いので請けられない。
さらに
〇個人相手の取引は出来ない。法人取引のみ。というカンジです。
制度的にはなんの問題も無く輸出可能なのですが、、、。
これまで十社近く交渉しました。
その度に、オーバーランダー旅とは?から始まって、それが欧米では割と一般的であること、特別なVISAや許可は不要で誰でもできること、車は車検抹消して相手国に恒久輸入するのでは無く抹消せずに国際ナンバーに付け替えて一時輸入したいこと、一時輸入ならば高額な輸入関税を回避できること、一時輸入には輸入国のみ有効なのと全てのEU諸国で有効なのの二種類あるので後者で手続きすること、EUは自動車カルネ非加盟なのでカルネ不要なこと、現地で車の再登録はしないこと、再登録しないのでEUの排ガス規制(ユーロ6)に適合させるための改造は不要なこと、荷物も通関すること、でも荷物は携帯品扱いなので無税なこと、等々を延々説明して、、、、最後に断られるの繰り返し。疲れます。
きっと変なヤツだとお思いなのでしょう、、、ニガ笑
そう思われるのも無理ありませんが、
オーバーランダー文化が日本では全く認知されていないのを痛感します。
それでも捨てる神あれば拾う神あり。
ようやくとある会社から見積もりを頂戴しましたが、
日本→イギリスへのコンテナ輸送代+日英通関諸費用一式で、
まさかの200万円!!!
これが相場的に高いのか安いのかは解りません。でも、
ぴーぱーには払えないことだけは確か。
高額の原因は、ズバリ!
スエズ運河と円安。
スエズ再開と、円高になることを願う今日この頃です。
ぴーぱー夫婦の だんなのぴー:車担当。
四駆、旅、登山、星、温泉、お遍路、DIY、野菜づくり、マグロ好きの50代。別名マグロよしのり。2020年3月退職。
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