湯元 啄木亭(湯の川温泉)
- 2024.07.29
- 北海道 今夜の宿 日本-2016~2024
- 温泉, 2食付き
2023年12月訪問
JTBきまま北海道4泊5日プランで函館に行くことになり、1泊目の宿に選んだのが湯元 啄木亭です。
選んだ理由は、市電湯の川温泉駅から歩いて行ける距離だったから。以前泊まった花びしホテルのすぐ近くです。
というわけで、到着。
歩道にも雪が積もってますが、なんとか歩いて来られました。
今日は車じゃないけれど、次回に備えて駐車場をチェックしておきましょう。
まずは第一駐車場から。
グループホテルである海峡の風と共用の平置き駐車場で、かなり広いです。
第二駐車場はタワー式。
出入りの時間制限はあるものの、高さ2.4mまで可能なので大抵の乗用車は駐車可能だと思います。どちらも駐車料金は無料です。
では館内に入りましょう。
中に入ると広々したロビースペース。
キレイなお庭も見えます。
フロントは右手の奥にありました。
チェックイン手続き後、アメニティコーナーから必要なものをピックアップして部屋に向かいます。
サイズ違い用の浴衣も置いてあります。
お部屋
予約時に高層階リクエストをしておいたせいか、お部屋は客室階としては最上階の10Fでした。
エレベーター横の自販機ではアルコールも販売しています。
5日くらい前に予約して、選べたのはツインルームだけでした。
22㎡のツインルームです。
歯ブラシはアメニティコーナーから取ってきましたが、ベッドの上にカミソリ等が入ったバッグが置いてあります。なぜ歯ブラシだけ別なのか?不思議です。
浴衣はサイズ違いで1人/4枚も置いてあります。
スリッパはビニールタイプのみ。
窓の横にイスとテーブルがあるのはいいですね♪
テーブルの上にお菓子2種。
窓からは函館山が見えます。
テレビは小さめ。
入り口の方に戻って、
姿見の向かいにクローゼット。靴べらとか消臭スプレーも入ってます。
入り口ドアの横に冷蔵庫。中にはサービスの2Lペット水とグラスが入ってます。
冷蔵庫の上に湯沸かしポットと茶器。ティーバッグはアメニティコーナーから持ってきてください。
最後にユニットバスルームです。
洗面台周辺にドライヤー、手拭き用の新しいタオル、石鹸類が置いてあります。
石鹸の種類はこんな感じ。
使わなかったけど、浴槽はそれほど大きくありません。
部屋の鍵は2本もらえます。オートロックではないので締め忘れ注意です。
設備は古いけど居心地は悪くない部屋です。Wifiの速度も問題ありません。眺望も楽しめました。
大浴場
館内をチェックしながら大浴場に行ってみましょう。
そういえばチェックイン時に、館内案内的な紙は渡されませんでした。仕方がないので、この館内案内図を頼りに行くことにします。
まずは1Fに下りてきました。
1Fの自販機は種類豊富。
売店もあります。
チェックイン時に真昆布餅の引換券を頂いたので、売店で引き換えました。嬉しいお土産です♪
こちらはエンジョイスペース。
中に入ると文庫本やガチャガチャ、
奥には卓球台もあります。
そのほか遊具が色々置いてあるので、
詳しい利用方法はフロントで確認してください。
続いて3Fのランドリーコーナーです。
洗剤自動投入の洗濯機300円、20分100円の乾燥機がそれぞれ3台ずつ設置されています。
大浴場は最上階の11Fです。
エレベーターを降りると正面に休憩処 松風庵。
夜は夜景も眺められます。
松風庵の隣は、マッサージコーナー。
浴室は、数段の階段を上ったところにあります。
男女のお風呂はほぼ一緒です。
脱衣所は広いです。壁に沿って脱衣カゴの並んだ棚があり、無料の貴重品ロッカーもあります。洗面台は5ヶ所くらい、女湯はさらに仮設の化粧台スペースも設けられています。男女ともに化粧品完備です。
また窓際にイスとテーブルが置いてあり、その横に函館空港の飛行機発着時刻が掲示されています。時間になると、そこから飛行機が見えるのでしょう。面白いサービスです。
分析書を見ると、源泉名は湯元 啄木亭1号井。源泉温い度63.1℃、PH6.5のナトリウム・カルシウム-塩化物泉です。掛け流し循環併用で加水なし、塩素投入、露天風呂のみ加温ありです。
浴室もすごく広いです。壁に沿ってズラッと仕切り付きの洗い場が並び、シャンプー類はDHCです。ハンドソープ兼のフェイスウォッシュの他に酒粕やコラーゲンの洗顔料もあるので、利用希望の方は探してみてください。
内湯は窓に沿って長細い浴槽があり、熱めとぬるめに分かれています。サウナにも窓があり、外を眺められるようになってます。サウナの横にある壺風呂は水なので気を付けてください。
内湯から露天に出られるようになっています。岩風呂の浴槽はそれほど大きくないけれど開放感があり、坪庭風の造りで風情もあります。宿泊時は植栽に雪が積もっていて雰囲気がありました。露天のお湯は熱めです。
大浴場の詳細は、公式サイトをどうぞ。
夕食
食事は希望を聞かれることもなく、朝夕ともに決められた時間の食券を渡されました。夕食時間は17:30からと早めだけど、時間制限はないそうです。その代わり飲み放題は60分・グラス交代制です。
入場時間17:30〜17:45と書いてあったので、
17:40頃、会場に行きました。
出入り口にはテイクアウト用のコーヒーが設置されています。
入り口で食券を渡すと席に案内されました。食事スペースは食べ物の奥です。
席に座ると、飲み放題の時間が書き込まれた札をテーブルの上に置かれます。60分制ですが、会場到着から10分くらいは長く書いてくれます。ぴーぱーの札には ”18:50まで” と書いてありました。
さて何を食べようかな♪
まず刺身・寿司コーナーはマグロ、サーモン、タコの握り。
刺身は4種盛り。
続いて函館・道南グルメ紀行コーナー。啄木亭のコンセプトは「食べる函館観光」です。
ここには函館及び道南の名産品を使った創作料理が並んでます。
ホッケのフライ、
函館産ブリ大根、
ザンギなど。
続いてサラダコーナー。
ドレッシングも各種揃ってます。
こちらは、焼いて楽しむ!炊いて味わう!コーナー。
卓上で炊き上げるイカの釜飯。
シーフードカレー、白米は北海道産ななつぼし。
これは凄い!卓上で焼肉ができちゃうんです!牛肉とラム肉があります!!
ここは出来立てメニューのコーナーです。
”出来立てメニュー” のはずなのに、マシンの味噌汁とはこれいかにd( ̄  ̄) でもこだわりの品らしく、出汁が効いてて美味しかったです。
出来立てコーナーではラーメンを注文できます。注文するとフードコートのようにコールボタンを渡されて、出来上がると呼ばれる仕組みです。おかげでアツアツが食べられます♪
特選お惣菜コーナー。
その隣はスイーツコーナー。
函館牛乳で作ったソフトクリームマシンもあります。
その他のスイーツも豊富です。
無料のソフトドリンクマシン。
こちらはアルコールの飲み放題コーナーです。
ハイボールやサワーもセルフサービスで作れます。
生ビールや熱燗もあります。
ワインもありました。
さて、最初に一通り取ってきてこんな感じ。
焼肉は一緒に野菜も置いてあるサービスぶりです。
道南グルメ紀行の真鱈と豆腐のピリ辛トマト煮、クリームシチュー、ラーメンサラダ。
釜飯も炊いてみました。
ちょっと味濃いめだけど、アツアツで美味しいです♪
白米も美味しい(^人^)特選お惣菜と一緒に頂きます。
デザートは、ほぼ全部盛り。
コーヒーは函館の老舗、美鈴珈琲です。
思いがけず付いてきた飲み放題ですが、60分は短いです。何を食べようか悩んで取ってきて、ようやく落ち着いて食べ始めるともう1時間経ってる感じ。「飲み放題終了です」と札を下げられた時は、悲しい気持ちになりました、、、。
18:00頃はガラガラだったのに、19:00過ぎたら急に外国人客が増えて驚きました。20:00になってもまだ新規客が入ってきます。みんなツアー客のようです。
なるほど、だから個人客は17:30なんて早い時間に食べさせるわけですね。
それでもメニューは豊富だし、食べる時間に制限はないので楽しめます。食べ終わった食器も重ねておくと下げてくれるので、安心して食べられます。外国人スタッフも日本人スタッフも皆親切です。
寿司と刺身以外は概ね美味しかったです。特に、温かいものが食べられたことが良かったです。
朝食
朝になりました。朝食は8:00〜9:00の一択です。
朝は団体客は早く食べ終えたようで、8:00に食事会場に向かう時はもうスーツケースを持ってエレベーターに乗ってきました。
朝食は夕食とは違う会場でした。
朝は自由席です。
朝食会場も窓なしの宴会場で、朝の爽やかさは全くありません。
さて何を食べようかな♪
朝食も、道南グルメ紀行です。
函館といえば松前漬け、イカの塩辛、たらこ?
それから豚肉とセロリのマリネとか、サーモンとかニシンとか。
八雲町からはベビーホタテの唐揚げ、
隣はイカと芋の甘辛煮、マカロニグラタン。
続いて、朝の定番メニューコーナーです。
サバの味噌煮。
蓋閉まってるけど、中は鮭の塩焼きです。
それから卵焼きと、ソーセージ。
反対側に回って海鮮粥と、白米は北海道産ななつぼし。
納豆。
牛すじカレーとコーンスープ。
こちらは特選 お惣菜コーナー。
浅漬けや煮物、
海苔の佃煮や、梅干しとか。
裏側はファイヤーグルメ。
”ファイヤーグルメ” なんて名前は勇ましいけど、お蕎麦です。
おつゆ2種。
それから湯豆腐。こちらもタレは2種類。
サラダコーナー。
出来立て!注文メニューは、
イカ刺しぶっかけ丼、焼き立てベーコン。
目玉焼き。
クロワッサンも焼き立てです。
お味噌汁はマシンだけど、出来立てコーナーにあります。
サラダコーナーの裏側がスイーツ。
スイーツ盛り沢山です♪
ソフトドリンクマシン。
朝も函館牛乳ソフトクリームあります。
洋食でまとめるとこんな感じ。
和食だとこんな感じ。
イカ刺しは硬くて噛みきれません。それから蕎麦つゆは出汁が効いてなくて、残しちゃいました、、、。
カレーは、まあ普通。
スイーツ全部盛り。
コーヒーは美鈴珈琲です。
夕食会場も暗くて古い感じでしたが、朝は見事な宴会場です。テーブルが大き過ぎて、向かい合って座ると喋るのが大変でした。
メニューは夕食同様、郷土色が出ていて楽しめます。ただ、朝は味が微妙なものが多かったですね。それから洋食メニューが少ないように感じました。パンもクロワッサンだけです。
そして、こんなにたくさん料理があるのに食事時間が1時間は短過ぎます。でも他の人は早く観光に行きたいようで、最後は誰もいなくなってしまいました。
泊まった感想
チェックアウトは自動精算機で行います。すぐ近くのフロントには人が2人も立ってるのに、1台しかない自動精算機には列が出来てました。
新幹線とのパック料金なので、今回のホテル代がどのくらいの金額なのかわかりません。同時期にじゃらんで同じような内容のプランを見ると、1人/13,000円弱です。
サービスや食事内容は悪くないけれど、食事の時間を選べないのはやや不満。団体客が多い割には、お風呂が混み合うことはありませんでした。
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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