タイ レンタカー旅〜26カオヤイ国立公園ガッカリ

タイ レンタカー旅〜26カオヤイ国立公園ガッカリ

今朝の朝食。

ホテルの無料パンとコーヒー。

■カオヤイ国立公園

世界自然遺産の国立公園です。
野生の象が見られるそうです。
元・山屋のぴーぱーとしては美しい自然の中を歩けるので楽しみです。

ホテルから約30km走って、公園ゲートまでやって来ました。
ここで入場料を払います。

入場料は、写真の三角屋根のゲートで払います。以前はオンラインで事前決済が必要だったらしいですが、現在(2024年2月)は現金でOK。一人400バーツ×二人+車乗り入れ代30バーツ=830バーツ(約3300円)も払いました。高え!

入場したらさらに13km程走って、ビジターセンターへ向かいます。
トレッキングコースはビジターセンター周辺にあります。

象注意の標識に期待が高まります。

ビジターセンター到着。

車はビジターセンター駐車場に駐めます。

センターのカウンターで地図をもらいます。
地図はカウンター上には置いていませんが、言えばくれます。

その地図がコレ↓
コースはNo.1〜7まであります。1、2、7は無料で自由に歩けますが、それ以外は別途参加費用を払ってガイド付きで歩きます。
山屋のぴーぱーとしては、自由に歩きたかったし、これ以上金は払いたくないので、

無料のNo.1、2、7を歩くことにしました。

今回ぴーぱーが歩いたコースを赤で記入しました。
地図の裏。蛍光ペンの数字は、有料コースの値段。入場料より高い。

●まずはコースNo.1を歩きます。

一番短いコースです。一周1.2kmの周回コース。センター横に入口があります。
車はセンター駐車場に駐めたままです。

コース入口。

入口からの眺めはなかなか美しい。

最初は吊り橋を渡ります。

吊り橋を横から眺めたところ。

でもそこから先の眺めは、こんなカンジ。

まるで日本の裏山の雑木林歩き。眺望無しの約35分。もちろん象なんて出てきません。

歩いて全く楽しくありません。オススメしません。

●つづいてコースNo.7

一周2kmの周回。センターから数百メートル離れたダム湖の道路沿いに駐車場があります。
入口の様子。

で、コース内は、、、

またも全周雑木林歩き。眺望無し。

トラは?

開発が進んだ影響で、今はいないそうです。

と言うことで、ここもオススメしません。一周60分。

●コースNo.2

センターから約8km離れたパークワイマイキャンプ場の駐車場に車を駐めて歩き出します。
センタースタッフにアドバイスもらい、全体の半分の道程を歩きます。一周6km(その内行きの3kmがトレッキングコース。帰り3kmはトレッキングコースに並行している車道を戻ります)。
二つの滝を見られるそうです。

コース入口に、本日のコース状況が掲示してありました。

歩き始めると早々に、オオトカゲ登場。

皆、トカゲ撮影に夢中。

さらに何か落ちています。
中には小玉スイカ大の物も。こればまさしく象の落とし物。期待できそうです。

でもコース自体はヤブ歩き。眺望無し。

しばらく進むと、第一の滝へ20mの看板。

で、これが滝。

日本ではこう言うのは滝ではなく、流れの段差といいます。
他の人たちも、終始無言で“滝”を眺めていました。

気を取り直して第二の滝を目指して進みます。

おっ!ワニ注意!

しかしここからが長かった。
延々続く雑木林歩き。しかも地面にはそこら中に地雷が撒かれています。でも撒き主は現れません。

またルート表示が少ないので、不安になります。
山歩きに慣れているぴーぱーは、こう言うのも経験あるし、事前にダウンロードしたグーグルのオフラインマップで、現在位置を確認しながら歩いたので大丈夫でしたが、それでも本当に滝に向かっているのか、迷っていないか少し不安になりました。
経験の無い人は、かなり不安になるでしょう。進むか引き返すか悩むことでしょう。
まあ道は明瞭で分岐も無いので(何カ所か分岐ありますが、数十メートル先で合流するので、どちらを進んでもOKです)、迷うことはありません。
でも長くて体力的にも疲れます。

全くオススメ出来ません。

最後は熊笹道。ここは本当に熱帯か?これじゃ日本と同じ。

さすがに疲れてきた頃、折り返し地点の駐車場に到着。
あれ?第二の滝はどこ行ったんだ

駐車場の反対側に二つ目の滝がありました。

一応滝ですが、日光華厳の滝見に行った方がいいと思います。

帰りはアスファルトの車道を3km歩いて、車を駐めた駐車場に戻ります。

駐車場到着!

もうヤケクソ。

カオヤイ国立公園をまとめると以下の通りです。
 〇トレッキングコースはNo.1〜7の七つある。
 〇その内無料で自由に歩けるのはNo.1、2,7のみ。他は有料ガイド付きで歩く。
 〇無料コースは歩いても見所無し。眺望無し。日本の裏山雑木林状態。
 〇自然に深みが無い。日本の低山レベルの景色。
 〇特にNo.2は、表示も少なく不安になるので、素人は歩かない方がいい。
 〇象に出会うのは難しい。糞なら沢山落ちているが。トラは生息していない。
さらに、
 〇空気に爽やかさが無い。おそらくバンコクが近いせいで、その大気汚染の影響か?(またはここのところ雨がほとんど降ってなのでほこりっぽいのか?)
またこれはぴーよしの推測ですが、
 〇有料コースを歩いても、美しい景色には出会えないのではないでしょうか?
  理由は、無料コースのすぐ隣の有料コースの景色が劇的に違うとは思えないから。
  自然の深みなら、日本の国立公園の方が断然上です。

景色的には400B払って入る価値はありません。
でも一日歩いて遊べたので、まあよしとします。

■サイモンホテル

公園を後にして約80km走って、今日のホテルに着きました。
このホテルの詳細はぱーのブログへ↓
 

土曜の夜は深夜まで外で、レストランなのかイベントなのか強烈なビートの音楽が鳴り響く。
日本でこんなことやれば、即通報されますが、
それが許されるあたりが、タイの大らかさというか、エネルギッシュなところ。
日本が既に失ったものがここにはまだある。
うるさいけど、まあいっか。

今日の移動距離139km。歩行距離は3コース合計で10km程度。

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