EN RESORT Grandeco Hotel(エンリゾート グランデコホテル)(デコ平温泉)
2023年10月訪問
今回ご紹介するのは、EN RESORT Grandeco Hotelです。紅葉シーズンで翌週から値段が上がるところだったので、その前に駆け込みで予約しました。
というわけで、到着。
車寄せにはスタッフが立っていて、車を付けると荷物用のカートを持ってきてくれます。
駐車場はちょっと離れています。
車内に忘れ物をしないように気を付けたい距離です。
車を駐めて建物に向かいます。
標高1,040mです。
中に入ると正面に暖炉。
左手がレセプションです。
まずはチェックイン手続きです。フロントスタッフは4人中3人が外国人、車寄せに待機してたスタッフも2人とも外国人です。
それでも手続きは問題なく終了して鍵を受け取り、カートを押して部屋に向かいました。
お部屋
お部屋は2Fでした。
今回JTBで予約したのは
プラン名:【スタンダード】小野川湧水がつなぐマウンテンリゾート【朝食付】
部屋/部屋数:スタンダードツイン 禁煙/1室
平日泊:2人一部屋 1人 / 7,700円(入湯税込み)
JTBの公式サイトで予約しましたが、るるぶトラベルプランです。じゃらんにも同じ内容と金額のプランがありました。
34㎡のスタンダードツインです。
手前にソファが2組。1つはソファベッドとして使えて、3人まで泊まれます。
奥に120cm幅のベッドが2台。掛け布団もしっかりしていて、寝心地のいいベッドです。
浴衣はフリーサイズ。おそらく大多数の大人の男性には丈が短いと思います。
部屋はベランダ付き。
でも2Fのせいか?特に眺望が良いわけでもありません。
お部屋は大きな窓が2枚あり、バルコニーから繋がる森も部屋の一部に感じられ、平米数以上に開放的な空間を感じることができます。
と部屋の説明に書かれていたので、どんな部屋なのか期待してました。少なくともぴーぱーの部屋はそれほど開放的ではなく、むしろやや薄暗い感じ。広さは十分ありますけどね。
テーブルの上にお菓子。
部屋の隅の棚の中に、グラスやアイスペール。
引き出しの中にカップやティーバッグ。
引き出しの下の開き戸の中に冷蔵庫があります。
出入り口ドア横のクローゼット内に金庫、羽織、消臭スプレー。スリッパはビニールタイプと使い捨ての2種類置いてあります。
クローゼット向かいのドアを開けると、洗面所。
洗面台には一通りの化粧品が揃ってます。
バスローブまでありました。
洗面所の奥がトイレとバスルーム。
使わなかったけど、バスタブは大きめです。
バスタオルは厚くてフカフカで気持ちいいけれど、 大浴場には部屋のタオルを持っていかなくてはならないので、厚すぎてちょっと大変でした。
部屋の鍵は2枚もらえます。
部屋は落ち着いた雰囲気です。2人なら十分な広さだし、3人でも問題ないんじゃないかと思います。1点、Wifiがちょっと遅いのが気になりました。
館内
大浴場に行く前に館内をチェックしてみましょう。フロント周辺は浴衣で行くことはできません。
正面玄関前にやってきました。
フロントの反対側にコーヒーラウンジがあり、セルフのコーヒーマシンが設置してあります。
ただ利用可能時間が書いてないんです。(改めて公式サイトを確認したら、24時間利用可能と書いてありました)
夜22時頃に行ったら使えませんでした。翌朝は朝食会場にテイクアウトコーヒーがないため、みんながここに立ち寄ります。誰でも利用できるので列ができてます。しまいには水タンクが空になって使えなくなりました。
暖炉の周りはロビーコーナーです。
ロビーの隅にバーコーナー。公式サイトによると不定期営業だそうです。
バーコーナーの奥にワーケーションルーム。
利用可能時間は9:00〜21:00で、仕事や読書に使えるそうです。
暖炉を挟んでバーコーナーの反対側に行くと、
卓球コーナーがあります。
利用可能時間は7:00〜20:00 / 30分500円という案内が出てましたが、2024.7現在公式サイトには ”予約制で所要時間30分/無料” と書いてあります。
卓球コーナーの横から中庭に出られるようになっています。ここはウェルカムテラスです。
ここでは毎日14:30〜17:30の間、無料で焚き火マシュマロ焼き体験ができます。
スタッフの方が棒に刺したマシュマロを渡してくれるので、それを焚き火で焼いて食べます。
子供だけじゃなく、老若男女楽しんでましたよ♪ 眺めも良いです。
館内に戻って、卓球コーナーの横にアクティビティセンター。様々なアクティビティがここで申し込めます。
無料アクティビティの一つである朝さんぽは、結構大勢の人が参加して歩いているのが部屋の窓から見えました。
アクティビティセンターの近くには売店もあります。
スキーシーズン用のロッカーもありました。
デコ平温泉 ぶなの湯
大浴場へ行くには、ロビーやレストランとは違うエレベーターを使います。
廊下の途中に電子レンジと製氷機がありました。
専用エレベーターで1Fに降りてきました。
マッサージやエステもあるようです。
営業時間は16:00〜22:30。
マッサージ&エステの詳しい案内は、公式サイトをどうぞ。
通路を進んで温泉棟に到着しました。
湯上がりスペースの隅に各種自販機が並んでます。
アルコールの種類と値段はこんな感じ。
自販機の奥にランドリーコーナーがあります。
洗濯機と乾燥機が各2台ずつ。どちらも無料で使えます。これは便利♪
下に粉洗剤も置いてあるサービスぶりです。
湯上がりスペースに戻ると、
大浴場の横に無料のマッサージチェアがあります。
マッサージチェアの向こう側はプール。屋内プールは通年営業です。
さて温泉大浴場です。
男湯と女湯はほぼ一緒でした。
掲示されていた分析書によると、源泉名はデコ平温泉。源泉温度26.4℃、PH7.3の単純温泉です。分析書には湧出量毎分29.5Lと書かれていますが、公式サイトを見ると毎分86Lとなってます。どちらが正しいのかはわかりません。
脱衣所はそれほど広くないです。無料の貴重品ロッカーと、脱衣カゴが並んだ棚があります。仕切り付きの洗面台は5カ所くらい。女湯の洗面台には部屋と同じ化粧品、男湯の洗面台には男性用化粧品が置いてあります。冷水機は2台ありました。
浴室も広くないけれど、窓が大きくて明るいです。窓に沿って大きい浴槽が1つあり、壁沿いには仕切り付きと無しの洗い場が全部で9カ所くらいあります。洗い場にはボディソープ、シャンプー、コンディショナーに加えてクレンジングと洗顔料、男湯はシェービングクリームが置いてあります。サウナと水風呂もあります。
露天風呂は内湯の窓から見えます。内湯から短い通路を通って行くと、屋根付きの露天風呂があります。女湯の露天はヒノキで正方形、男湯は御影石の長方形でどちらも結構大きいです。夜は露天の浴槽内が青くライトアップされます。
肝心のお湯は透明で匂いもなく、全く温泉っぽさを感じません。湧出量が少ないので大半は加水でしょうから仕方ないですね。そのせいなのかわかりませんが、入湯税を取らないのは良心的です。塩素臭は内湯はそれほどでもないけれど、露天はやや強めです。
”温泉” に期待せず、入浴を楽しむだけなら雰囲気も悪くないし満足できると思います。いつ行っても空いてたので、のんびり入ることができました。ぶなの湯の詳しい案内は、公式サイトをどうぞ。
朝食
素泊まりと朝食付きの差は2,000円。どうしようか悩んだけれど、せっかくの機会なので朝食付きにしてみました。
朝食は7:30〜10:00(最終入店9:30)まで、1Fのレストランでブッフェです。
7:30過ぎに行ったら、窓際の席はすでに埋まってます。
店内は広く自由に席を選べるので、奥の方のソファ席に座りました。
さて何を食べようかな♪
まずはサラダです。野菜が乾燥してるのがちょっと気になります。
お隣はローストポークとポテト。ハニーマスタードソースはかなり甘いです。
続いて洋食の定番メニュー各種。
カレー。
福島産こしひかりの白米と、あずきとさつまいものお粥。
かぼちゃのスープと、
豚汁。
和食メニューもあります。
焼き魚2種と、ご飯のお供系。
朝ラーです。
デザートは盛りだくさん♪
フルーツも色々あります。
ヨーグルトとスムージーです。
ドリンク各種。ジュースがマシンじゃないのはいいですね♪
洋食でまとめるとこんな感じ。
和食だとこんな感じ。
カレーと、
朝ラーも頂きます。
デザート各種。地卵の手作りぷりんは、激甘でした。
品数はそんなに多くないので、その気になれば全種類食べられると思います。ライブキッチンがないのは残念です。フロントスタッフは半分以上外国人だったのに対し、レストランスタッフは全員日本人でした。皆さん明るく元気で爽やかです。
特別美味しいものはなかったけれど、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
泊まった感想
4F建てと低層で横に広い建物は、ニセコで泊まったニセコノーザンリゾート・アンヌプリに似てると思いました。館内の雰囲気も似てるし、部屋が薄暗いのも一緒です。
部屋は森林側と駐車場側がありますが、どちらも眺望はそれほど期待しない方がいいと思います。それでも館内の雰囲気は高級感があってステキです。ちょうど安い時期だったのもありますが、この設備で素泊まり5,700円はかなりお得!しかもグランデコ裏磐梯ロープウェーの往復チケット付きです。
このロープウェーは運行期間が限られているので、利用希望の方は事前に調べてから予約してください。素泊まりでも無料アクティビティのサービスは同じでした。
ぴーぱーも、また同じ値段で泊まれれば是非再訪したいホテルです♪
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
-
前の記事
S.C. Residence(ムクダハーン) 2024.07.01
-
次の記事
タイ レンタカー旅〜23まさかの!ペットボトルガソリン 2024.07.03
コメントを書く