四万グランドホテル(四万温泉)

四万グランドホテル(四万温泉)

2023年8月訪問

今回ご紹介するのは、四万グランドホテルです。

源泉掛け流しの大浴場付きで、お値段手頃だったので予約しました。

というわけで、到着。

あまり場所を把握せずナビに従って来てみたら、以前入った共同湯「河原の湯」のすぐ隣でした。

これはお湯に期待できるかも🎶

今回は共同湯は素通りして、玄関の方に進みます。

玄関前のスペースは、荷物を下ろすなど一時的な駐停車のみ可能です。

でも帰り際に「ちょっと河原の方を見たいので、20〜30分停めさせてもらえませんか?」と聞いてみたら、快く了承してくれました。

話はチェックイン時に戻ります。

玄関前で荷物を下ろしたら、ホテルの車に先導されて駐車場に向かいます。そして帰りは、その車に乗ってホテルまで戻ってきます。

駐車場はホテルの裏手で、それほど遠くはありません。

最初、チェックアウト後はここに停めさせてもらって河原に行こうと思ってたんです。それをお願いしたら「ここまで戻って来るのは大変ですから、玄関前に停めておいていいですよ」と言ってくれました。ホテルの人はすごく親切です。

さて車を停めたら、ホテルの車に乗せてもらって玄関前に戻ってきます。

ちなみに翌朝は駐車場まで送ってくれます。

玄関前に飲泉所。

では入ってみましょう。

玄関には荷物を運ぶカートや、貸出用の車椅子が置いてあります。

中に入ると、左手にフロント。

フロントのすぐ横に無料の貴重品ロッカーがあります。

チェックインは15時からですが、14時半頃着いちゃいました。先にチェックイン手続きだけ済ませて、もう少しロビーで待つように言われます。

ロビーはすごく広いです。

セルフで麦茶と冷水のサービスがあります。

電子レンジも置いてありました。

奥の方には漫画コーナーも。

フロント前を通って反対奥に行ってみましょう。

まずはキッズコーナー。

さらに進んでいくと、

ゲームコーナーもあります。

14時40分頃になると、ロビーで待っていた人達の名前が順番に呼ばれて部屋の鍵を渡されました。部屋の準備ができたようです。

ぴーぱーも鍵を受け取り、エレベーターに向かいます。

途中に自販機や製氷機があります。

1Fの自販機はソフトドリンクのみです。

お土産売り場もこの辺りにあります。

サイズ違いの浴衣も置いてありました。

 

お部屋

お部屋は清心館の3Fでした。

今回じゃらんで予約したのは

プラン名:【素泊まり】遅いチェックインでも安心♪温泉でゆったりプラン
部屋タイプ:【清心館/禁煙】和室7.5畳~10畳(バスなし)
平日泊:2人一部屋 1人 / 5,500円(入湯税別)

四万グランドホテルは4つの棟から成り、清心館は一番安い棟です。

事前にあまり良いクチコミを見なかったので、ちょっとドキドキしていました。

確かに設備は古いです。

でも文句を言うほどのものでもありません。

ただ冷凍室の霜取りはやった方がいいと思います。

窓からの眺望もよく、開放感のある景色が広がってます。

部屋の方に戻って、

小さめのテレビと旧式の金庫。

テーブルの上にお茶菓子とスティック茶が置いてあります。

お湯と茶器はこちらを使ってください。

クローゼットの中に羽織とタオル。

浴衣はMサイズが置いてあります。

入口の方に戻って、

布団は素泊まりなのでセルフで敷きました。問題なく寝られます。

押し入れの向かいのドアを開けると、

トイレ。

手拭きタオルがないのは残念です。

その横が洗面所。

男性用化粧品と歯ブラシ、紙コップ完備。

なんと、部屋のお風呂も温泉ですよ!

入らなかったけどスゴいですね。

そういえば部屋タイプには ”風呂なし” と書かれていたのに、なぜか温泉風呂付き。

最後に玄関です。

靴箱とスリッパは年季が入ってます。

部屋鍵は1本です。

中央部分が宿泊した清心館で、右が清流館、左が清祥館だと思います。

「清心館だけはやめた方がいい」というようなクチコミもあったのでヒヤヒヤしてましたが、至って普通の和室です。

”風呂なし” のはずが温泉風呂付きだったので、もしかしたらアップグレードでしょうか?でも清心館であることは間違いないと思います。

部屋に入った時、エアコンが17度設定のパワフルで動いてたのですごく冷えてました。でも普通の温度設定にすると止まってしまいました。古くて温度設定がうまくいかないのかもしれません。

気になった点はそのくらいです。Wifiの速度も問題ありませんでした。

 

大浴場・露天風呂「岩船の湯」「室生の湯」

早速大浴場に行ってみましょう。

大浴場は清流館のB1Fにあります。

ぴーぱーの部屋はお隣の清心館ですが、エレベーターは清流館と兼用で、それを使ってB1Fの大浴場に行きます。

3Fのエレベーターホールにアルコールとソフトドリンクの自販機があります。

B1Fに降りてきました。

男女共にここでスリッパを脱ぎ、先に進みます。

大浴場の入り口近くにも貴重品ロッカーがあります。

四万温泉の由来が掲示してありました。

脱衣所の外に給水機が設置してあります。

男女の入れ替えはありません。

まずは女湯の「室生の湯」です。

入ると手前にパウダーコーナーがあり、その奥が脱衣所です。パウダーコーナーには化粧水と乳液、綿棒やドライヤーが設置されています。

脱衣所には脱衣カゴが並んだ棚があります。洗面台もあり、パウダーコーナーにはない化粧品もたくさん置いてあります。

分析書が掲示されていました。源泉名は、四万温泉(岩根の湯)。源泉温度64.5℃、PH6.3のナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉です。加水加温循環等の有無は書かれていませんが、公式サイトによると24時間完全放流の自家源泉掛け流しだそうです。

浴室は半地下で、それほど広くないです。2面が窓なので光が入るようになっていますが、やはりちょっと暗いです。窓に沿って波型(と公式サイトに書いてある)の浴槽があり、反対側の壁一面は洗い場です。洗い場には温泉によくある洗顔料やピーリングが置いてあります。

内湯のすぐ横に露天があり、露天との出入り口付近にはサウナもあります。露天の浴槽は、それほど大きくありません。露天といっても屋根付きです。半地下なので眺望はありません。露天の浴槽の隣に樽湯が2つあります。

お湯は内湯、露天ともに熱めです。もしかしたら加水してないのかも。露天の方が外なだけに多少入りやすい温度だと思います。

続いて男湯「岩船の湯」です。

「岩船の湯」は窓が1つしかないので、さらに暗い感じです。内湯は舟の形をかたどった(公式サイトに書いてある)石造りの浴槽で、すぐ横の露天も同じ材質の浴槽と岩でできています。サウナもあります。

露天はそれほど広くないです。「室生の湯」同様、露天の横に樽湯が1つあります。

半地下でやや暗い浴室ですが、お湯は良いです。源泉を引くために地下になってるのだと思えば気になりません。むしろ上手く窓を使って光を取り込んでるなぁと感心します。

 

展望大浴場「メルヘンの湯」

続いて、清祥館7Fにある展望大浴場「メルヘンの湯」に行ってみましょう。

メルヘンの湯へは、B1Fの大浴場とは違うエレベーターを使って行きます。清山館に宿泊した場合は、ちょっと遠そうです。

到着しました。

一応メルヘンチックな雰囲気にしてますが、経年劣化でメルヘン度がかなり下がってるのが残念です。

浴室前に貴重品ロッカーと給水機があります。

四万の美味しい水をどうぞ。

女湯の脱衣所はキティちゃん一色です。でもかなり年季が入っているので、物悲しい気持ちにもなります。男湯はメルヘン度控えめです。

浴室は展望風呂。夜入ったので何も見えませんでしたが、窓が大きくて、昼間入ったらきっと明るい浴室だと思います。女湯は浴室もメルヘンチック。やや塗装が剥げてる部分もありますが、頑張ってると思います。

メルヘン湯は、7Fまでポンプアップしてるせいか湯温が低めです。B1Fのお湯が熱すぎる方には、7Fの展望風呂は入りやすくてオススメです。

四万たむら 湯巡りパスポート

2食付きプランで予約すると、姉妹館の四万たむらのお風呂に入れる湯巡りパスポートがもらえるそうです。

ところが今回、素泊まりプランなのに湯巡りパスポートもらえました!ありがとうございます!!

というわけで、湯巡りに出発です。

ホテルを出たら駐車場の方に向かい、下の看板を駐車場とは反対方向に進みます。

ここからまあまあ長い坂道の始まりです。

お酒を飲んだ後とか、暑い時寒い時、天候及び体調不良時はオススメしません。

行くまでの道も上り坂で遠いし、着いてからはお風呂もたくさんあるので全部入るのは結構大変です。

ようやく着きました!!

部屋の浴衣を着て行くと、ほぼスルーで入れます。6つのお風呂は館内のあちこちに分かれているので、まず場所を把握することから始めなくてはなりません。

実はぱーは、ずっと昔にここに泊まったことがあるんです。でもどんなお風呂だったのか、全然覚えていませんでした。今回入ってみて、お風呂の数は多いけど一つ一つの浴槽はそれほど大きくないなぁと思いました。

ぱー的には、これなら四万グランドホテルのお風呂に何回も入ったほうがいいなぁという感想です。

とはいえ、全制覇しましたよ!!

番外編:食事会場「グランティエ」

ぴーぱーは素泊まりでしたが、朝食会場(バイキング会場)をのぞいてみたのでご紹介します。というのも、夕朝食会場の「グランティエ」はちょっと離れているからです。

「グランティエ」は清山館の5Fにあります。

清山館以外に泊まってる人は、5Fの連絡通路を通って清山館まで移動することになります。

「グランティエ」入口に到着。

中をのぞいてみると、ずいぶん広い会場であることがわかります。

素泊まりと朝食付きの差額は2,200円。クチコミ評価も悪くないので、機会があれば食事付きで泊まってみたいです。

泊まった感想

施設は古いけど、大型旅館なので必要なものは全部揃っていて居心地が良いです。お湯は源泉掛け流しで、24時間入浴可能。スタッフの方も老舗旅館らしく親切で、安心して宿泊できます。

手頃な値段で素泊まりできて、コスパ最強!!四万温泉に来る時はリビ決定です!!

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