八汐荘(塩原温泉)

八汐荘(塩原温泉)

2022年5月訪問

今回ご紹介するのは、塩原温泉 八汐荘です。

塩原温泉は比較的安い宿が多いですが、その中でもコスパが高そうだったので予約してみました。

到着した八汐荘は、予想をはるかに超えた大型旅館でびっくり!!

玄関前には源泉が出ています。

湯量豊富です。

驚くほどの大型旅館なのに、駐車場は玄関前に数台分しかありません。しかも停めやすい正面は車椅子用で、他は傾斜地です。

遅い到着だったらどうするんだろう、、、?

と思ったら、他にも駐車場があるようです。

さっそく行ってみると、建物裏手に停めやすい駐車場がありました。

こちらの駐車場は平らです。

通用口もあり、ここから入ると建物の2Fに行くことができます。

改めて、正面玄関から入ってみましょう。

中に入ると、外観同様広々したロビーがあります。

こちらはフロントです。

15時チェックイン開始ですが、20分前くらいに着いてしまいました。試しに、チェックインできるか聞いてみましたが、若い女性スタッフに断られました。なかなか厳しいです。

仕方なくロビーに座ってネットで遊んでいたら、男性スタッフがやってきてチェックインさせてくれました。親切な人もいるようです。

鍵を受け取って、部屋に向かいました。

 

お部屋

お部屋は5Fでした。

今回じゃらんから予約したのは、

プラン名:【じゃらん初夏SALE】【リブランドオープン記念/素泊まり】明治の文豪も愛した美肌効果のある温泉を満喫!
部屋タイプ:【禁煙】和室10畳 日曜日泊 1人 / 3,250円(入湯税別)

広々した明るい部屋です。

10畳間に、さらに板の間も付いているのでなおさら広く感じます。

窓からの眺めもまずまずです。

驚いたのは、ベランダが全部つながっていること。以前泊まった那須のおおるり山荘も同じ造りだったことを思い出しました。同じ年代に建てられたのかもしれません。

ここは一応、隣の部屋との仕切りに棒を渡したようです。防犯面を考えると、これじゃあまり意味がないようにも思いますけど、、、。

部屋に戻りましょう。

広くて過ごしやすい部屋なのに、座椅子がないのは残念。

部屋の広さに対して、テレビはやや小さめ。

リブランドオープンで新調したのか、タオルや浴衣はパリッとしています。

ハンガーはたくさんあるけど、消臭スプレーはありません。

テーブルの上にグラス、湯飲み、緑茶のティーバッグ。

お布団敷きはセルフサービスです。

入口の方に戻って、

洗面台の横に、冷蔵庫と湯沸しポット。

アメニティは歯ブラシだけとシンプル。

スリッパはビニールタイプのみ。

お風呂とトイレは別々です。

玄関のすぐ横が、お風呂。

その横がトイレです。

部屋の鍵は1本だけ。2つ付いている小さい方は、金庫の鍵です。

建物自体は古いのでしょうが、広々した部屋で眺望もあるし居心地は悪くありません。Wifiも問題ない速度です。

部屋の設備は最低限ですが、この値段なら全く問題ないと思います。

 

大浴場

館内をチェックしながら、大浴場に行ってみましょう。

1Fに降りてきました。

エレベーターを降りて大浴場に行こうとすると、フロント横の大型冷凍庫の中にお弁当がズラッと並んでいるのが目に入りました。

八汐荘で2食付きプランにした場合、食事はこの冷凍弁当だそうです。

メニューはこちら。

”食事付きで申し込んでいなくても買える” というクチコミもありました。

この冷凍弁当を、売店奥の電子レンジで自分で温めます。

電子レンジは、色々なところに置いてあります。

ゲームコーナーもあります。

カラオケルームもありました。

お弁当は、こんな所でも食べられます。

ロビーの一番奥に、

イートインコーナーがあるんです。ここにも電子レンジがあります。

イートインコーナーには、コーヒーのサービスもありました。

イートインコーナー手前には、お茶とお水のサービスも。

ソフトドリンクの自販機もあります。

館内施設の詳しい案内は、公式サイトをどうぞ。

イートインコーナーとは反対奥が大浴場です。

男湯と女湯の間にも自販機が並んでます。

カップラーメンやお菓子も売ってました。

まずは男湯からご紹介しましょう。

広い脱衣所。

無料の貴重品ロッカーがあります。

洗面台はシンプル。無料ドライヤーとティッシュ、綿棒、除菌アルコールのみです。

温泉分析書が掲示されていました。

源泉名は、観音の湯。源泉温度69.7℃、PH6.7のナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩温泉です。加水加温循環の有無は書かれていませんが、公式サイトによると源泉掛け流しです。

窓が大きく明るい浴室です。

洗い場はたくさんあります。

シャンプー類はまばらに置いてあります。

シャンプー、コンディショナー、ボディソープです。

浴室に入ると温泉の匂いがして、塩素臭はほぼなし。透明なお湯は無味で特徴はあまりありません。

それでも大きい浴槽は気持ち良く、豪快に溢れていくお湯を見ていると贅沢な気持ちになります。

露天は岩風呂。

かなり広いです。

続いて女湯です。

暖簾をくぐると最初に貴重品ロッカーがあって、

その奥が脱衣所です。

女湯の洗面台もシンプル。化粧品類は一切おいてありません。

女湯には、男湯とは違う分析書も掲示されていました。

それによると、源泉名は町営門前3号。源泉温度61℃、PH7.5のナトリウム・炭酸水素塩・塩化物高温泉です。もしかしたら、以前の旅館営業時の分析書かもしれません。

大浴場は24時間営業ではないので、ご注意を。

では入ってみましょう。

男湯と、ほぼ左右対称の内湯です。

たくさんある洗い場に、シャンプー類がまばらに置いてあるのも一緒です。

石鹸の種類だけ違います。

女湯も豪快にお湯が溢れています。

露天に出てみましょう。

女湯の露天は浴槽が細長いです。

そのせいか、お湯が供給されている近くは適温ですが、奥の方はお湯がぬるいです。

お湯が出ているパイプのそばは適温なので、そこにばかり浸かってました。

内湯の浴槽は大きくて気持ち良いですが、大き過ぎるのか?夕方はお湯がぬるかったです。その後入った時は、供給量が増えて適温になってました。タイミングが悪かったのかもしれません。

男女ともにそうでしたが、浴室や露天風呂の出入り口のドアが壊れかけているのが気になりました。そこまでリフォームの手が回らなかったのかもしれませんが、そろそろ直した方がいいレベルだと思います。

 

泊まった感想

『どんなところだろう、、、』とドキドキしながら来ましたが、良い意味で想像していたより普通の温泉宿で安心しました。

安いのでサービスやアメニティなどはシンプルですが、人に構われずにのんびりしたい人にはオススメの宿だと思います。

週末や連休は値段が上がるので、平日に行かれると良いですね。

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