湯の宿味の宿 梅乃屋(湯田温泉)

湯の宿味の宿 梅乃屋(湯田温泉)

2020年1月訪問

山口県の湯田温泉に行くことになりました。湯田温泉を訪れるのは2回目。3年ほど前に初めて訪問した時は、Wifiに惹かれてホテルニュータナカに宿泊しました。

ホテルニュータナカは、大型ホテルながら掛け流しの大浴場がありましたが、残念ながら湯田温泉の特徴はあまり分からず。なので、”もう一度湯田温泉の宿に泊まって、お湯を確認したい!” とずっと思っていたんです。

今回、数ある宿の中から選んだのは、湯の宿味の宿 梅乃屋。1日約150トンも湧き出す、豊富な湯量の自家源泉!をお持ちだそうです。

Google マップで検索してみると、周辺はホテルだらけ。前回泊まったホテルニュータナカもすぐ近くです。

メイン通りからは少し奥まった場所にある梅乃屋。建物の目の前に無料の平面駐車場があります。

建物は中規模クラスですが、日帰り入浴を〜23:00まで受け付けているので(土曜日のみ〜15:00)、駐車場は結構混んでました。(写真は翌朝)

また1台の区画が狭いので、大きい車は止めるのに苦労するかもしれません。

荷物を持って入口に向かうと、すぐに中から人が出てきて荷物を運んでくれました。

入口横には自家源泉が出ています。

中に入ると広めのロビー。

お土産売り場も大きいです。

色浴衣を借りられるプランもあるようです。

チェックイン手続きを済ませると、若い男子が荷物を持ってお部屋まで案内してくれました。見ていると、食事の配膳係りも若い男女が多いようでした。

 

お部屋

お部屋は5Fでした。

今回じゃらんから予約したのは

プラン名:【素泊まり/客室WIFI可】源泉掛け流し100%の露天風呂で癒しの湯楽TIME◎平面駐車場無料◎
部屋タイプ:(和室8~12畳)・(シングル)・(ツイン)タイプのいずれか
平日泊:1人 / 6,930円(入湯税別)

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!

広々した和室です。

広縁も広い!

冷蔵庫も十分な大きさです。

クローゼットの中にタオルや浴衣。

湯足袋もありました。

窓からの景色はこんな感じです。

お茶菓子は、羊羹と種なし梅。

参考までに、部屋にあった飲み物リストを載せておきます。

地酒や地ビールもあり、種類豊富です。

入口の方に戻って、

入口のすぐ横がお風呂。

シャンプー類もこだわりの品です。

お風呂の向かい側に洗面所。

アメニティはこんな感じ。

洗面所の奥にトイレ。

施設は古いですが、清潔感があり問題なく過ごせます。Wifiもサクサクです。

禁煙室の設定はありませんが、消臭対応をリクエストしておいたら全くタバコの臭いはしませんでした。

素泊まりだったので「自分の好きなときに布団を敷きたいんですけど・・」と申し出たら、シーツやカバーを持ってきてくれました。自分好みに敷布団2枚重ね、掛け布団も2枚かけたら快適に眠れましたよ♪

 

大浴場

館内を見学しながら大浴場に行ってみましょう。

部屋食プランもあるので、廊下はいつも食べ物のニオイがしていました。梅乃屋は “湯の宿味の宿” ですから食事の評判も良いですよ。ぴーぱーは素泊まりですけどね。

1Fでエレベーターを降りると、すぐに大浴場の入り口があります。

大浴場入り口横の自販機コーナー。アルコールは宿泊者限定だそうです。

大浴場入り口の暖簾をくぐると『甘酒!?』と思いましたが、

この紙コップは、横にある水サーバー用でした。

まずは奥の女湯からご紹介しましょう。

広々した脱衣所。

鍵付きロッカーもあります。

洗面台には化粧品完備。

温泉の説明が書かれていました。

梅乃屋には2つの源泉があるそうです。

まず1つ目は湯田温泉。

源泉名はミックス泉で、湯田温泉配給組合から引いているお湯だと思います。ホテルニュータナカも同じお湯でした。源泉温度は63.1℃、PH9.2のアルカリ性単純温泉です。

形式が違いますが、こちらもミックス泉の分析書。利用形態の項目に “源泉温度が高いため緑屋泉を加えて温度管理し、塩素を入れています(大浴場露天風呂)” と書かれています。

もう1つは自家源泉です。源泉名は緑屋泉なので、以前は “緑屋” という屋号だったのかもしれません。源泉温度29.6℃、PH8.1の単純温泉です。

湧出量は毎分62Lとのことなので、計算すると緑屋泉の1日の湧出量は89トンになると思います。公式サイトには “1日約150トンも湧き出す、豊富な湯量の自家源泉!” と書かれていますが、これはミックス泉との合計ということでしょうかね!?

ちなみにミックス泉(湯田温泉)の湧出量は、測定不能だそうです。

では入ってみましょう。内湯は大きい浴槽と小さい浴槽が1つずつあります。

大きい浴槽は放流循環併用式。公式サイトには “常時新しい温泉が注がれ、常にオーバーフロー” と書かれていますが、混んでいるせいかオーバーフローはほぼ無し。人の出入りが多すぎるせいでしょう。塩素臭も少し感じました。

また、入る場所によって湯温に差があります。お湯が出ている近くは熱め、離れるとぬるめです。

循環浴槽では2つの蛇口から源泉がチョロチョロ出ていますが、浴槽内のあちこちからもお湯の供給はあります。

この小さい浴槽は、自家源泉100%。ただ源泉温度が29.6℃なので冷たいです。サウナの隣にあるので皆さん水風呂代わりにも利用してます。

このお湯、なかなか良いです。

最初は冷たいけれど、入ってしまえば次第に慣れてきます。トロミのあるお湯で、お肌に良さそう♪ ほんのり硫化水素臭がするのもぴーぱー好みです。

でも、この浴槽はたまり湯なんです。自分で蛇口をひねって源泉を出すことは可能ですが、出さないと止まってます。衛生上も、ちょっと気になりますよね。

なので、ぴーぱーは蛇口をひねって掛け流しにしながら入りました。オススメですよ♪

洗い場の石鹸は2種類。

“女将推薦の石鹸” というのも置いてあり人気がありました。ぱーも使ってみましたが、なかなか良かったですよ♪

露天に出てみましょう。

露天風呂は、加水(水道水を加えること)や、加温(温泉に熱を加えること)を一切行っていない、<100%源泉かけ流し>の天然温泉です。 

公式サイトより

露天は温泉の匂いもするし、オーバーフローもしてました。浴槽の底から熱いお湯が供給されています。浴槽奥の給湯口からは、冷たい自家源泉がポタポタ出ていました。

続いて男湯です。

こちらも広めの脱衣所。鍵付きロッカーもあります。

洗面台には女湯と同じ化粧品。

男湯にも温泉の説明が書かれています。

この湯田温泉の説明書きは、ホテルニュータナカにも同じものが掲示されていました。

こちらは自家源泉の分析書。

女湯と同じ内容です。

では入ってみましょう。内湯は、浴槽の形が女湯と少し違いますね。

男湯は、浴槽の一部にジャグジー機能がついています。女湯はどうだったかなぁ・・・?

男湯にも源泉のたまり湯あり。

ぴーも蛇口をひねって掛け流しにしながら入ったそうです。

男湯も石鹸は2種類あります。

露天風呂も浴槽の形が少し違いますが、お湯はやはり温泉の匂いがして良かったそうです。

オーバーフローもしてました。

ようやく湯田温泉の特徴である “肌によく馴染む柔らかいお湯” を味わうことができました。特に、自家源泉のたまり湯はすごいです。湯温は低いけど浸かる意義はあると思います。

自家源泉もミックス泉(湯田温泉)もアルカリ度が高いので、翌朝はお肌すべすべになりました♪ 加水していないことが大きな要因かもしれません。

 

泊まった感想

食事が自慢の宿ですが素泊まりプランの設定もあり、利用しやすいのは良いですね。ただ日帰り客が多く、〜23:00まで受け入れている(受付は〜22:00)のは長過ぎでは!?

今回は平日だったせいか広いお部屋に通してもらえましたが、日によってはツインルームになることもあるようです。

夕食の評判が良いので、もしまた泊まる機会があったら今度は食事付きにしようかな。できれば冬に、フグを頂いてみたいですね♪



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