ホテルサンバレー伊豆長岡 別館 悠々館(伊豆長岡温泉)

ホテルサンバレー伊豆長岡 別館 悠々館(伊豆長岡温泉)

2018年10月訪問

妻のぱーです。ぴーが出張で不在だったので、たまには一人で温泉に行ってることにしました。

行き先は色々悩んだ結果、中伊豆にあるホテルサンバレー伊豆長岡の別館 悠々館を予約しました。

ホテルサンバレー伊豆長岡には5タイプの宿泊館があり、それぞれ趣きが異なるようです。以前サンバレー富士見に宿泊したことがありますが、部屋が広くてサービスも良く、値段もリーズナブルで快適な滞在だったんです♪

なので、今回も主に「値段」に惹かれて予約しました。だって「値段」は重要ですよね!?

というわけで金曜日の午後、一人で伊豆箱根鉄道の伊豆長岡駅に到着したぱー。伊豆長岡には何回も来ていますが、電車で来たのは初めてです。

ホテルサンバレー伊豆長岡は電車利用者にも便利な宿で、東海道線の三島駅および伊豆箱根鉄道の伊豆長岡駅とホテル間に無料送迎バスが走っているんですよ。(詳しくは公式サイトをどうぞ)

さて、伊豆長岡駅に到着して送迎バスに乗り込んだぱー。実はこの送迎バス、正確にはサンバレー伊豆長岡本館と駅を結ぶバスなんです。でも、ぱーは悠々館泊。乗せてもらえるのかな?

恐る恐る運転手さんに「悠々館に泊まるんですけど、、」と言ってみたら「承知しました。悠々館にお送りしますね」と、あっさりOK。良かったー。

バスに揺られること15分、悠々館に到着しました。

“え、、? ただのマンションじゃない?” と思う方もいるかもしれません。

悠々館はコンドミニアムタイプの宿泊館なんです。貸別荘感覚で泊まれるってわけですね。

駐車場は建物前のフェンスの中。公式サイトによると34台停められるそうです。

中に入ってみましょう。

外観同様、古いマンションみたいなロビースペース。

浴衣はここから自分のサイズに合うものを持っていくように言われました。

ロビーの横にフリースペースがあったので入ってみると、

大きなソファと漫画が置いてあります。

部屋の奥には自販機(ソフトドリンクのみ)とコーヒーメーカー、電子レンジが置いてありました。

このコーヒーメーカーですが、残念ながら飲める時間帯は非常に短いようです。

17時頃はこのような状態だったので一杯頂きましたが、19時過ぎに行ってみると布がかけられていてクローズ状態。翌朝もクローズ。もちろん、日中もクローズ。

どうやら15時~18時くらいしか稼働してないようです。ウェルカムドリンクですね。

 

お部屋

チェックイン手続きを済ませて、部屋に向かいました。廊下もすっかりマンションのそれです。

部屋は3Fの一番奥でした。

マンションの一室みたいな玄関。

今回じゃらんから予約したのは

プラン名:悠々館おすすめ☆彡朝食付きプラン
部屋タイプ:和室6畳★夕なし
週末泊:2泊 / 16,000円(入湯税別)

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!

悠々館は、部屋タイプが和室6畳なのにリビングルームも付いてるんです。

さらにキッチンも付いてます。

残念ながら調理器具や食器類は一切ありません(貸し出しもしていないそうです)が、ガスは使えたので、自分で持ち込めば自炊も可能。

グラスとカップはありました。割り箸が必要な場合はフロントでもらえるそうです。

冷蔵庫も2ドアタイプで長期滞在にも便利♪

トイレとお風呂は別で、右のドアがトイレ。

左のドアを開けると、

洗面台と、

洗濯機置き場。

十分な広さのお風呂がありました。

奥に和室があります。

座椅子なしの6畳部屋。畳が小さいのか、6畳でもやや狭く感じました。

ベランダ付きです。

ベランダからは駐車場が見えました。

浴衣はロビーから持ってくるので、部屋にはタオルと歯ブラシのみ置いてあります。

お布団敷きはセルフサービス。

設備が古いことと、部屋の電気が暗いことが残念。1人だったので、電気が暗いと余計に心細かったです、、。

それでもこの部屋で、温泉&朝食付き1泊(平均)8,000円は安いですよね。しかも1人の利用です。金曜と土曜の料金差が1,000円だったのも良心的、やっぱり値段で選ぶならサンバレーですね♪ Wifiもサクサクでした。

 

大浴場 ゆうゆうの湯

地下1階のお風呂に行ってみましょう。

エレベーターで地下1階に行くと、卓球部屋がありました(1時間500円)。

ぱーは金、土曜と2泊しましたが、金曜日はこの部屋は閉まってました。だから『使ってないのかな』と思ったのに、土曜日の夕方になったらドアが開いて電気が点いてたからびっくり。

卓球部屋の利用者がいたかどうかはわかりませんが、土曜日になったら急にお客さんが増えたのは確かです。

まあ、それはいいとしてお風呂です。

お風呂はいつも空いていて、金曜日はほぼ貸切状態。土〜日曜日の朝は数人の利用者がいました。

残念ながら撮影禁止だったので、文章のみのご紹介になります。

脱衣所は割と広いです。洗面台は2つしかありませんが、化粧水と乳液、シャワーキャップが置いてあります。

掲示されていた分析書によると、源泉名は混合泉。住所が違う2つの貯湯槽のお湯をブレンドしているようです。源泉温度は第1貯湯槽が59.9℃、第2が52.3℃と高め。PHはどちらも9.0のアルカリ性単純温泉です。

そして、このような表示も掲げられていました・:*+.\(( °ω° ))/.:+

さて浴室ですが、一言でいうと地味。地下なので眺望もないし、露天もありません。この辺の不満口コミをよく見かけます。でも「お湯は良い」という意見も多いんですよ。

ぱーの感想は、確かにお湯は良い。でもそれは、入浴者が少ないせいでは?塩素を入れていないので、塩素臭がしないのはすごく良いですね。

ただ、人の少ない金〜土曜日はお湯がぬるかったです。ところが土曜日の夕方〜日曜の朝は適温になっていたので、空いてる日はお湯の投入量を減らしてるかもしれません。

それからPH9.0の割に、サラッとしたお湯です。加水量が多いとか!?

大浴場の営業時間は15:00〜0:00 / 5:30〜10:00なので、連泊しても昼間の入浴はできません。この点は事前調査不足だったなぁと反省しました。

 

本館大浴場 夢殿

悠々館の宿泊者は、本館の大浴場も無料で利用することができます。さらに本館への移動は、無料シャトルバスを利用することができるんです。

そうは言っても、その都度シャトルバスをお願いするのは面倒だから、最初は歩いて行こうと思っていました。でも、歩いて行くにはちょっと遠いです(実際、歩いてみました)。

しかも、お風呂の行き帰りって浴衣じゃないですか!(・ω・) ←到着してから気付いた

これは絶対ムリ、、、、諦めてシャトルバスをお願いすることにしたわけです。

フロントの男性に「本館に行きたいんですけど、、」と言うと、すぐにシャトルバスを呼んでくれます。その間、ロビーのソファで待機。

シャトルバスに乗って2〜3分。本館に到着しました。

シャトルバスの運行時間は15:30〜21:20 / 7:00〜10:00。この時間内なら随時運行してくれます。

本館の館内を紹介しながらお風呂に行きましょう。

ロビーです。本館は一段と古い建物ですが、人が多くて驚きます。賑やかです。

お土産売り場。チェックアウト時間前後は賑わってました。

大浴場はさらに奥。

サンバレー富士見もそうでしたが、ここ本館も絵画がたくさん飾ってあります。

お風呂に行く途中、ふと見上げると「まんが図書館」の看板発見。

『へ〜』と思って行ってみると、

館内はとても広く、あちこちで漫画を読みふける男女が大勢いてびっくり。

利用者の9割以上が大人です。夫婦またはカップルで来て、それぞれ好きな漫画を楽しんでいる様子。

『ふ〜ん、、みんな漫画好きなんだな〜』と思いながら、館内を一周して出てきたぱー。さ、お風呂に行こーっと。

ようやく着いた、夢殿入り口。

本館の大浴場は12:00〜0:00 / 5:00〜10:00が利用可能。水曜日のみ10:00〜15:00まで清掃だそうです。

お風呂は「一の湯」と「二の湯」に分かれていて、日によって男女が入れ替わります。

公式サイトによると、奈良の法隆寺 夢殿をモチーフにした総ひのき造りの浴室で

「一の湯」は、天井高10mを超えるドーム型浴室。「二の湯」は大きく開かれた窓から庭園、露天風呂を望む落ち着いた雰囲気。

ですが、とにかく混んでます。

混んでるだけに、本館の脱衣所には鍵付きロッカーもあります。洗面台にはアメニティも豊富。悠々館とは比べ物になりません。

浴室はとても広く、特に「一の湯」の六角大ひのき風呂は、雰囲気も良くていい感じ♬

しかし塩素臭いのが難点。特に露天風呂は塩素臭がキツいです。その辺りを嫌がる方は、悠々館の大浴場の方が良いと感じるかもしれません。

朝食

朝食は本館でバイキング。7:00〜9:30まで1Fのバイキングレストランで食べられます。

ちなみに、夕食付きプランにすると夕食も本館です。ちょっと面倒ですね。

シャトルバスに乗ってやってきた、本館1F奥にあるバイキングレストラン鳳凰。夜は指定席、朝は自由席だそうです。朝も、混んでる時間帯は順番に席に案内してくれます。

賑わう店内。

大抵の人が夕食もここでバイキングを楽しんでるようで、皆さん慣れた感じで料理を取りにいってます。

ぱーは初めてなので、最初はトレーの場所もわからずに戸惑いました。

まず最初は、パンやジュース類が並んでました。

その後に和食系のおかずがありました。とりあえず、流れに乗って料理の列に並びます。

伊豆らしく鯵の干物。ドンドン焼いてます。

お米は宮城産のひとめぼれ。

最後に、公式サイトでも大きく取り上げられていた勝手丼のコーナー。具材はマグロ、サーモン、いくら、数の子松前漬け、しらすです。

わさび、醤油は各テーブルには置いてませんのでご注意を。

1日目の朝食。

そして2日目。

卓上で温めるタイプの湯豆腐があったので持ってきてみたら、湯豆腐じゃなくて味噌汁(?)だったのにはびっくり! しかも生姜が効いた変わった味でした。

最後にデザート。

ごちそうさまでした。

ようやく空いてきた店内。一人のバイキングは、ちょっと寂しかったです。

泊まった感想

本館との間をシャトルバスで行き来できるのは助かりますが、その都度お願いしないといけないのは、やっぱりちょっと不便に感じましたね。

そうなると、本館のお風呂はそう度々入れない。そして悠々館のお風呂も日中は入れない。

つまり、温泉付きの宿に連泊した意味がない!!d( ̄  ̄)

悠々館は、使い方によっては便利なホテルだと思います。グループで泊まるのなんかは楽しいかもしれないですね。値段も安いし、オススメです。

そうそう、帰りも駅までの送迎バスを利用する場合、帰りは悠々館を経由してくれるバスはありませんので気をつけて下さいね。

それにしても『今回はちょっと失敗しちゃったなぁ』と、1人部屋で肩を落とすぱーでした、、、(T_T)



Translate »