露天風呂 水沢温泉(水沢温泉郷)
2018年6月訪問
今回ご紹介するのは、秋田県の水沢温泉郷にある露天風呂 水沢温泉です。
水沢温泉郷は秋田駒ケ岳の麓にあります。田沢湖と、鶴の湯で有名な乳頭温泉郷のちょうど中間あたりに位置し、どちらからも7〜8kmの距離です。
露天風呂 水沢温泉を訪れるのは、2回目。ここは自炊設備が整っているいわゆる湯治宿ですが、施設は新しく、宿泊料金が安いのも魅力です。
改めて見ると格好いい建物ですね。とても湯治宿には見えません。
写真は翌朝ですが、9:00〜21:00まで日帰り入浴も受け付けているので日中(特に夕方)は駐車場は結構混んでました。
荷物を持って入口に向かいます。
中に入ったら、宿泊者も下駄箱に靴をしまいます。部屋に宿泊者専用のスリッパが置いてありますので、とりあえず部屋までは裸足で行ってください。
フロントでチェックイン手続き。ここで館内やお風呂の説明を聞いた後、部屋の鍵を渡されます。
お部屋
お部屋は2Fでした。
今回じゃらんから予約したのは
プラン名:『リラックスプラン』 お1人様でも1泊でもどうぞ♪
部屋タイプ:和室6畳(2階、駒ケ岳側)
平日泊:1人 / 3,905円(諸税込)
入口を入ると、すぐ横に洗面台。キレイな洗面台ですが、コップが置いてないのがちょっと不便。
その奥にウォッシュレット付きトイレ。ここは全室洗面、トイレ完備です。
部屋の手前に2ドア冷蔵庫。
これだけ大きいと長期滞在も可能です。
冷蔵庫の向かいにクローゼット。中にはハンガーがたくさんあって便利♪ 金庫もあり、セキュリティ対策も万全です。
その奥に6畳の和室。
6畳はちょっと狭いですが、手前の洗面台付近にも荷物が置けるので使い勝手は悪くないです。
布団敷きはセルフサービスです。
うっかりしてたのは “浴衣以外のアメニティは置いてない” ということ。公式サイトにもじゃらんにも書いてあったのに、バスタオル持って行くの忘れました、、、。
バスタオルどころか、小さいタオルもありません。ついでにティッシュもないので気をつけてください。
タオルはうっかりしてたけど、Wifiがあったのは助かりました♬ 仙北市の公共Wifiで繋ぐたびに色々入力しなきゃいけない面倒はありましたが、ないよりイイです。
部屋は一応 “駒ケ岳側” ですが、ほぼ駐車場しか見えません。
どうですか!?これで1人3,905円ですよ!
須川高原温泉の湯治部も便利で安い♪と思っていましたが、土曜日泊で1人5,000円でした。酸ヶ湯温泉旅館のトイレ付き6畳部屋は平日でも1人5,500円です。水沢温泉は土曜日でも1人4,445円。部屋にトイレもWifiも付いて、この値段です・:*+.\(( °ω° ))/.:+
ただ、じゃらんでは休前日泊の予約は受け付けていないようです。またGWや年末年始は値段が上がります。詳しくは公式サイトをどうぞ。
館内
館内を見学しながらお風呂に行きましょう。
部屋を出るとすぐにランドリーコーナー。洗濯機と乾燥機が1台ずつあり、無料で利用できます。
洗剤はありませんので、 利用する際は持っていくことをオススメします。
ランドリーコーナーの奥に自炊コーナー。3Fにもあるそうです。
流しには洗剤完備。業務用なのか(?)手が荒れるのが難点です。
電子レンジ、ホットプレート、魚焼きグリルまであります。
一番驚いたのは、これ。
各部屋ごとに炊飯器、まな板、お湯ポットがあるんです。
布巾もあります。
使わなかったけど食器も色々揃ってました。お箸だけは持参してください。
ゴミの分別は結構細かいです。
酸ヶ湯温泉の自炊場では揚げ物をしてる人までいましたが、水沢温泉の自炊場は使ってる人を見ませんでした。せっかくこれだけの設備があるのに勿体無いですね。
自炊コーナーの前にはラウンジコーナー。
ソフトドリンクの自販機や、自由に飲める給茶機もあります。
アルコールは1F売店にて販売中。
キレイなラウンジですが、ここも無人でした。
無料のマッサージ機もあるんですけどね。
1Fに降りてきました。
フロントの奥に和室の休憩室と、
売店コーナー。
反対側にも休憩コーナーがありました。
ここの自販機もソフトドリンクのみです。
大浴場
いよいよ大浴場に向かいます。
まずは女湯からご紹介しましょう。
暖簾をくぐると、廊下の突き当たりに入り口があります。
広い脱衣所。
洗面台にはドライヤーのみ。ティッシュもありません。
脱衣所内での “ヘアスプレー禁止” は初めて見ました。温泉成分のせいでしょうか?
源泉名は水沢温泉1,2,3,4号混合泉。源泉温度58.6℃、PH6.6の硫酸塩泉、硫黄泉です。
源泉温度が高いので加水してますが、掛け流し。
ここには深さ1mの露天風呂があるんです。
まずは内湯です。
上の図にも書かれているように、奥の浴槽が熱め、手前がぬるめ。
熱めの方は、朝は熱くて入っていられませんでした。
洗い場にはシャンプー、リンス、ボディソープ完備。
ぬる湯の横にあるのは打たせ湯。
豪快にお湯が出ています。
脱衣所に注意書きが貼ってありましたが、目に入らないように気をつけてください。
露天風呂に行ってみましょう。
こちらが深さ1mのぬる湯です。
プールみたいな浴槽で風情はありませんが、深いので、淵に座ってのんびり浸かるには良い造りです。
階段を降りると、
熱め浴槽。
熱めと言っても露天なので入りやすい温度。湯量も豊富で入っていて気持ち良いお風呂です♪
何年かぶりに訪れた水沢温泉ですが、今回は “油臭” を感じました。最近ようやく、この “油臭” がわかるようになったんです。
ふわっと油っぽい臭いはしますが、お湯は薄い白濁なので、それほど嫌な感じはしませんでした。
続いて男湯です。
男湯は浴室への入り口が2つあるそうです。
もしかしたら昔は、お風呂はここ1カ所だけだったのかもしれません。
男湯も、洗面台にはドライヤーのみ。
うわぁ、広い!浴槽も大きいです!
熱湯とぬる湯の境目にコップが置いてありますが、
飲泉の許可はありませんので、自己責任でお願いします。
男湯にはシャワーのない洗い場もあるようです。そして男湯はリンスインシャンプーです。
昔使っていたのでしょうか?今はお湯が抜かれていました。
男湯にも打たせ湯があります。そして、打たせ湯の横の洗い場にはシャワーがあります。
露天に行ってみましょう。
露天風呂も大きいですね〜。
深さ1mの露天風呂で、ゆったりと田沢湖の眺望をご堪能下さい。
水沢温泉公式サイトより
と書かれていますが、田沢湖なんて見えるかなぁ? 塀も高いし、やや疑問。
この日は見えませんでした。
泊まった感想
露天風呂 水沢温泉は湯治宿ですが、横には元湯 水沢山荘という旅館部もあります。こちらは、広縁付きの8畳部屋です。公式サイトを見ると素泊まりはできませんが、夕食のみ・朝食のみプランも選べるようですよ。高いですけどね。
同じお湯なら、ぴーぱーは露天風呂 水沢温泉で満足。館内はキレイで居心地が良いし、何より安いのが最高です。
「今度は連泊でゆっくりしたいねー♪」と話しながら帰途につきました。
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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