Pineas (Kalambaka):ギリシャ7日目

Pineas (Kalambaka):ギリシャ7日目

2018年12月訪問

ギリシャ7日目の朝です。(ギリシャ6日目の様子はこちら → Fthia Hotel

今日は少し早起きして出発です。と言っても冬のギリシャは日の出が遅く、7時半くらいにならないと明るくなりません。

今日向かうのは、テッサリア地方にあるメテオラです。北部だし標高も高そうなので雪が心配でしたが、天気予報を見る限り問題なさそうです。

8時半過ぎにFthia Hotelを出発しました。

メテオラとは、奇岩の上に建つ修道院群で、それらのいくつかは内部を見学できるそうです。アテネから列車で片道5時間。往復10時間もかかりますが、それでも日帰りの観光スポットとして人気なんだそうです。

各修道院の見学可能時間は季節や曜日によって変わります。”この修道院が絶対見たい” というのも特になかったので、とりあえず有名どころのメガロ・メテオロン修道院を目指しました。

 

メテオラ

11時半頃到着。修道院が近づくにつれ、周辺の道路は路駐だらけです。そんなに人気があるのか、メテオラ!?

とりあえず一度駐車場まで行ってみようと思い進んで行くと、なんとか駐車できるスペースがあったので、そこに停めました。

こちらは駐車場のすぐ横にあったヴァルラーム修道院です。

事前に調べた限りでは、その日はヴァルラーム修道院は見学可能日ではありませんでした。

でも、大勢の人が入口の方へ歩いていきます。あれ?今日も見学できるのかな!?

試しに人の波に乗って入口へ向かうと、皆さん中に入っていきます。しかも入場料を払っている様子はありません。

「もしかして今日はサービスデーか何かで特別に見学できて、しかも無料なんじゃない!?」ということになり、ぴーぱーも他の人と一緒に中に入りました。

すると「Hello」という声が聞こえます。ん、、、、?

再び「Hello」というので振り返ると、受付の男性がぴーぱーに向かって手招きしています。何かと思い行ってみると「入場料、1人€3ね」とおっしゃいます。『あ、やっぱりかかるんだ』と思い、2人分支払いました。

でも、、、、他の人は払っていませんd( ̄  ̄)

「入場料は?」とわざわざ聞く人もいますが、受付の男性は『いらないよ』的に手を振ります。なぜ、ぴーぱーだけ?アジア人だから?それともキリスト教徒じゃないから!?

修道院を見学するのに入場料が必要なのはわかっていました。でも、何かの理由によって “払う人” と “払わなくていい人” がいるのは知りませんでした。そして、入口にも何も書かれていませんでした。

なんか腑に落ちないなー、、、、、。

とは言え、せっかく中に入ったんですから楽しく見学しないとね♪

修道院内はそれほど広くはありません。他の方が言うように、宗教画が色々飾ってありました。

賑わう中庭。小さいお土産売り場や展示コーナーもあります。

トイレもありました。

遠くに見えるのが車を止めた駐車場です。駐車場からは、下のような道を通って修道院までやってきます。

一通り見学して思ったのですが、他の修道院は何が違うのかな!?

そもそもメテオラの凄いところは、岩の上に修道院があることだったのでは!?←もちろん、それでだけではありません。

これはお隣のメガロ・メテオロン修道院(当初目指していたところ)です。

このように、岩山の上に修道院が建っている様子を見学するのがメテオラ観光なのでは!?←もちろん、修道院内を見学すればなお良いでしょう。

というわけで、ぴーぱーはこの後は他の修道院は外からの見学のみで済ませました。← 決して、歩くのが面倒だったり入場料が惜しいわけではありません。

こんなところとか、

こんなところがあります。メテオラ、凄いですねー。

 

カランバカの町

メテオラ観光後はカランバカの町に寄ってみます。

まずは地球の歩き方に載っていた、町で一番古いというビザンティン教会に行ってみました。

教会は住宅街の中を走った高台にありました。すぐ後ろに奇岩。カランバカの町の周辺はこのような岩だらけです。

教会の前には駐車場もあります。駐車場の外れにはトイレもありました。教会の入場料は€2です。

その後、町のスーパーマーケットに車を止めて買い物兼町歩き。

カランバカはこじんまりしていてぴーぱー好みの町です。

クリスマスの飾り付けもまだ残っていました。

買い物も済ませたので今日のホテルに向かいます。出発地点のスーパーマーケットは駅にも近く、また駐車場もあるので車利用者にも便利です。

 

Pineas

カランバカの町からさほど離れていないのに周囲には急に何もなくり、道を間違えたかと思いました。

今日の宿、Pineas に到着。

Booking.comのカテゴリーは “ゲストハウス” となっていますが、立派な佇まいです。

広い駐車場。町の中心にもたくさんホテルやゲストハウスがありましたが、駐車場が広い方がいいと思い、あえて町外れの宿を選びました。

駐車場の横にはプールまであります。

車を停めて建物へ向かいます。

中に入るとこじんまりしたレセプションで、若いお兄さんが一人で受付してました。

パスポートの提示もなく気楽な感じです。名前を告げると、すぐにお兄さんが部屋まで案内してくれました。

今回ギリシャで泊まった宿は、どこも廊下が暗かったです。全国的な節電方針なのかもしれません。

お部屋は2Fの奥の方でした。館内は階段のみです。

今回 Booking.com で予約したのは

ダブルルーム(14㎡・朝食付き):1泊 / €49.50(政府税€0.50別)
Offering views of Koziakas Mountain from its balcony, this room includes: 
– air conditioning  – TV  – iron

ヒーターが入っていて暖かい部屋です。

今日もバルコニー付き。

バルコニー付きの良いところは、夏ならバルコニーで食事できるし、冬はバルコニーのイス&テーブルを部屋の中に入れて食事ができることです。

遠くに奇岩が見えました。

スイッチが入っていなかった冷蔵庫。中にはサービスのペット水入りです。スイッチを入れて使いましたが、入れた物が凍るほどよく冷えました。

テーブルの上にはグラスとタオル。ここにもティッシュはありません。

入口の方に戻って、

大きいクローゼットの中はシンプル。

クローゼットの向かい側にトイレとシャワー。

洗面所にもヒーターあり。

ゲストハウスだけどシャンプーがあります。

今までで一番広くて使いやすかったシャワーブース。排水溝の逆流もありませんでした。

泊まった感想

なかなか良いホテル、いやゲストハウスです。敷地が広い割りに建物はこじんまりしているので、それで ” ゲストハウス” なのかな!?

料金は決して安くありませんが、町の中心にあるゲストハウスも同じような値段でした。だったら町外れで、多少でも部屋が広くて静かな方がぴーぱー好みです。

“静か” という点では、宿泊客にファミリーが多くて賑やかだったので、ちょっと違ったかも。ここは3人部屋、4人部屋もあるのでグループ向けなのかもしれません。

ただ、ここに泊まるには車必須です。車利用者にはオススメできます。

明日はいよいよ折り返し。ペロポネソス半島に向かいます。

8日目の様子はこちら → Blue apartment close to Port and Center

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