石鏡第一ホテル 神倶楽

石鏡第一ホテル 神倶楽

2018年12月訪問

ここ数年、カニが解禁になると日本海側にカニを食べに行くのが恒例になっているぴーぱーです。

しかし今年はタイミングを逃し、すでに12月に入ってしまいました。日本海側では雪が降っている可能性があるので、車で出掛けて行くのは心配です。

それなら今年はカニは諦めて、伊勢海老でも食べましょうか♪ ということになり、じゃらんで伊勢志摩付近の宿を検索。そうして見つけたのが、今回ご紹介する石鏡第一ホテル 神倶楽です。

三重県の鳥羽市にあるこのホテル「いしかがみ」ではなく「いじか」と読むそうです。

この辺りを訪れるのは久しぶり。「結構遠いね〜」と話しながら運転し、ようやく高台にある石鏡第一ホテル 神倶楽に到着しました。

駐車場から建物までは距離があります。そのせいか、駐車場に入ると男性スタッフが現れて、荷物を運んでくれました。

坂道を登って玄関に到着。

フロントに案内されます。

コンシェルジュデスク風のフロントでチェックイン手続き。

手続きが終わると後ろのロビーに通され、

お茶とお菓子のサービス。

ロビーで一服後に荷物を受け取り、スタッフに見送られて部屋へ向かいました。

さて皆さん、「フロントで椅子に座って宿帳を記入」し「ロビーでお茶とお菓子でおもてなし」をされたら、普通は「その後一緒に部屋へご案内」を期待しませんか?(・ω・)

もっと言えば、ロビーで一服している間に、先に荷物を部屋へ運んでおいてくれても良いのでは!?

他の人の口コミでこの流れを事前に承知していましたが、実際に「では、ごゆっくりどうぞ」と見送られたときは、ちょっと驚きました(・ω・;)

 

お部屋

荷物を持って歩き出しましたが、部屋が遠いんです!

ぴーぱーの部屋がある東館は、フロントがある本館からは連絡通路を通ってかなりの距離。ようやく東館の最上階7Fに到着しました。

今回じゃらんから予約したのは

プラン名:ぷりぷり伊勢海老姿焼きに伊勢海老・鮑造り付き会席♪
【もぐもぐ伊勢志摩周遊豪華会席プラン】
部屋タイプ:東館和室(お部屋食部屋) 【禁煙】
日曜泊:1人 / 20,412円(入湯税別)

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!

普段のぴーぱーならありえない金額です。

が、冬のカニのためにコツコツ貯めていたじゃらんの10,000ポイントを使い、さらにたまたま手に入れた【50枚限定】10月~1月宿泊に使える3000円クーポンというのも使ったので、かなりお安く泊まることができました♬

部屋に到着すると「待ってました!」とばかりに仲居さんが現れて、夕食時間の打ち合わせ。どうやらフロントから「今、〇〇号室のお客さんが部屋に向かったから」と連絡が入るようです。

なぜ、連絡のみ!?(・ω・;) ますます不思議、、、。

お部屋にもお菓子がありました。

公式サイトによると部屋は12.5畳。東館は部屋食専用だそうです。

その日はあいにくの雨でしたが、

それでもこの景色です。

“伊勢志摩随一の絶景” と書くだけのことはありますね。

冷蔵庫は差し込み式。

値段表はこちら。

お布団は目の前で掛け布団カバーを替えてくれるので清潔感がありました。ただ、布団が薄くて寒かったのが残念、、。

大きめのクローゼット。

クローゼット内に浴衣やタオル。

入口の方に戻って、

正面のドアを開けると、

洗面所。

アメニティはクシと歯ブラシ。

奥にはユニットバス。

やや無理矢理感のある配置です。

部屋は広々として明るいんですが、1歩入った途端に伊勢海老のニオイが鼻をつきます!

いや、伊勢海老を食べにきたんだからいいんですけど、それにしてもあまりにスゴイ伊勢海老臭です(>人<;)

期待できるような困ったような、なんとも言えない気持ちになりました、、、。

 

大浴場:富士見の湯

大浴場に行ってみましょう。

大浴場は東館の2Fにあります。

3Fまでエレベーターで降りて、そこからは階段で下りることになります。

2Fに下りると、まずはサウンドバーがあります。

カラオケもできるそうですが、この日は休業。

さらに進むと大浴場があります。

「富士見の湯」の前に湯上がり処があり、冷水機もありました。

大浴場は2か所あり、朝晩で男女が入れ替わります。1ヶ所の方は内湯と露天が繋がっていますが、もう1つは内湯と露天は別の場所にあるんです。

まずは、チェックイン日に男湯だった「富士見の湯」をご紹介しましょう。

じゃらんの温泉情報を見ると「温泉あり」とだけ表示されていて、温泉名は書かれていません。そして口コミを見ても、あまり良いことは書かれていなかったので、温泉には期待していませんでした。

改めて温泉分析書を見ると、源泉名は榊原温泉(七栗の湯2号)で、源泉所在地は三重県津市です。ここは鳥羽市。つまり、タンクローリーってことですか!?

公式サイトにも同じ温泉分析書が載っていますが「タンクローリーで運んでる」とは書いていません。

小綺麗な脱衣所。

洗面台もスタイリッシュでアメニティも完備。

浴室は、まずまずの広さです。

お湯は正直、ただのお湯。

ですが眺望は素晴らしい! 眺めのいい大浴場だと思えば満足度は高いです・:*+.\(( °ω° ))/.:+

 

大浴場:希望の湯

続いて露天風呂「希望の湯」です。

「富士見の湯」と同じ2Fにありますが、離れているので一度浴衣を着ないと行き来できません。

こちらにも立派な脱衣所あり。

アメニティ完備の洗面台もあります。

広々した露天風呂。シャワーもあります。

「希望の湯」にはジャグジーもあるんです。

天気が良かったら、気持ちの良い入浴ができるかもしれません。

大浴場:竜宮の湯・夢の湯

続いて、露天風呂付き大浴場をご紹介します。

男湯の暖簾がかかっていますが、翌朝男女入れ替わった後の撮影です。ちなみに、このお風呂は「希望の湯」の隣にあります。

「富士見の湯」と同じ造りの脱衣所。

女性客向けなのか(?)、こちらにはパウダーコーナーが増設されてます。

まずは内湯の「竜宮の湯」。

「富士見の湯」と全く一緒です。

ですが「竜宮の湯」には洗顔料やパックも置いてありました。

続いて、脱衣所からそのまま行ける露天風呂「夢の湯」です。

こちらは浴槽まで距離があります。

「希望の湯」と隣り合っているので眺望は一緒です。

お湯は全く特徴がありませんが、お風呂のシチュエーションは予想以上でテンションが上がりました・:*+.\(( °ω° ))/.:+

眺めが良いことと、設備が良いこと。この2点においては大満足のお風呂でした。

夕食

お部屋に到着時、いつも通り夕食は18:30にお願いしたのですが「、、、18:30じゃお腹空きませんか?」とやんわりと断られたんです。

改めてじゃらんのプラン内容を見ると【  部屋食 】ご夕食18:00~ と書いてありました。夕食は18:00〜と決まっているようです。

というわけで、18:00が近付くと食事が運ばれてきました。

伊勢海老メインのコースですが、なんと舟盛りにぴーぱーの名前入りの大漁旗が立ってますΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

当日のお品書き。

じゃらんのプラン内容に書かれていたのは

プリッと身が引き締まった甘みのある伊勢海老と鮑が舟盛りにしっかり入っているのですが、このプランでは、さらに!6-8月はじわっとホクホク鮑を1杯追加♪♪雲丹と岩牡蠣も見逃せません!
9-5月は大きなぷりぷり伊勢海老を1尾追加!!昨年は松茸も!

お刺身はどれも新鮮でした。

右上が地魚のしゃぶしゃぶ、その左下が牡蠣のしぐれ煮、左上は和牛陶板焼き。

それよりも、注目するのはこ・ち・ら。国産活伊勢海老です。動いてます!

それを仲居さんが、ガシッと掴んで火の上へ!!

目の前で焼かれていく伊勢海老、、、、、その名も「残酷焼き」です。

ぴーぱーは海老やカニなど甲殻類が大好きなんですね(特にぱー)。なので、毎冬活きのいいカニや伊勢海老を食べるのを楽しみにしてるんです♪

でも今回、目の前で焼かれていく伊勢海老を見てたら、食欲が失せてしまいました、、、、やはりこれは「残酷」なのでは!?

そうこうするうちに、こちらの蓋の中では次のものが焼かれていました。

はい、こちら。浦村牡蠣の宝楽焼です。

この辺りは牡蠣の養殖も盛んなようで、道中にも「牡蠣食べ放題」という看板をたくさん見かけました。

ちょっと小ぶりだけど、1人3つずつ。

料理はまだまだ出てきます。

季節野菜の炊き合わせ、茶碗蒸し 柚子餡かけ、名物 大海老フライ。どれも温かかったです。

和牛も焼きあがりました。

締めは磯の香御飯、赤出し汁。デザートは杏仁豆腐フルーツソース。

さて、今回の旅の目的は「旬の伊勢海老を食べる」こと。その目的は達成されたわけですが、あまりに活きが良すぎて、ややトラウマになってしまったことも事実ですd( ̄  ̄)

この部屋に染み付いている伊勢海老の匂いは、焼かれていった伊勢海老たちの怨念では!?

しばらくは伊勢海老が食べられそうにない、ぱーでした(T_T)

とんびの餌付け体験

じゃらんに掲載されていた石鏡第一ホテル 神倶楽の「通年イベント」として

≪東館3階≫
●感動の日の出拝観
≪本館3階≫
●鳶の餌付体験AM7:10~約5分(無料)

というのがありました。これは楽しみ♪

というわけで、早起きして館内を見学しながらイベント会場に行ってみることにしました。

まず≪東館3階≫●感動の日の出拝観ですが、この日は天気が悪かったので拝観は無理。でも会場近くに行ってみると、5:30〜7:00まで甘酒サービスしてました。

ここからとんびの餌付け会場が見えました。まだ誰もいません。

“甘酒サービス”場所は本館との連絡通路のすぐ横。連絡通路を渡って本館に行くと、卓球場がありました。

公式サイトによると1,000円(税抜)だそうです。時間は不明。

卓球場の近くは談話コーナーになっており、

自販機も置いてあります。

アルコールの値段はお高め。

*これは夜、発見したポスターです。

*ちょっと行ってみようかな〜♪ と、フロントまで下りてきましたが、特に何もやってる様子はありません。

*お土産コーナー。

*最初に通されたロビーに行ってみると、

*あ、奥の方にフリードリンク発見。20:00~21:45限定だそうです。

*200円の有料コーヒーもありました。

さて、そろそろ餌付け体験の時間です。

ぴーぱー以外誰もいなかった談話コーナーに、パラパラと人が集まってきました。係りの男性も現れて、準備が始まります。

とんび達は、少し前から上空を旋回して準備万端です。

係りの男性が、バケツに入った魚の切り身(刺身の切れ端等)を参加者に配ります。参加者は、使い捨てのビニール手袋をしてそれを受け取ります。

男性が「危ないから、魚は投げてくださいねー。手に持ってると、とんびに噛まれたりしますからねー」と餌のやり方を教えてくれます。

そしてみんなで人のいない方向に向かって魚を投げると、とんびがスーーーっと飛んできて見事にキャッチ!!

実はぴーぱー、アフリカのタンザニアで、外でサンドイッチを食べてる時に野生のとんびに取られた経験があるんです!!

スーーーっと近づいてきて、ぴーが手に持っていたサンドイッチをヒョイっとくわえて飛び去って行きました、、、、、。

彼らはプロd( ̄  ̄) 投げた魚をキャッチするなんて、実に簡単なことなんです。

いずれにしても、この餌付け体験はなかなか楽しかったですよ♪  鳥が嫌いじゃない人は、参加してみてはいかが!?

朝食

朝食は、”甘酒サービス”コーナー横のダイニング「波音」で7:30〜9:30までバイキング。

席は自由席。窓際の席は眺めが良さそうでした。

さて、何を食べようかな♪

バイキングの王道、ウィンナーとベーコン。

サラダは種類豊富。

和食系のおかずたち。

味噌汁は伊勢海老。

鍋の中に伊勢海老の頭が沈んでいるのが見えた時は、昨夜のトラウマでギョッとしてしまいました、、、。

伊勢うどん。

プチデザート数種類。

ドリンクバー。

料理を取って席に戻ると、1人1皿ずつこのプレートが置いてありました。

イカの刺身(?)も1人1つずつ置いてあり、こんな感じの朝ごはんになりましたよ。

一通りのものは揃っているバイキングです。

でも昨夜食べ過ぎたせいか、「あれこれ試してみたい」という気持ちが湧かなかったのが残念でした、、。

泊まった感想

眺望が良いこと、夕食がボリューム満点なことには満足。トンビの餌付け体験や日の出鑑賞等、様々なイベントで楽しんでもらおうというサービス精神も素晴らしいと思います。

客室を含む館内全域でFree Wifiが使え、実際に部屋ではサクサク繋がりました。

ぴーぱーはなかなか行く機会がありませんが、伊勢志摩エリアで「食事のボリューム」に重点をおいて宿を探している方にはオススメできるホテルです♪



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