川渡温泉共同浴場(川渡温泉)

川渡温泉共同浴場(川渡温泉)

2017年7月訪問

宮城県の鳴子温泉郷の1つ、川渡(かわたび)温泉に行ってきました。急に決めた川渡温泉行きですが、調べてみると共同浴場があるようです。

地元の方は無料ですが外来者は200円。川渡温泉には10軒前後の宿があり、全ての宿で同じかどうかわかりませんが、ぴーぱーが泊まった越後屋旅館では無料券をもらえました。

簡単ではなかったけど、なんとか手に入れた無料券(詳しくは越後屋旅館をどうぞ)。

これを持って、越後屋旅館から徒歩2分の共同浴場へ行ってきました。

日曜日の夕方です。入口周辺では、地元の方らしき御婦人3人がおしゃべり。お風呂上がりなのか?これから入るのか?

浴衣姿の明らかに外部の人間はちょっと入りづらいです。 でも思い切って中に入りました。

ドアを開けると男女別の入り口があります。係りの人はいません。男女共に混んでる様子です。

源泉は越後屋旅館の “越後の湯” と同じようです。”川渡温泉” といえばこのお湯なのかもしれません。

この時はとにかく混んでたので、写真は翌朝ぴーが1番風呂で撮影してきました(=゚ω゚)ノ (6:00~22:00営業)

料金箱は脱衣所にあります。写真奥のベンチの向かって左上にある木箱です。脱衣所に入った時、そのベンチに地元の方が座っておしゃべりしていたので全く木箱に気付きませんでした。

『どこにこの券入れるんだろう?』と思いながらも、まずはお風呂へ。

写真は男湯ですが、女湯も左右対称の全く同じ造りです。

洗い場はありますがシャワーはありません。

夕方ぱーが入った時、女湯では地元のおばあさんが髪を洗ってました。蛇口のお湯ではなく、浴槽のお湯を桶に汲んで洗ってます。

ぱーは浴槽に入ろうとしましたが、とにかく熱い!(>人<;) とてもじゃないけど、熱くて浴槽になんか入れません。 ひたすら掛け湯をしてましたが、見かねた脱衣所のご婦人が「桶に水汲んでうめて入りなさい」と教えてくれました(と思う)。ネイティブすぎて、正直なんて言ってるのかよくわからなかったんです。

部外者がいきなり水入れるのも悪いような気がして、お礼を言って掛け湯を続けていたら、髪を洗い終わったおばあさんが今度はゆっくり「水で薄めていいんだよ」と言いながら、自ら桶に水道の水を入れて浴槽に入れてくれました。

でも、1杯や2杯じゃとても温度は変わりません。おばあさんはジャンジャン入れます。ぱーも、一緒にジャンジャン入れます。そして恐る恐るお湯に入ってみましたが、やっぱり長時間は浸かれませんでした、、、←おばあさんはとっくの昔に入ってます

慌てて出て、浴槽のへりに座っているとおばあさんが「ここではそれはやっちゃダメ。汚いって怒られるよ」と小声で教えてくれました。

なるほど。みなさん、川渡温泉共同浴場に行ったら浴槽のへりに座っちゃダメですよ。

最初にやらなくて良かったです。

その後も、入れ替わり立ち替わり人がやってきます。そして地元の人は皆さん、さっと掛け湯をして浴槽に入ります。

えっ!!よく入れますね!? と驚いたら苦笑いしてました。

結局、ほぼ浸かることなく退散。

教えてくれたおばあさんや、周りの方に「お邪魔しました」とお礼を言って出てきました。

老若男女、とにかく地元の方が次々訪れる川渡温泉共同浴場。本当に地元の人に愛されてるんですね。外来者はとても熱くて入れないと思いますけど。

親切にしてくださった地元の皆さん、ありがとうございました。



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