Le Trianon(レンヌ)

Le Trianon(レンヌ)

2025年5月訪問

モン・サン・ミシェルの観光後に泊まる宿を探していて見つけたのがLe Trianonです。

最初は海沿いを東に進もうと思ってました。でもその辺りはキャンプ場もホテルも高いんです。試しに内陸方面を探してみると、安いところがいくつか見つかりました。その中で一番求めている条件に合っていて安かったのがLe Trianonです。

なんと1泊34ユーロ!この前オーナーが予約に気付かずにキャンセルした民泊の1泊分の料金で、2泊できます。これは連泊決定です・:*+.\(( °ω° ))/.:+

前日に予約して、agodaのメッセージ機能で到着予定時間の連絡と鍵の受け取り方を問い合わせました。でも返事なし。相変わらず民泊はやりとりが面倒です。気にしながらモン・サン・ミシェル観光をしていると、メッセージが届きました!急いで確認したら「今日は何時に到着しますか?」って、、、昨日送ったメッセージは見てないんですかね!?

怒りと不安を抑えて、もう一度到着時間を送るけど、また返事なしd( ̄  ̄) 大丈夫かな、、、?

それでもとにかく行ってみるしかありません。というわけで、到着しました。

Le Trianonという表札は出てないけれど、住所はここで合ってます。

仕方なく電話してみます。すると女性が出て「すぐ行くから待ってて」と言ったと思います。しばらく待ってると女性が現れました。向こうから声をかけてきて、一切わからないのにフランス語で喋り続けます。しかも、どうやら彼女はオーナーではないみたいです。建物のドアを開け、誰かの名前を呼んでます。知り合いなのかな?

そんなやりとりをしてるうちに、別の女性が車で現れました。彼女がオーナーみたいです。最初の女性は ”良かった良かった” みたいな感じで笑顔で去っていきました。一体誰だったのでしょう?

 

お部屋

オーナーが館内を案内してくれます。

まず階段の左側に共用ルーム。

右側も共用ルームで、

彼女はさらに奥に進んでいきます。

白いドアの中は共用キッチンで、自由に使っていいそうです。

IHヒーターやトースター。

電子レンジもあるけれど、洗い場というかシンクはないです。

「ここに置いといてくれれば私が洗うから」と彼女は言います。

そして水差しが置いてあるだけ。

湯沸かしポットとナイフも置いてあります。

冷蔵庫の中は私物感満載。注意書きが貼ってあるけれど、フランス語なので全くわかりません。

キッチンを出て部屋に向かいます。部屋は階段を上った2Fです。

2Fの廊下は非常に暗いです。

いかにも ”昔の建物” といった雰囲気。

ぴーぱーの部屋は一番奥でした。

今回予約したのはStandard Double Room。おそらくツインルームはないと思います。そしていつ見ても ”最後の1部屋” と表示されてます。

壁にはオーナーやさっきの女性の若い頃の写真が飾ってあります。姉妹か親戚なのかな?

ベッドは清潔で、タオルも大小置いてあります。

窓からは向かいの道路が見えて、

身を乗り出すと車も見えて安心です。無料駐車場は建物前に路駐でした。

部屋にも冷蔵庫、電子レンジ、湯沸かしポットがあるので共用キッチンは使わずに済みました。

ここにも水差しあり。

コーヒーや紅茶もたくさん置いてあります。

残念だったのは冷蔵庫。あまり機能せず冷えてたビールはぬるくなり、牛乳は腐りました。

家族の写真が飾ってある本棚。アイルランドで泊まったCountryside Retreatのように、家族が巣立って空いた部屋を貸し出してるのかもしれません。

貸し出してる部屋はいくつかあるようで、部屋によってはバスルームが部屋の外にあります。Highly Comfortable Homeのように、専用だけど一度廊下に出ないとならないんです。
幸い、この部屋はそうじゃなかったので良かったです。

パネルヒーター付きのバスルーム。ハンドシャワー付きで使いやすいです。

トイレは久しぶりの便座付きでホッとします。

洗面台はプッシュ式じゃない混合栓です。

建物の裏側にはステキな庭もあるんです。

ここも自由に使っていいと言われました。

わかりにくいけどプールもあります。agodaの設備欄に ”プライベートプール” と書いてあったので『は??』と思ってたら本当にありました。

 

泊まった感想

部屋は狭いけど清潔感があってホッとします。ただWifiの繋がりが悪く、ドアを閉めちゃうと部屋の奥では繋がりません。ドアを開けてるとニャンコが入ってきます(^人^)毎日その日の宿泊者をチェックしてるみたいです。

なかなか連絡が取れなくて心配したオーナーは、感じの良い女性でした。また最初に声をかけてきた姉妹?か親戚の女性も、翌日ぴーよしが車の整理をしてたらまた声をかけてきたそうです。フランス語しか話さないけど明るくて気さくな良い人です。

他のお客と顔は合わせなかったけど、数人泊まってるようでした。また下の共用ルームではお客なのか?家人なのかわからない人がお喋りしてたりします。

出発の日に車を出そうとしたら、ちょうどやってきた年配の女性が笑顔で手を振って別れを告げてくれました。正直『誰!?』と思ったけれど、笑顔で手を振りかえしておきました。おそらくその女性もオーナーの親戚か何かなんだろうと思います。もしかしたらここは、一族の持ち家とか!?

入り口のドアにこんな看板が掛かってました。その名の通り、皆が集う実家なのかもしれません。

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