いよいよ出国~冷蔵庫運搬大作戦!

いよいよ出国~冷蔵庫運搬大作戦!

最後の最後で二ヶ月足止めを食らいましたが、それも何とか乗り越えました。

いよいよぴーぱーは飛行機でロンドンへ向かいます。
行くにあたっては、コンテナ船に積めなかったあれやこれやを手で持っていきたいところ。
そこでぱーが選んだのが、

中国国際航空(エアチャイナ)です。

エアチャイナは預け荷物は一人23kg×2個、手荷物は5kg×1個まで。
つまり二人で約100kgの荷物が運べます。
しかも上海経由ロンドン行き片道一人6万7千円。コレは安い!

こうなったら何でもじゃんじゃん持って行こう!
となって最初に思いついたのはやはり、コンテナ船に乗船拒否された、

澤藤電機のエンゲル冷蔵庫

コイツです。ぴーぱーが最も信頼する車泊旅の相棒。

なにしろイギリスのAmazon UKであやしげなアジア製冷蔵庫を買うと5万円もします。
白人オーバーランダー達がYouTubeで「オレ様の冷蔵庫はJapanのエンゲルだぜ!」と自慢げに話しているのに、日本人のぴーぱーがアジア製では示しがつきません・笑。
ここはやはり何とか持って行くしかないでしょう。

でもこんな重い物をどうやって運ぶのか?
試しに重さを量ってみると22.5kg。これでは梱包したら23kg超えで追加料金を取られてしまいます。
そこで本体の取手とゴム脚を外して軽量化。それをプチプチで二重に包んだら、

ジャスト22kg!

庫内スペースがもったいないので、軽くてかさばる枕二つを入れました。

これで何とかなりそうなので、ヤマトで成田空港へ発送しました。
さすがに手持ちで電車では運べませんからね。

ところで冷蔵庫もそうですが、ぴーぱーの荷物は他にも車の整備道具、大量のバッテリー、包丁、、、どれもコレもアヤシイ物ばかり。しかも大量。
もしも冷蔵庫の積込みを成田で断られたらにっちもさっちも行かなくなるので、
念のためエアチャイナ東京支店に電話して冷蔵庫は預け荷物として積み込めるか聞いてみました。
ついでに英国行き片道航空券しか持っていない事も白状しました。
イギリスは入国が厳しく、帰りの航空券を持っていないと搭乗を断られる場合があるらしいのです。
以下その答え。

○冷蔵庫はレジャー用なら問題無いが、家庭用冷蔵庫の場合は追加料金100ドル頂戴します。
 また三辺合計長さ158cmを超えると超過料金75ドル。
○片道航空券しか持っていなくても、今はイギリスのETA(電子渡航認証)さえ取得していれば問題無い。

なぜレジャー用は無料で、家庭用だと追加料金が発生するのか?
そのへんの理屈がよくわかりませんが、とにかく運べるし、片道キップでも問題無さそうです。ほっ。

迎えた当日

結局荷物はこんなになりました。

リュック3個とガラガラ2個。団体グループの荷物ではありません。二人の荷物です。
さらに成田でエンゲル君を受け取ったらカート2台が満載に。

でもエアチャイナのチェックインカウンターでは、
なんと東京支店の方が、先日電話した件を成田スタッフまで伝えておいて下さったようで大変スムーズにチェックインできました。ありがとうございました。
今回は上海でエアチャイナの別便に乗り継ぐのですが、冷蔵庫もロンドンまでスルーバゲッジになりました。
そして最後に、大型預け荷物受付でX線検査受けて無事に預け完了!
でも先に言っておきますが、これがエンゲル君との今生の別れとなりました。

と言うことでぴーぱーは、日本出国します。

5年前に出発しようとした時は、次々にモンダイが発生して出発を断念させられたのです。
じつは今回も、直前までいろいろなモンダイが発生し、ぴーよしは血便が出たほどです。
でも今は、それらがまるでウソのように雲散霧消して、

We are Go ! なのです。

ところで初めて乗ったエアチャイナ。

安いけれどLCCではないので、食事も酒も映画も見られて二人の席も並びです。
乗る前は中国系エアラインはチョットどうかな?と思っていましたが杞憂でした。

唯一の問題と言えばこのビール。マズかったです・笑。

これまでいろんなビールを飲んできましたが、これほど薄っぺらで手抜き感満載な味は初めてです。コクも深味も苦みも香ばしさのかけらもありません。作り手のビールにかける情熱、気持ちが全く感じられません。ビールなんてこんなモンでしょ?安くて酔えればいいんでしょ?と言った割り切りでしょうか?さすがでんなあ。

それからこの飛行機、ロシア上空を飛ぶんです。堂々と大胆に奥深く。
その内間違って撃墜されるんじゃ?

上海で乗り換えて11時間乗れば、さあイギリスです。

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