Sepilok B&B(セピロク)

Sepilok B&B(セピロク)

2024年4月訪問

ボルネオ島のセピロクで泊まったのは、Sepilok B&Bです。高いホテルが多いセピロクの中では比較的手頃な値段で、クチコミ評価も悪くなかったので予約しました。

セピロクの観光名所、レインフォレスト・ディスカバリー・センターへ徒歩7分。

セピロク・オランウータン・リハビリ・センターへは歩いて20分くらいです。

セピロクへ行く人の大半は、この2つの施設が目的のようです。ぴーぱーは、どちらの施設も入り口まで散歩して終わりにしました。それでセピロク満喫です(^人^)

というわけで、宿に到着。

野生のオラウータンが住んでいるというボルネオ島ですが、それほどのジャングル感はありません。

右側に建物がありました。

ここがレセプションのようです。

レセプションで「今夜予約してるぱーです」と告げると「あ、お待ちしてました〜」的な感じで迎えられました。日本人客は少ないから覚えていたのでしょう。日本のホテルの宿泊カードみたいな紙に、自分で名前、日本の住所、パスポート番号を書き込みます。これは初めてのスタイルです。

事前情報にはなかったけど、RM20のデポジットを請求されました。「レシートもらえますか?」と聞いたら「返金する時にサインしてもらうからレシートはない」と言われて、もらえませんでした。(結局チェックアウト時にRM20受け取って、最初に書いた宿泊カードに受け取りのサインをしました)

朝食の時間など一通りの説明を受けた後に部屋鍵を受け取り、場所を教えられて自分達で部屋に向かいます。ちなみにレセプションの横が朝食会場です。ここで夕食もオーダーできるみたいです。

 

お部屋

レセプション女子は「この先のすぐ右側の建物ですよ」と言った気がします。標識でいう”Argus Lodge”ですね。

女子は「車は建物の前に駐められます」と言いました。

でもぴーよしが「この橋を渡るの怖いよ」というので、車は橋の手前に駐めました。確かに、歩いて渡るのもちょっと怖いくらいのボロさです。

「ていうか、この建物じゃないんじゃないの?」と、ぴーよしは言い出します。

言われてみればちょっと廃墟っぽいけど、、、。

渡された鍵の部屋があるかどうか、中に入って確認することにしました。

入るとまずは共有スペース。

中は外観よりはキレイです。

さらに中まで入ってみると、リビングの右奥に渡された鍵の部屋番号が書いてあるドアがありました。

今回agodaで予約したのは

1 X エコノミー クアッドルーム禁煙 | 二段ベッド 1台 & シングルベッド 2台 または シングルベッド 1台 & 二段ベッド 1台(朝食込み)
一部屋1泊 / MYR 132.82(当時のレートで4,384円)

この部屋タイプが一番安かったので選びました。もう一つの理由は、この部屋タイプは共用キッチン付きだからです。

二段ベッドの下段はちょっとカビ臭かったので、シングルベッド2台を使うことにします。

でもシングルベッドも相当古く、シーツは取り替えててもマットが汗臭いです。タオルもちょっとニオイがします、、、。

部屋は広々してて良いですけどね。

ハンガーやフックもたくさんあるし。

部屋のルーバー窓がずっと開いてて涼しいので、夜はエアコンなしでも眠れました。

ところで予約してから気づいたことがありました。もしかして、バスルームは共用なのでしょうか?

予約後にホテルに問い合わせてみると「はい共用です。あなたの部屋タイプは、3部屋で2つのバスルームを使うことになります」との返事。以前4部屋で1つのバスルームを使ってちょっと大変だったことがあるけれど、3部屋で2つなら大丈夫でしょう。

実際に来てみると、バスルームはぴーぱーの部屋のすぐ隣にあります。

しかも廃墟同然のロッジだし、他に宿泊客なんていないんじゃないの?

つまりぴーぱー専用です・:*+.\(( °ω° ))/.:+

バスルームはキレイに掃除してあります。

部屋にもタオルがあったけど、ここにも掛かってます。

シャワースペースには液体石鹸完備です。

トイレットペーパーは新品♪

続いて共用キッチンを見てみましょう。

広くて明るいキッチンです。

食器や鍋、洗剤も完備。ガスコンロも使えます。

ダイニングスペースもあります。

テーブルの上にグラス、湯沸かしポット、飲料水、コーヒーや紅茶のパック。

冷蔵庫は安心の2ドアです。

ちょっと古いけど、この広いロッジが貸切だ・:*+.\(( °ω° ))/.:+

と思ったら、他にも宿泊者がいました。若い欧米人のカップルです。彼らの部屋はキッチンに近いA4です。この2部屋で中央のバスルームをシェアすることになるでしょう。

ぴーぱーと欧米人カップル2組だけだと思っていたロッジですが、翌日になってもう1人お客さんがいることに気付きました。廃墟っぽく見えたけど、意外と宿泊客がいるんですね。

その後、敷地内を散歩してみました。

敷地内にはロッジが点在しています。

おそらくこの建物は専用バスルーム付きの部屋だと思います。

どの建物も共有スペースがあります。

そしてここにも冷蔵庫があります。

さらに進むと、こんな建物もありました。ファミリールームかもしれません。

さてロッジですが、”全室無料Wifi” と書いてはあるけれど、本当に繋がるかどうか心配でした。なので予約時に ”Wifiの繋がりやすい部屋” をリクエストしておいたんです。そしたらホテルから「部屋は繋がりにくいけど、もし繋がらなかったらルーターの貸し出しもできるからレセプションに言ってください」という返事をもらったので安心していました。

で、やっぱり繋がらないんですよ(・∀・) 部屋だけじゃなくリビングでも試してみたけど、ダメ。正確には、アンテナは立ってるのにページの読み込みができないんです。壁にルーターは付いてるんですけどね。

「遠慮なくレセプションに言ってください。貸し出しは無料です」とまで言われていたし、チェックイン時に名前を言ったら「あー」まで言われたから、てっきりレセプションではルーターを準備してるもんだと思ってました。

早速レセプション女子に「部屋でWifiが繋がらないんだけど」と言うと「部屋は繋がりにくいです。共用部で試してください」との返事です。「共用部でも試したけど繋がらないんです。ルーターを貸してもらえますか?」とお願いしました。

女子は難しい顔をしてルーターの貸し出しには応じません。「私が行ってチェックします」と言うので「ぜひぜひ」とお願いして一緒に来てもらいました。

女子は共用部のルーターを指差して(時計の横)『ほら、ルーターあるじゃない』という顔をするので、ぱーも『うんうん、そうだよね』と頷きなら、”それは認識しています” アピール(・∀・)

それから女子は自分のスマホを取り出してWifiに繋ぎ、『ほら、繋がるじゃない』という顔でスマホ画面を見せてきます。ぱーは泣きそうな顔で『ほら、あたしのは繋がらないのよ』と自分のパソコン画面を見せました。二人とも、ほぼ心の会話です。

女子は面倒くさくなったのか「もっと強い電波が欲しかったらレセプションに来て。あそこなら繋がるから」と言って帰ってしまいました。

あ、ルーターの貸し出しは・・・・・(・∀・;)

さすがにこれ以上追いすがって頼む勇気はありませんd( ̄  ̄) たまたま通りかかった欧米人カップルの彼氏に「Wifi使える?」と聞いたら「ここでは使えないよ、レセプションに行かなかきゃ」と言いました。つまり彼のスマホも繋がらないってことです。

その後、ぴーよしがあることに気付きました。amazon、YouTube、Wikipedia、Googleマップだけは見られるんです!これらは共用部でも部屋でも見られます。試しにレセプションに行ってみました。欧米人の彼も、そこで自分のスマホを見てます。しかしそこでも、ぴーぱーのパソコンはさっきの4つしか見られませんでした、、、なぜに?

ちなみに欧米人の彼は、YouTube見てました。それならロッジでも見られるのに、、、。

さらに不思議なことが起きました。翌朝も同じ状態だったのに、近所を散歩して戻ってきたら何故か全てのページが見られるようになってました!マレーシアの電波の不思議です!!いや、ボルネオ島の不思議というべきか!?

セピロクはボルネオ島の中でも外れの方にあるので、何か電波の状態がおかしいのかもしれません。

 

朝食

朝食は7:30〜10:00までレセプション横のレストランで食べられます。Wifiも繋がらないからやる事ないので、朝食開始時間のほぼ7:30にレストランに行きました。

時間が早いせいか、お客さんはまだ1組しかいません。昨日の受付女子がレセプションにいたので、部屋鍵を見せて食べ始めました。

さて、何を食べようかな♪

メニューはマレーシアお決まりの、ミーゴレンとナシゴレン。

洋食系が食べたい人は、フレンチトーストとパンケーキもあります。

コーヒー、水、ジュース。

ジュースはスイカみたいな味がします。

シリアル、バナナ、脱脂粉乳の牛乳。牛乳はまだ2人くらいしか食べてないのに、もうありません。

パンはたくさんあります。

レストランは大きいテーブルばかりなので、反対側の隅の2人掛け席で食べることにしました。

全部盛ってきてこんな感じ。確か ”卵料理がある” ってクチコミに書いてあったのに、なかったです。

外の景色を眺めながら、のんびり食べます。

だんだんと店内が賑わってきました。白人同士はお互いに情報交換をしたりして盛り上がってます。

そのうち、あることに気付きました。後ろのテーブルにやって来たマレー人っぽいグループは、席に着いたらスタッフから何か説明を受けてます。その後しばらくして、別注らしいお皿がテーブルに運ばれてきました。その時は『あの人達は別プランで泊まってるんだろうな』くらいにしか思わなかったけれど、その後やってきた欧米人は、慣れた感じで先ほどのスタッフに卵料理を注文しています。

そういえば、ぴーぱーが来た時はまだあのスタッフいなかったよね?

思い切って「あのー、卵料理って注文できるんですか?」と聞いてみました。明るい中国系の女子スタッフは「Sure」と返事します。「それって朝食代に含まれてるの?」とも聞いたら「Yes」だそうです。

なるほど〜、卵料理は最初に注文するわけですね。ぴーぱーが来た時は早すぎてまだスタッフがいなかったから、注文を聞かれなかったわけだ。

早速2種類の卵料理をオーダーしました。運ばれてきたのが、これ。無事に卵料理ゲットです。

ぴーぱーより前に来てたインド系の母娘は、可哀想に、卵料理があることを知らずに食事を終えて帰ってしまいました。

その中国女子がお店に来てからは、牛乳も補充されたし紅茶も出てきました。

なのでコーンフレークも頂いて、

デザート代わりにジャムたっぷりパンも食べました。満腹ー♪

マレーシア定番のメニューばかりだけど、食べられるだけ良いでしょう。あんまり早い時間に行くと卵料理のオーダーができないので、8時過ぎに行くのがいいと思います(^人^)

 

泊まった感想

最近よくあることですが、クチコミ評価が高いとか、”このホテルは良さそうだ♪” と安心してるところに限って事件が起きるのが不思議です。

とはいえ、Sepilok B&B自体は悪くないです。Wifiの件は謎ですが、それ以外は特に問題なく宿泊できました。

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