しらさぎ荘(人吉温泉)

しらさぎ荘(人吉温泉)

2019年12月訪問

今回ご紹介するのは、熊本県人吉温泉のしらさぎ荘です。

以前から一度行ってみたいと思っていた人吉温泉、九州へ行く用事ができるたびに訪れる機会をうかがっていました。今回も愛用の予約サイトじゃらんで検索してみましたが、イマイチぴんと来る宿がありません、、。

“どうしようかなぁ〜” と試しに楽天トラベルで検索してみたところ、じゃらんでは2食付きプランしかなかったしらさぎ荘が、楽天トラベルでは同じ日に素泊まりプランが出ているじゃないですか!

やった!ここにしよう!!・:*+.\(( °ω° ))/.:+

しらさぎ荘は、温泉宿が集まるエリアからは少し離れたところにありました。田んぼの中の一軒宿です。

案内表示も少ないので、暗くなってから到着すると少々不安に感じるかもしれません。

駐車場がよくわからず、とりあえず右側のこのスペースに停めてみました。

荷物を持って、建物に向かいます。

玄関を入ると広々したロビースペース。

ここがレセプションです。チェックイン手続きを済ませ、部屋に案内してもらいました。

部屋は階段を上がった2Fです。

 

お部屋

お部屋は手前の “かわせみ” でした。

今回楽天トラベルから予約したのは

プラン名:【素泊り】◆源泉掛け流し温泉満喫プラン◆秘境温泉に掲載中♪お部屋は広めの8畳〜20畳◆お一人様歓迎
部屋タイプ:母屋2階【かわせみ やませみ】◆名水百選の池を望める和室
土曜日泊:1人 / 6,600円(入湯税別)

総合旅行予約サイトの楽天トラベル

現地でのクレジットカード払いはできませんのでご注意を。

プラン名にお部屋は広めの8畳〜20畳と書かれていますが、公式サイトで確認すると母屋2階【かわせみ やませみ】は、それぞれ8畳と10畳です。

この “かわせみ” ですが、公式サイトの写真では広々して見えたので『8畳あるし問題ないだろう』と思っていましたが、お布団が敷かれているとほぼ居住スペースはありません。

※全客室はお布団を敷いた状態でのご案内になります。という案内を見逃していました、、。

お布団はフカフカで寝心地良かったですけどね♪

狭いスペースですが、必要なものは一通り置かれています。

湯沸しポットとお茶セット。

空の冷蔵庫も完備。

歯ブラシ、髭剃り、歯磨き用のプラスティックカップ。化粧鏡もあります。

ドライヤーも2個あります。とにかく置けるものは全部置きました!という感じです。

窓に沿って机と座椅子が置かれていますが、座りにくい座椅子でほぼ使い物にならなかったのが残念、、、。

窓からは “熊本県平成の名水百選に選ばれたと” いう湧水地が見えます。

布団が敷かれていたので想像していたのとはちょっと雰囲気が違いましたが、趣きのある部屋です。清潔感もありますし、Wifiも使えます。

ただ、古い建物のせいか隣や廊下の音が響きます。トイレと洗面所は隣の部屋と共同なので、ちょっと気をつかいました。

そういう気づかいはしたくない方には、離れがオススメ。

しらさぎ荘は離れ二棟、母屋に二部屋から成る一日限定4組の宿なんです。母屋の二部屋は共同トイレですが、離れ二棟はトイレ付きだそうです。

その離れが先ほど車を停めた駐車場の横にあったので、外観だけ見させてもらいました。

こちらが15畳の和洋室 “とんぼ” です。

公式サイトの室内写真を見るとなかなかオシャレな部屋ですが、外観は意外に地味ですね。

こちらは10畳2間続きの “ほたる”。しらさぎ荘の中で一番お高い部屋です。

予約時は離れが一棟空いていたので悩みましたが、安さに負けて母屋を選びました。

 

しらさぎの湯

館内を見学しながらお風呂に行ってみましょう。

まずはお隣さんと共同の洗面所とトイレをチェック。

洒落た洗面台。

お風呂にシャンプー類は置かれていないようで、「良かったらこちらをお持ちください」と言われました。

トイレもとってもキレイ。でも2部屋で1つはやはり不便、、、。

そんな時は、1Fのトイレも使っていいそうです(・∀・) 後ほど調査に行きましょう。

1Fにおりてきました。

ロビーの奥のガラス戸を開けてみると、川床のお座敷へ続くような廊下がありました。

見ると湧水池に張り出すようにお部屋があります。

左側は宿泊者の食事会場のようで、襖で仕切られた個室の中にイスとテーブルがセットされていました。右側は大きな座敷で、食事だけの利用客もいるようです。

湧水地の中は鯉だらけ!!

しらさぎ荘は鯉料理が有名なんだそうです。残念ながらぴーぱーは鯉が苦手なので、食事は付けませんでした。

こちらは食事会場へ続く廊下です。

廊下の奥に、母屋の宿泊客も利用可能なトイレがありました。

トイレが綺麗なのは嬉しいですね。

女性用のトイレはこの広さ。

おむつ交換台までありました。

さて下駄に履き替えて玄関を出て、別棟のお風呂に向かいます。

建物に沿って歩いていくと、

奥に湯小屋が見えてきました。

湯小屋の手前には、立ち寄り客用の駐車場あり。

着きました、しらさぎの湯です。

立ち寄りの場合、入浴料はこの自販機で支払うようです。大人200円、子供100円です。

男湯と女湯の間には、このような湯上りどころもあります。

まずは男湯からご紹介しましょう。

シンプルな脱衣所。

分析書が掲示されています。

源泉名は空欄。源泉温度47.6℃、PH7.51のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉です。

公式サイトには人吉温泉と書かれていますが、温泉街からも離れていますし自家源泉なのかもしれません。

入ってみると、脱衣所同様シンプルな浴室です。

シャワーはなく、蛇口から出るお湯も温泉のようです。

200円の入浴料のせいか、地元の方がたくさんいらしてます。皆さんシャワーがなくても慣れた様子で浴槽からお湯を汲み、身体や髪を洗ってました。

ここのお風呂の特徴は深い浴槽。浴槽に沿って長イスのように板が渡してあるので、そこに腰掛けてお湯に浸かれるんです。

お湯は適温。ほんのり塩っぱい、とっても良いお湯です♪

掛け湯がありますので、これをシャワー代わりにするのもアリですね。

続いて女湯です。

こちらもシンプルな脱衣所。

何しろ立ち寄り湯は200円なので、ティッシュもドライヤーもありません。

入ってみましょう。

男湯と全く同じ浴室です。

こちらもシャワーはありません。

見てください、このザーザーと溢れていくお湯!

女湯は比較的空いていたので、ゆっくりお湯に浸かれました。”熱くて入れなかった” という口コミを多く見たので心配していましたが、それは夏だけのようです。

冬は本当に適温。ずーーーッと入っていられる本当に気持ちの良いお湯でした。

 

泊まった感想

お風呂がすごく良かったです!!・:*+.\(( °ω° ))/.:+

掛け流しのお湯も気持ちいいし、深めの浴槽で座ってお湯に浸かれるのも最高!!シャワーがないのは不便ですが、それを上回るお湯の良さを感じました。

ただ宿泊の場合、お風呂が別棟なのが難点。雨だったり嵐だったりしたら何回もお風呂に行く気は起きないかもしれません。その辺がちょっと心配です。

それでも宿の方は皆さん感じがよく、気持ちよく滞在できましたよ♪

夏は “お湯が熱すぎる” という口コミが多いので、冬の方がオススメかもしれません。



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