定山渓ホテル(定山渓温泉)

2019年11月訪問
今回ご紹介するのは定山渓ホテルです。このホテルを選んだ理由は源泉掛け流しであること、そして札幌駅から無料送迎バスがあることです。
送迎バスは予約制。部屋に空室があってもバスが満席だと困ると思い、2ヶ月くらい前に予約しました。送迎バスの予約はホテルに直接電話してください。公式サイトは → こちら
万一ホテルのバスが満車でも、有料ですが札幌駅↔︎定山渓間、新千歳空港↔︎定山渓間に路線バスが走ってます。詳しくは定山渓温泉の公式サイトをどうぞ。
そして当日。送迎バスの予約をした際に教えられた通り、札幌駅北口のバスターミナルに向かいます。”定山渓ホテル” と書かれたバスを探そうとすると、一番手前に停まっていてすぐにわかりました。
荷物を預けて乗り込むと、車内は結構混んでました。

1時間弱でホテルに到着。
到着すると下車前に、乗り込んできたスタッフからフロントの場所やチェックインの流れの説明があります。それらを車内で聞いてからバスを降り、各々チェックイン手続きです。

乗ってきたバスはこれ。普通の観光バスで、フロントガラスに “定山渓ホテル” の名前が書かれていました。

預けた荷物を受け取って中に入ります。

広々したロビー。

大きめのお土産売り場あり。


新聞が置いてある横に、

無料のコーヒーマシーンもありました。

フロント係は流暢な日本語を話すアジア系外国人女子でした。フロント係はほぼ外国人だったと思います。
ここで夕食の時間を決めます。また、自分で布団を敷くと1人100円引きになるサービスがあり、それをやるかやらないか、を申告します。ぴーぱーはもちろん「自分で敷きます」と答えました。

そのほか、館内案内が書かれた紙を受け取って部屋に向かいました。
お部屋
お部屋はタワー館の11Fでした。

今回じゃらんから予約したのは
プラン名:【お部屋食】毛蟹1杯付・全13品☆豪華和食膳『新雅』を堪能
部屋タイプ:【部屋食/踏込付き10畳和室】タワー館/冷暖房付
土曜日泊:1人 / 18,250円(入湯税別)


いつものぴーぱーなら予算オーバーですが、貯めていたじゃらんポイントが10,000円近くあったのでそれを使って予約しました。

タワー館の中では一番安い部屋ですが、広々して十分満足。

広縁には古いけど重厚なイスとテーブルが置いてあります。

窓の外はこの通り真っ白。大浴場からも同じ雪景色が見えました。

広縁の反対側に2ドア冷蔵庫。

中にはお水が入ってました。


テーブルの上には茶碗が4つ。

急須はなく、お茶菓子と粉茶です。

クローゼットの中に浴衣とタオル。

外は雪降ってますが、丹前はちゃんちゃんこタイプだったのが不思議です。

入口の方に戻って、

お布団敷きは “セルフ” を選択したので、ここから出して自分で敷きます。

押入れの向かいに洗面所。

写真右側のボトルは化粧水。左側のカゴの中にはアメニティが色々入っており、その中にも小分けの化粧水と乳液がありました。設備は古いけどサービス満点です♪

洗面台のお湯は “温泉水” だそうです。湯量豊富なんですね。

そしてなんと、部屋風呂も温泉です!


利用しませんでしたが、、

浴室内に分析書も掲示されていました。

お風呂の向かい側はウォッシュレット付きトイレ。

新しくはないですが問題ない部屋です。何しろ広々していることが良いです。Wifiもサクサクでした♪
お風呂
部屋に置いてあった案内によると、お風呂は大浴場と中浴場があり、目まぐるしく男女入れ替わります。入浴の際には気を付けてください。

館内を見学しながらお風呂に行きましょう。

まずはヤマザキショップをチェック。



中に入ると、普通に町のコンビニです。

驚いたのはアルコールの品揃え。
発泡酒、ビール、缶チューハイ。奥には一升瓶も見えます。値段も良心的です。

いよいよお風呂に向かいます。
お風呂の入り口は、客室エレベーターを降りてすぐ横です。


ここにも自販機あり。

アルコールも売ってます。

自販機の横に休憩処。案外たくさんの人が利用してました。

ようやくお風呂の入り口に到着。

残念ながら撮影禁止でした。
横に掲示してあった分析書によると、源泉名は定山渓22号。源泉温度77.5℃、PH6.6のナトリウム-塩化物温泉。循環や塩素投入の有無は書かれていないようですが、公式サイトによると掛け流し。おそらく加水もしていないと思われます。

浴室ですが、大浴場はとにかく広いです!!驚く面積ですΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
それに比べて、中浴場は狭いです。1 / 5くらいの広さしかないのでは!?
でも中浴場が普通のホテルの大浴場レベルだと思います。大浴場広過ぎです。しかも、その広い浴室の一番奥に洗い場があるから、そこに辿り着くのが大変!!
なぜ、一番奥に洗い場!?
お湯の温度は浴槽によってかなり違います。お湯の供給量で温度調節をしているようで、お湯が出ている近くは熱め。離れるとぬるめです。
塩化物泉とのことですが、わずかに塩っぱい味と匂いがする程度。塩素臭はほぼしません。←投入してるのかどうか不明
露天は、外が寒かっただけにお湯は結構熱かったです。熱湯好きには満足のお湯ですが、「熱い!」と言ってる人もいました。雪国のせいか、露天は完全な “外” ではなく、屋根付きの半露天です。それでも雪見風呂が楽しめるので人気でした。
お風呂の詳しい案内は公式サイトをどうぞ。
夕食
チェックイン時に「夕食は6時半でいいですか?」と言われました。ぴーぱーは大抵その時間にお願いするので、ちょうど良かったです。
準備は6時過ぎに来たと思います。

コンビニにビールがたくさん売っていたので、そこで調達してすでに部屋で飲んでましたが、やはり夕食時はビールを注文するのがマナーですよね。
というわけで、部屋に置いてあったメニューを見て瓶ビールを頼もうと思っていました。

ところが感じの良い年配の仲居さんは世間話をしながら配膳をし、並べ終わると「では、ごゆっくりお召し上がりください」と出ていってしまいました。
え?飲み物の注文とか聞かないの!?
コンビニで買ってきたビール飲んじゃっていいの!?
どうやら、いいみたいです。 じゃあ、頂いちゃいましょうか♬ ← “食事会場への持ち込みは禁止” と館内案内に書いてありました。

今日のお品書きはこちら。

まずは前菜、五点盛り。

お造り。←やや色が変わってた、、

富良野牛ロースしゃぶしゃぶ。←お肉も野菜も乾燥気味、、

そしてメインはこれ。毛蟹姿盛り!
これは楽しみにしていた一品でした。 毛蟹ってちょっと小さいけど、甘くて美味しいんですよね〜♪ ←全く蟹の味がしない、、

蓋物の甘鯛白子饅頭は、写真を撮り忘れましたがズッシリとした一品でした。
天ぷらは、海老、フグ、南瓜、青唐。←フグの天ぷらはシュールなお味、、

ローストビーフは “厚くて硬そう、、” と思いましたが、案外(失礼)美味しかった♪
ご飯は帆立の釜飯。温かくて美味しかったです。

最後にデザートとしてメロン、パイナップル、餡子の3点盛りを頂きましたが写真はなし。
予約時にプラン内容に書かれていたメニューが豪華だったので、楽しみにしていました。そして確かにその通りの内容が出てきたのですが、お味の方は、、、聞かないでください。
朝食
朝食はバイキング。定山渓ホテルは、朝夕バイキングプランが安価で人気のようです。
8時頃、2Fの会場にやってきました。

中は広い宴会場。賑わってます。

席は自由席。”食事中” の札をもらって料理を取りに行きます。

さて何を食べようかな♪

朝夕バイキングなだけに、

供給量はすごいです。


ポテトサラダも大皿。

和食メニューが多いように思いました。


札幌グランドホテルはホッケだったけど、こちらはシシャモ。

イカの刺身もありました。

タラコもあったけど、ちょっと変わったお味、、

野菜は豊富。

パンは焼きたて♪ 後ろの釜で焼き上げています。
でも需要と供給のバランスが伴わず、トレーは空のことが多いです。

焼きあがると殺到! あっという間になくなります。

シリアルとヨーグルト。

フルーツ各種。

ドリンクは牛乳と、

ソフトドリンクのマシーン。

コーヒー。テイクアウトカップはなし。

あまり食べたい物が見つからず、

いつものメニューになりました。

和食でまとめるとこんな感じ。

カレーがあったのは良かったですね♪

デザートも頂いて。

朝夕バイキングの場合は、2食ともこの会場なのでしょうか?
ぴーぱーにはちょっとキツいかなぁ、、、

泊まった感想
帰りは10時発のシャトルバスで札幌駅まで送ってもらうことができます(要予約)。シャトルバスの発車時は、従業員が並んで手を振ってバスを見送ってくれますよ。
またチェックアウトの精算が重ならないように、事前精算を勧めています。夕食後や当日朝にチェックアウトを済ませても10時までは部屋にいられますので、シャトルバス利用者には特に事前精算をオススメします。←支払いは現金のみです
スタッフは皆さん感じが良いし、お湯も悪くありません。
食事内容にこだわる方には、あまりオススメしませんが、適当な値段で温泉を楽しみたい♪ という方には悪くないホテルです。
大浴場の大きさには驚きますよ!


妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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