ビジネス湯宿 湶(山鹿温泉)

ビジネス湯宿 湶(山鹿温泉)

2018年4月訪問

熊本市で用事があったので、その近辺で泊まる宿を探していました。

熊本県といえば、温泉大国。数年前に有名な阿蘇と黒川温泉に行きましたが、それらの温泉は大分県寄りで、熊本市からはちょっと離れてるんですよね。熊本市近郊に温泉はないのでしょうか?

調べてみると、、、、温泉ありましたよー。さすが温泉大国!!

じゃらんで言えば「玉名・山鹿・菊池」エリア。どこも掛け流しで、熊本市へも車で1時間くらいです。

どの温泉にするか悩みましたが、値段に惹かれて予約したのが、山鹿温泉のビジネス湯宿 湶 でした。

「ビジネス湯宿」って、どんなところなんだろう?と思いましたが、周辺には似たような名前の施設が多かったです。この辺りでは一般的なのかもしれません。

大通りからちょっと入った場所に、宿の看板発見。車を止めて、中に入ってみました。

「ビジネス湯宿」から想像してたのとはちょっと違う、洋風な雰囲気のロビー。

チェックイン手続き後、部屋に案内してもらいました。

今回ぴーぱーが予約したのは別館で、徒歩1分ほどの別棟なんです。

駐車場もこちらを使っていいですよ、と言われました。奥の屋根付き駐車場は「二輪車専用」だそうです。

ぴーぱーの部屋は、奥の三角屋根の建物。

左奥の「七」でした。

木の扉を開けると、

まるでアパートの1室のようです。

今回じゃらんから予約したのは

プラン名:【じゃらん限定】【女子旅】温泉ビューティープラン ★オリジナル美容水プレゼント★
部屋タイプ:【別館1階/源泉掛け流し内湯付】【禁煙】モダン和室
平日泊:1人 / 5,800円(諸税込)

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!

窓が小さく眺望がないので、長時間いると息苦しくなってきそう、、、。

部屋もそれほど広くはないので、決して安いとは言えません。

「湯宿」なので、タオルと浴衣完備。

鍵についてる札が渋いです。Wifiは一応繋がります。

空の冷蔵庫と、写ってないけど上に電子レンジがあります。冷蔵庫はちゃんと冷えました。

湯沸しポットとカップ。

入口とは別のドアを開けると、

必要なアメニティはちゃんと置いてある洗面台。

隣のドアは、

ウォッシュレット付きトイレ。

別館にはなんと、各部屋に源泉掛け流しの内湯が付いてるんです。←だから、ちょっと高いのかも

見た目は普通の部屋風呂ですが、浴槽は既に温泉で満たされていました。

オーバーフローしてるの、わかります?

いつでも好きな時に掛け流し温泉に入れるのは嬉しいんですが、お湯を止められないので、ずーーーっとお湯が流れてる音がしてるのが、やや不満、、。

部屋の造りは普通のアパートなので、まるで部屋のどこかで漏水してるような感じです。

以前、塩原温泉で泊まった宿でも同じような経験をしたことがあります。お風呂の音って響くから、防音対策をきちんとしていないと結構うるさいです。

でも、お湯は最高・:*+.\(( °ω° ))/.:+

ぬる目のお湯は、びっくりするくらいトロトロ!!お湯の匂いは、先日泊まったサンロード吉備路に似ています。

今回はプランの特典で、化粧品のサンプルもらいました♪

 

本館 大浴場

本館の部屋にはお風呂が付いてないので、大浴場を利用します。利用時間は18:00〜23:00 / 6:00〜9:00です。詳しくは公式サイトをどうぞ。

本館大浴場は、別館宿泊者も利用できます。せっかくなので、大浴場にも行ってみることにしました。

部屋を出て本館に向かおうとすると、別館の駐車場脇にこんなもの発見。

これ、温泉です。

本館の駐車場には、さらに大きめのお湯汲み場がありました。これらのお湯は、汲んでどうするのでしょう?

中に入って大浴場の場所を聞くと、女湯は2Fだそうです。

写真右手の階段を上がります。

2Fへ上がると、こんな標識が。

本館の廊下です。突き当たりに電子レンジが見えます。

一度2Fに上がりましたが、別の階段で再び下に降ります。

到着。

ん?入口にはAM5:00〜PM11:00と書いてありますね。どちらが正しいのでしょう?

脱衣所は狭いです。

分析書によると、泉温:36.3℃、PH9.4のアルカリ性単純泉です。

露天風呂は利用できないそうです。残念。

小ぶりな浴槽ですが、お湯がたっぷり張られていて気持ちいい♪

浴槽に入ると、透明でキレイなお湯がザーーッと溢れていきます。

石鹸類は部屋に備え付けのものと一緒。

カラの露天風呂。やはり地震の影響があったんですね。

続いて男湯をご紹介しましょう。

男湯はフロントの左奥でした。途中に自販機あり。

アルコールはいいお値段です。

男湯の脱衣所は広いです。

シンプルな洗面台。

分析書。

男湯の浴槽は大きいですねー。こちらの浴槽は加温してるそうです。

もう1つの小さい浴槽は、お一人様サイズ。

ぬる湯だけど、最高のお湯だった〜♬と、ぴーが言ってました。

洗い場は上の写真の外に、大小の浴槽の中間にもう2ケ所あります。

ぴーはこの大浴場が気に入って、いつも本館に入りに来てました。ぱーは外に出るのが面倒なので、部屋風呂専門。どちらもお湯が良い事には変わりありません。

 

泊まった感想

初めての山鹿温泉の宿としては、悪くない選択だったと思います。ただ「ビジネス湯宿」なので、やはり「ビジネス向き」かと。または、とにかく安く宿泊したい人向けですね。

次に山鹿温泉に行く機会があったら、違う宿にも泊まってみたいです。

 

番外編

今回初めて山鹿温泉を知りましたが、歴史のある場所なんですね。ビジネス湯宿 湶は、そんな山鹿温泉の中心に近い場所にあるので、周辺を歩いてみました。

まずは徒歩5分くらいの場所にある、国指定重要文化財の八千代座です。

明治時代に建設された芝居小屋で、現在も公演が行われているそうです。館内見学もできるそうですよ。

詳しくは公式サイトをどうぞ。

続いては、さくら湯。

元々は御茶屋だったそうですが歴史を経て、現在は公衆浴場です。

飲泉もできます。詳しくは公式サイトをどうぞ。

せっかく訪れた山鹿温泉ですから、周辺をぐるっと歩き「さて、そろそろ戻ろうか」と通りかかった公園で、その日一番驚くものを発見。

普通は水飲み場があるところに、温泉水汲場があるんです!!

これ、飲泉用だそうです。汲んでいく人いるのでしょうか!?

山鹿温泉て、本当に湯量豊富なんですねー。

ビジネス湯宿 湶はリニューアルしたらしく、比較的キレイな建物でしたが、周辺には「家族湯」という看板を出した古〜い宿(?)なのか、(元?)宿が結構あって、文字通り家族で立ち寄り湯に来てるお客さんがいました。

傾きかけた元銭湯(失礼)みたいなところでも人の話し声が聞こえたので、営業中のようです。山鹿温泉は、本当に温泉が生活に根付いてる場所なんだなぁ、と思いました。

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