須川高原温泉(須川温泉)
2016年7月訪問
数年前に初めて訪れた時、その湯量の豊富さと泉質の良さに驚いた須川高原温泉。岩手県と秋田県の県境近くに位置していて、秋田県側にある栗駒山荘までは歩いていける距離です。
今回もう一度そのお湯を堪能したいと思い、公式サイトに掲載されている番号に電話して自炊部を予約しました。
道路を挟んだ向かい側には広い駐車場。
日帰り客も多いですが、駐車場は広いので安心して停められます。
宿泊客も日帰り客もこちらの玄関から入って手続きします。
ロビー周辺。
写真は早朝ですが、日中は日帰り客で賑わっています。
チェックインは16:00からですが、15:30頃到着しても入れてくれました。
部屋へと案内してくれた女性いわく「霊泉の湯はお湯を張り替えたばかりですから、透明なサラサラのお湯ですよ」とのこと。
霊泉の湯とは、自炊部にある宿泊者専用の内湯です。前回宿泊した時は改装中で、残念ながら入ることができませんでした。
そうとわかったら、急いで荷物を整理して霊泉の湯に行かないと!
お部屋
その前に、お部屋の案内をしておきましょう。
今回の部屋は須川荘の607号室。以前泊まった時は、かなり奥の方の来光別館でした。
部屋に入ってみると、
基本は以前泊まった部屋と同じです。
7月ですが、押入れには毛布が入ってました。
ここの湯治部は寝具、浴衣付きです。確かバスタオルはなかったと思います。
ここの自炊部の最大の魅力は、各部屋に流し台と2ドア冷蔵庫が完備されていること。これなら長期滞在も可能ですよね。
1口ですがガスコンロもあります。
食器棚には消毒したコップも入ってました。
窓際には洗濯物も干せます。
旅館部には行ったことないですが案外広そうです。
今回泊まった須川荘は、廊下に電子レンジがありました。
至れり尽くせりの自炊部ですが、1つ困ったのは携帯の電波状況が悪かったこと。旅館部の方に行けば繋がるかも、と携帯とPCを持ってウロウロしましたがあまり変わりません。
ここに着くまでの山道では、全く問題なくテザリングが使えていたのに、、、
霊泉の湯
まずはオススメの霊泉の湯に行ってみましょう。
男女の入替はなく、左右対称な造りです。
熱めに設定してあるという霊泉の湯。
こちらは男湯の脱衣所です。
女湯の脱衣所もほぼ一緒ですが、女湯にはこんなアメニティが置いてありました。
入ってみると、本当に透明のお湯・:*+.\(( °ω° ))/.:+
きっとぴーぱーが一番風呂です。
洗い場にはシャワーは1基。
白濁湯のイメージが強い須川高原温泉ですが、最初はこんなに透明なお湯って不思議ですよね。
少し熱めのキリッとした一番湯、堪能させてもらいました。
大浴場:内湯と小さめの露天
続いて、日帰り客も入れる大浴場に行ってみましょう。
源泉は霊泉の湯と同じです。
須川高原温泉はとても人気があり、日帰り湯開始の9:00とともにお客さんが入ってきます。
それでもこの広さなので、それほど混雑してる風には感じません。
女性用の洗面台には先程と同じゲルが置いてありました。ティッシュはありません。
浴室に入ると、さすが千人風呂!大きい浴槽です。
お湯は見事な白濁湯。さっき入った霊泉の湯と同じ源泉だなんて信じられません。
シンプルなシャンプー類は霊泉の湯と同じ。
サウナもありました。
内湯から直接露天に出られるようになっています。
この日の露天はちょっと熱めでした。
日帰り湯は 9:00~16:00 / 大人700円です。日帰り湯開始前の8:00~9:00は清掃時間。この時間は宿泊者も入浴できません。
チェックアウト前にもう1度お風呂に入るためには、朝は時間配分を考えて行動するようにしましょう。
館内
2カ所のお風呂に入ったので、休憩がてら館内を散策してみました。
霊泉の湯の横に洗濯機と乾燥機がありました。長期滞在者用かもしれません。
横にはコインランドリーの待合所のようなスペースもあります。
廊下にあった分別ゴミ箱。
トイレ。
中は来光別館のトイレより若干明るい感じです。
でもウォッシュレットはありません。ぴーが館内全て探しましたが、どこにも付いてなかったそうです。
オマケで大浴場近くのトイレの写真も載せておきます。こちらは立寄り客も使用するのでキレイですね。
フロント〜大浴場への通路にある売店。
朝は地元の野菜も売ってました。
大露天風呂:大日湯
一休みしたので大露天風呂、大日湯に行ってみましょう。
日帰りの場合、大露天風呂と大浴場は別料金。それぞれ700円です。その他広間や休憩室での休憩を含めたプランもあるようなので、詳しくは公式サイトで確認してください。
大露天風呂は、一度建物の外に出ます。
すぐに左に曲がり、売店の前を建物沿いに進みます。
廃湯がザーザー流れる横を通って、
大露天風呂到着。
大露天風呂に入る前に、須川高原温泉の源泉を見てみましょう。
源泉は上の写真の大きな岩の後ろの方、栗駒山登山道の途中にあります。
行ってみると、このように祀ってある源泉口が2,3カ所あり、
そこからホースでジャンジャン源泉を送ってるんです。
ホースに入りきらなかった分はそのまま流して、天然の足湯にしてます。なんとも贅沢です。
露天風呂の入口ではアイスなども売っていて、足湯に入りながら食べている人もいます。こちらの休憩コーナーを利用してる人もいました。
いよいよ大露天風呂です。
大露天風呂は朝6:00から営業してますので、駐車場で車中泊した人も朝風呂に入って出発できますよ。
脱衣所です。写真には映ってませんが、洗面台もありました。
浴槽はこの大きさ!さすが大露天風呂!!
わかりにくいですが物凄い量の源泉が投入されてます。こびりついた湯の花の量もスゴいです。
女性用の露天風呂には屋根もあります。
シャワーはありませんがボディソープ類は置いてありました。
湯治部で自炊
お風呂に入った後は部屋でお食事です。写真は朝食風景ですが、ぴーぱーは自炊部に泊まる時はいつもマイ座椅子を持参しています。
狭い部屋でも座椅子さえあれば、寛いでビール飲めますよー♬
食後は机を立て掛け、布団を2枚敷いたら部屋はいっぱいになりました。おやすみなさい。
泊まった感想
前日の石塚旅館に引き続き、久々の自炊部泊はかなり楽しかったです。
特に、須川高原温泉の自炊部は各部屋にミニキッチンが付いているので非常に便利。自炊部初心者にも使いやすいと思います。お湯はとにかく最高・:*+.\(( °ω° ))/.:+ 混んでるとはいえ酸ヶ湯温泉旅館ほどではないので、お湯の状態も悪くありません。
料金は泊数や季節によって異なりますので、詳しくは公式サイトで確認してください。ちなみに今回は、7月の土曜日に2人で1泊して1人5,000円(税込)でした。クレジットカード払いもOKですよ。
自炊部デビューしたい方、須川高原温泉はいかがですか!?
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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