元泉館(元湯温泉 / 塩原温泉)

元泉館(元湯温泉 / 塩原温泉)

2017年7月訪問

栃木県の塩原温泉といえば有名な温泉ですが、実際には泉質も効能も違う何種類もの温泉が集まっていて、その総称として「塩原温泉郷」が存在するようです(詳しくは塩原温泉郷の公式サイトをどうぞ)。

比較的アクセスの良い塩原温泉ですが、その中でも元湯温泉は一番奥にあります。宿に到着する直前は林道のような道も通るので、初めて訪れる方、また車の運転に自信のない方は早めの到着をオススメします。

ということで、やってきました元泉館。ぴーぱーは2回目の訪問です。

金曜日の午後ですが、駐車場は結構埋まっててびっくり。

でも奥の方は宿泊者専用ですので安心してください。とはいえ、宿泊者専用スペースも夕方にはほぼ満車になってました!!

駐車場に車を入れていると、中から宿の方が出てきて荷物を持ってくれたり名前を聞かれたりとサービスしてくれます。有難いけど、素泊りだからなんだか申し訳ないです。

中に入ってチェックイン手続き。

フロントで宿帳を記入。案内係りの人が来るのを待ちます。

お土産コーナー。

喫茶コーナーもあります。

アルコールは結構いいお値段。

公式サイトによると源泉は胃腸に良いそうで、朝食付きにすると「温泉粥」が頂けるそうですよ。

 

お部屋

案内係りの方が来て、お部屋まで案内してくれました。

今回じゃらんから予約したのは

プラン名:にごり湯を気ままに満喫♪素泊まりプラン
部屋タイプ:リニューアル別館 (洗浄トイレ付・バスなし・無料Wi-Fi)
平日泊 1人/5,010円(諸税込)

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!

以前も同じプランで宿泊しました。お湯良し、部屋良し、値段良し、と気に入ったので、再び訪問することにしたわけです。

お部屋はなんと、前回と同じ別館2Fの高尾でした。

素泊りなのでお布団は既に敷いてあります。

ズラッと並ぶ館内案内。

素泊りでもお茶菓子が置いてあるのは嬉しいですね♬

これらのアメニティは、チェックイン時にフロントで渡されます。

綺麗にリニューアルされた広縁。

窓の外は駐車場ですが、これはどの部屋に泊まっても一緒です。

水まわりもオシャレ。

引き出しの中には湯呑みやグラスが入っていて

空の冷蔵庫があります。

クローゼットの中に浴衣類がセットされてます。

余計なお世話ですが、髭剃りや櫛はここに置いておけば良いのでは?

玄関入ってすぐ横にウォッシュレット付きトイレ。

ぴーぱーが泊まった部屋は別館ですが、本館でもプラス1人2,000円で素泊りプラン受け付けてます。詳しい広さは不明ですが和室と和洋室があるようです。

でも、別館でも十分満足できますよ。Wifiもサクサクです♪食事付きにした場合、本館別館共に夕食は部屋出し、朝食は広間だそうです。

じゃらんで予約しても公式サイトから予約しても値段は一緒ですが、一部公式サイトのみのプランもあるようです。時間がある人は、ジックリ見比べてみるのもいいかもしれません。

 

高尾の湯(渓流露天風呂・大浴場)

元泉館にはお風呂が3ヶ所あります。そのうち1ヶ所が混浴で、女性専用時間帯もあります。

その他のお風呂も入れる時間がそれぞれ異なりますので、公式サイトや部屋の案内を見て計画的にお湯巡りしましょう。

まずは露天風呂付き、1番大きい高尾の湯に行ってみましょう。

別館から行くとちょっと遠いです。フロントを横切り、朝食会場になる宴会場も通過。

廊下の突き当たりまで行きます。

大浴場は盗難が多いそうなので気を付けましょう。

さらに進みます。

昔の写真が飾ってあります。元湯温泉は歴史があるんですね。

建物を出て渡り廊下を歩き始めると、硫黄臭が漂ってきます。写真左側は駐車場で、駐車場でも硫黄臭がします。

着きました、高尾の湯の入り口です。

日帰り入浴の支払いはフロントでお願いします。

館内に入ると男女別の入口。

分析書によると、源泉名は高尾の湯。泉温は50.6度、PH6.5です。

お隣の大出館の源泉も同じでした。高尾の湯の名前の謂れは元泉館の公式サイトをどうぞ。

まずは男湯からご紹介しましょう。

広い脱衣所。

無料のマッサージ機も完備です。

浴室は年季が入ってます。さすが歴史のある温泉です。

内湯はやや黒みがかった緑色。分析書によると炭酸水素塩泉とのことですが、ちょっと舐めるのを躊躇する色です。

写真で見るとあまり違いがわかりませんが、実際は内湯の方がかなり黒みがかってます。本当に同じお湯?というくらい。

露天風呂は雰囲気良いです。

続いて女湯です。

脱衣所も浴室も男湯とほぼ一緒。

男湯もそうですが、脱衣所から露天風呂が見えます。

女湯は洗面所に化粧品が置いてありました。

こちらも男湯と同じ黒みがかった緑色のお湯。入りやすい温度です。

石鹸類は男湯と同じです。

露天風呂も男湯と一緒です。周りに紅葉の木が多いので秋はキレイでしょうね。お湯は内湯よりさらっとしてます。

浴槽内をよく見てもらうとわかりますが、お湯の節約のためなのか?半身浴しながら景色を眺めるためなのか?浴槽内の浅い部分が多いんです(透けて見える)。肩まで浸かれるスペースが狭いので、見た目より大勢で浸かるのは難しいかもしれません。

お湯はこんな色です。

内湯は浴室も古いし、浸かっていてあまり気持ちの良いお風呂ではないです。部屋からも遠いので、ぴーぱーは高尾の湯にはあまり行きませんでした。

 

邯鄲の湯(岩風呂)

続いて邯鄲の湯です。

ここは部屋から高尾の湯に行く途中、宴会場の前を曲がった奥にあります。左手前の「岩風呂」の看板の前に小さい看板が立ててあり、そこには「御宿泊者様専用です」と書いてありますが、公式サイトには特にそのような記載はありません。よく見れば、公式サイトには日帰り入浴の時間帯も書いてありませんね。

混浴中の入り口はこんな感じ。

女性専用時間帯になると女湯の暖簾が掛かります。分かりやすいです。

浴室手前に飲泉所がありました。お味はわずかに塩味。それほど強烈な味はしません。

ここの源泉名は、邯鄲の湯。泉温48.1℃、PH6.6。 泉質は高尾の湯と同じ炭酸水素塩泉です。

脱衣場は男性用、女性用分かれています。

それぞれの脱衣所から出ると、ここで合流。

階段を降りて

浴室です。

この浴室もシブいです。

お湯は写真のようにパイプからと

右側の岩の裂け目からと、2ヶ所から注がれています。

湯温は適温。良いお湯なのはわかりますが、高尾の湯同様、お湯が黒みがかっていて爽やかさがないのが残念です。

邯鄲の湯は 15:00~20:30までが女性専用、その後21:00~翌朝9:00までが混浴です。女性専用時間が長いので、女性も利用しやすくて良いですね。

宝の湯(檜風呂)

最後に、部屋から一番近い別館にある宝の湯に行ってみましょう。

ここは本当に近くて気軽に行けます。

宝の湯の源泉は、元泉館新堀。つまり自家源泉でしょうか?源泉温度は57.4℃、PH値6.8。泉質は他2ヶ所と同じです。

まずは女湯からご紹介しましょう。

小ぶりな脱衣所。

洗面台とドライヤーがあるのみです。

浴室は階段を3段下ります。ここのお湯はキレイな乳白色・:*+.\(( °ω° ))/.:+

浴室が新しいのも気持ちいいですね。石鹸類は、すべてのお風呂で一緒です。

浴槽は小ぶりですが、ここのお湯が一番気持ち良かったです♬ 新しいお風呂だと思いますが、すでに給湯口には湯の花がびっしり。

溢れたお湯はこうして流される仕組みです。浴室保護のためかもしれません。

続いて男湯です。

女湯よりやや大きめの脱衣所。

でも浴室は同じですね。

ぴーぱー共に、ここのお湯が一番気に入ってここばかり入ってました。

大きくないけど、いつも人がいないんです。ほぼ独占状態でした・:*+.\(( °ω° ))/.:+

泊まった感想

久々の元湯温泉でしたが『お湯、あんなに黒かったかな!?』というのが一番の感想です。お隣の大出館は「墨の湯」という真っ黒なお湯のお風呂が名物なので、やはり多少混じってくるのでしょうか?

「元泉館新堀」の宝の湯は気持ちの良い乳白色なので、そこに浸かるだけでも満足♪宿のスタッフも皆さん感じが良くて、気持ちよく滞在できますよ。もう2回素泊まりしてるので、次回は平日限定の安いプランでお食事も付けてみようかな。夕食は部屋食ですし♪

10時にチェックアウトして旅館を出ると、すぐに日帰り入浴に行く車とすれ違いました。人気なんですね。

ぴーぱーも、再訪間違いなしです!!



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