ゆもとかん(五十沢温泉)

ゆもとかん(五十沢温泉)

2017年6月訪問

今回ご紹介するのは、五十沢温泉 ゆもとかんです。

数年前に偶然宿泊し、そのお湯の良さに驚いて必ず再訪しようと思っていました。前回は素泊まりだったので、今回は2食付きにして食事も楽しみに行ってきました。

どこか懐かしさの残る田園風景、林をぬけたところに「五十沢温泉ゆもとかん」はございます。

公式サイトより

と書いてあるとおり、この林を抜けると、

広い駐車場があり、

温泉マークが素敵なゆもとかんがありました。

荷物を持って入口に向かいます。

広い玄関。

靴置き場がなかったので “靴はどうしたらいいのかなぁ?” と思いながら、とりあえず上がります。

広々したロビースペース。

お土産コーナーもあります。

フロントは奥まったところにありました。

靴はチェックイン手続き後、仲居さんが下足箱に入れて番号札をくれました。

 

お部屋

前回は節約してトイレなしの部屋にしましたが、今回はトイレ付きです。

案内されたのは東館4Fの427号室でした。

玄関入ってすぐ右側のドアを開けると(写真だと左側)

洗面&トイレ。

洗面所には石鹸なし。トイレにはウォッシュレットなし。←ぴー涙

入り口左側の襖を開けると布団。ギッシリ入ってて反対側は開きませんでした。でも、マットも敷いてくれるので寝心地は良かったです。

お部屋はちょっと広めの8畳間。お部屋の雰囲気は、前回泊まったトイレなしの部屋と変わらないと思います。

広縁からは、

一面の田んぼが見渡せます。さすが新潟!

窓のすぐ下には小川。

広縁にはクローゼット。

反対側には空の冷蔵庫。

飲み物メニューです。チェックイン時に夕食時の最初の飲み物を聞かれました。

こうして見ると、素泊まりでも食事を頼めそうですね。ただ「夜間は100円割増」の具体的時間帯が書いてないのが気になります。

部屋の鍵の下の番号札は下足札。厚紙に手書きです。

部屋まで案内してくれた若い女性は、荷物は持ってくれなかったけどお茶は淹れてくれました。お茶菓子は、オリジナルの瓦煎餅です。

やや小さめのテレビ。

案内してくれた女性が「浴衣お使いになるようでしたら、大きいのをお持ちしましょうか?」と言ってくれました。

以前から気になっていましたが「ご主人は大きいですから、浴衣を大きいのと交換しますね」と、なかなかの確率の高さで言われるんです。

ぴーは身長173㎝、中肉中背です。日本人男性の一般的な体型と思われます。

でも浴衣も色々あって、男女で同じサイズを着ても「まあまあ、なんとかOK」みたいなこともありますよね。

なので「あー、別に “中” でもいいですよー」と答えたら「いえ、絶対短いと思います」って言うんです。

そして彼女が持って着てくれたのが、これです。特特大!!!ぴーが悲鳴あげてました。

案の定、ブカブカです。でも “中” だと確かに短い。

諦めて “特特大” を着用するぴーでした。

 

館内

大きい浴衣の裾をバサバサさせながら、お風呂に行ってみましょう。

広々したエレベーターホール。

館内案内図。

スナック「宮路」気になりますよね。

これです。営業してるかどうかは不明。

東館のエレーベーターで1Fに降りると、目の前に宴会場があります。

ちょっと覗いてみたら、畳敷きの部屋と、

テーブル席がありました。

ぴーぱーの滞在した2日間は、昼夜とも宴会があり、襖の前にスリッパがズラーーッと並んでました。地元では、ホテルの宴会場的な使われ方をしているようです。

ちなみにこの宴会場の並びのトイレは改装されて、ウォッシュレット付きでした。館内で1番キレイなのは、ここのトイレかもしれません。

廊下には、ロケ地として使われた時の写真がたくさん飾ってありました。

これって何年前でしょう?

地味な感じだったので無料かなぁと思ったら有料。どれも10分100円です。

卓球コーナーもありました。

利用してる人は見なかったけど。

自販機の値段は良心的。

内湯の入口に水サーバーあり。翌朝は空でした。

 

男女別内湯

まずは内湯に入りましょう。

と張り切って進むと、あっ!!!撮影禁止、、、

以前もそうだったかどうかは不明ですが、おそらくもう1つの混浴岩風呂の影響だと思います。

とりあえず、分析書だけ撮影しました。

公式サイトを見てもらうとわかりますが、女風呂だけ内湯にも露天風呂が付いてるんです。

そして今回の新しい発見は、内湯と露天では源泉が違うということ。 ほぼ違いは感じませんが。

お湯は相変わらず最高です・:*+.\(( °ω° ))/.:+

内湯はやや熱めですが(源泉温度49.8°)入れない熱さではありません。好みで加水も可能ですが、加水してる人は見ませんでした。

露天は源泉温度50.9°ですが、露天なだけに湯温は内湯より低く感じます。早朝はかなりぬるかったです。

ゆもとかんはシャワーも温泉なんですよ♪ シャワーを浴びるとほんのり、いや結構な硫黄臭がします。先日泊まった山県館もシャワーが温泉でしたが、ゆもとかんの方が強い匂いです。

投湯口に升が置いてあるので飲んでみると、かなりしっかりした味です。成分の濃さを感じます。

PH9.5とのことですが、それほどお湯のとろみは感じません。これは板室温泉のお湯と一緒です。

混浴岩風呂・大露天風呂

混浴が好きじゃないぱーは、内湯&露天で満足してました。でも、やっぱり一度は入らないとブログ書けないじゃないですか!?

なので、頑張って明け方4時頃行ってみました。

混浴風呂は1番奥にあります。

入口&脱衣所は男女別。脱衣所の入口には監視カメラも設置されてました。

ここはアルコール類の持ち込みも禁止だそうです。ちなみにバスタオル巻きや水着着用も禁止です。

2回目の宿泊ですが、ここのお風呂は初めて入るぱーです。いつもは「混浴は面倒臭いからいいや」と言うぴーが、ここのお風呂だけは「大きい方に行く」と入りに行くだけあって、お風呂が大きい!!

内湯と露天がありますが、脱衣所に掲示してあった分析書を見るとここも内湯と露天では源泉が違うそうです。内湯は結構熱め。そして、浸かるだけのお風呂ではなく男女それぞれにシャワー付きの洗い場もあります。

公式サイトの写真(小さめだけど)を見てもらうとわかりますが、男女それぞれの脱衣所から浴室に入ると、まずは洗い場があります。内湯は男女の間に岩で仕切りがしてありますが、完全な目隠しではないのでチラチラ見える可能性はありますね。

問題は内湯から露天へ出る時です。公式サイトの写真正面奥のドアが男性側内湯から露天へ出るドア。そして写真には写ってませんが、右壁面沿いにも同じようにドアがあって、そこが女性側内湯から露天へ出るドアです。(つまり公式サイトの写真に映っているのは女性側内湯というわけ)

でも、そのドアが一度立ち上がらないと跨げないほど敷居が高いんです。 露天に出る時、完全に身体がお湯から出ることになります。さらに、内湯には真ん中辺りしか仕切りがないので、露天に出る女性の姿は丸見えです。こ、これはツラい。゚(゚´Д`゚)゚。

露天に出てもまだ試練は続きます。女性側ドアから頑張って露天に出ると、まず手前に小さめの露天があります。そしてその先に、いよいよ男性と混浴になる大露天があるのですが、どちらも浴槽が浅くて肩まで浸かるのが大変。しかもお湯は透明です。

山県館の混浴風呂も入るのは「至難の技」と思いましたが、ゆもとかんも同じです。またはそれ以上かも!? ゆもとかんのお風呂に女性専用時間がないのも残念です。

朝4時だから、そうそう人は入ってこないと思いますが、あまりのシチュエーションの厳しさに5分いや3分で風呂から出たぱーでした。

夕食

遅くなりましたが、今回じゃらんから予約したプランを紹介します。

プラン名:○カップルお部屋食プラン○レイトアウト11:00までOK
★シェフ気まぐれデザート&自家製梅酒付★
部屋タイプ:和室8畳~10畳【トイレ付】
土曜日泊:  1人 / 11,880円。

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!

=====◆ 特 典 ◆=====

●お食事は2名までは【 お部屋食 】 3名以上は【 個室食 】確約!

●食前酒に【 自家製梅酒 】1杯サービス

●夕食後に【 シェフの気まぐれデザート 】

●のんびりレイトチェックアウト【 11:00 】※通常は10:00

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ゆもとかんは入湯税がなぜか120円なので、入湯税込で1人¥12,000です。

ちなみに公式サイトから予約しても内容、金額ともに同じだったので、ぴーぱーはじゃらんから予約しました。

じゃらんを見ても「夕食は品数も多く満足」とか「リーズナブルでお腹いっぱい」等の口コミを見たし、公式サイトの料理の写真を見ても美味しそう。楽しみです♪

夕食は18時半にお願いしていました。18時20分頃ドンドンドンとノックの音。と同時にドアが開き、元気な年配の女性が笑顔で入ってきました。

お品書きも料理の説明もなし。でも、カップルプランの特典1のつである

●食前酒に【 自家製梅酒 】1杯サービス 

はしっかりアピールしていきました。

品数はありますが、見た目がちょっと地味な印象、、。

メインはこのお肉でしょうか!?

公式サイトを見ると妻有ポークと言って、こだわりの豚肉のようです。しかも、上に乗ってる味噌(もやしでほとんど隠れてるけど)は、料理長手作りの南蛮味噌だそうです。

後出しの揚げ物。天ぷらの中に魚のフライが1つ入ってました。

「ご飯足りなかったらお代わりできますからね〜」「ゆっくり食べてくださいね〜」と元気と愛想は良いおばちゃん。

シェフの気まぐれデザート。

ぱっと見は地味ですが、食べてみると意外と(失礼)どれも凝ったお料理で驚きました。

例えば、一番左側手前にある白いお皿(上に緑色の葉っぱがあしらってある1品)。食べてみると、千切りのジャガイモにすり潰した魚が挟んであります。手が込んでて美味しいです♪

それからぜんまいも美味しかったです。きっと瓶詰めじゃないと思います。

何しろ部屋でゆっくり食べられたのが良かったです。ごちそうさまでした。

朝食

朝食はバイキングでした。

夕食は部屋食ですが、チェックイン時に「朝食は大広間で皆さん一緒にバイキングです」と言われ、朝食券を渡されました。7:00~9:00の間だったと思います。

8時頃行ってみました。

なかなか渋い朝食会場です。

さ〜て、何を食べようかなぁ♬

えっと、まずは漬物。

次も野菜系。あ、ひじきと切イカは海系ですね。

動物性タンパク質は鮭と肉団子か、、、

あっ!肉団子だと思ったら小芋煮だった!!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

ご飯のお供ばかりなのでご飯は進みます。

サラダ、納豆、温泉卵もあります。

唯一感心したのはトマトが大きくてみずみずしかったこと。

こうやってトレーに載せて写真撮ると、普通に美味しそうな朝ごはんに見えちゃうから不思議です。

驚いたのはドリンクバー。お茶、水、そして

インスタントコーヒー!これは初めてのパターンかも。

ちなみに素泊りと朝食付きでは500円(税別)の差です。この値段で文句を言っちゃいけませんね。

泊まった感想

お湯は相変わらず最高です・:*+.\(( °ω° ))/.:+

先日泊まった水清館のお湯も良かったけれど、ゆもとかんのお湯も同じかそれ以上の良さだと思います。何より優れているのは、浴槽が大きいこと。温泉に来たら、やっぱり大きいお風呂に入りたいじゃないですか♪

館内は古くて地味です。なので、年に1、2回のお楽しみ旅行や家族旅行にはオススメしません。旅のワクワク感が薄いと思います。

でも、いいお湯に浸かってのんびりしたい♬ という方には断然オススメの宿です。

ゆもとかんは素泊りプランもあるので、ぴーぱーは次回は素泊りプランで再訪しようと思います。



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