海月館(淡路島洲本温泉)

海月館(淡路島洲本温泉)

2017年4月訪問

車で四国へ渡るときに、いつも通過ばかりで滞在したことのなかった淡路島。今回、香川県からの帰りに寄ってみることにしました。

いざ淡路島に泊まろうと検索してみると、意外に温泉がたくさんあるんですね。

そこで、到着時間やら値段やら口コミやらを色々考慮した結果予約したのが、洲本温泉の海月館でした。

初めての淡路島は意外と都会でびっくり。そりゃあ、大きい島ですもんね。辿り着いた海月館は、海の近くにありました。

淡路島のホテルを探していると「オーシャンビュー」の部屋と「マウントビュー」の部屋で値段が違う宿が結構あるんです。もちろん「マウントビュー」の方が値段が安いけど、せっかく島に泊まるなら部屋から海が見えた方が嬉しいですよね♫

海月館を選んだ理由の1つは、その区別がなかったから。全室オーシャンビューなのかと思っていましたが、洋室は街側だそうです。

駐車場に車を入れると、すぐに係の男性が近寄って来て荷物を運んでくれました。

広いようで、意外と停めにくかった駐車場。

今回じゃらんから予約したのは

プラン名:【50歳以上限定☆特典付】新鯛の姿造り会席プラン
部屋タイプ:部屋タイプはおまかせ!/夕食:部屋食 朝食:食事処
平日泊 1人/11,880円

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!

【嬉しい2大特典】
・通常平日料金より最大3,150円OFF
・ご夕食をゆったり「お部屋食」へ無料アップグレード!

以前にも淡路島に泊まろうと考えたことがあって、その時も海月館にしようと思っていました。公式サイト、じゃらん、楽天トラベルと色々見比べましたが各サイトによって微妙にプラン内容が違うので、色々見て好みにあったプランを提供しているサイトから予約することをオススメします。

総合旅行予約サイトの楽天トラベル

フロントでチェックイン手続き。

ロビー周辺にはお土産売り場や、

バーコーナーあり。

 

お部屋

4月に入ったばかりだという新人仲居さんに案内されて、お部屋に向かいます。今回のお部屋は6Fの604号室でした。

おっ、なんか広いです!

公式サイトを見ても部屋の様子がイマイチ良く分かりませんが、おそらくこれは眺望和室だと思われます。

窓からは海が見えます。海水浴場だそうです。

夜は向かいの山の上にライトアップされたお城が見えました。

この部屋は千鳥亭なんですね。でも公式サイト見ても「千鳥亭」という館は見当たりません。「眺望和室」のみ。

次の間的なスペースの奥には化粧台がありました。

冷蔵庫やクローゼットはお部屋の外にあります。

差込式の冷蔵庫。

夕食時にビール1本飲みましたが、自動清算されてませんでした。

冷蔵庫の横のドアはトイレ。

玄関入って右奥には、

広い洗面台と、

バスルーム。

お部屋おまかせプランにしては、まずまず良いお部屋でしょう。

廊下にあった千鳥亭の見取図。ぴーぱーが泊まった604号室はやや広く見えます。611~615の部屋をチラッと覗いてみたら、窓の外は一面海でした。和室はどの部屋からも海が見えるようです。

 

5F大浴場 いざなぎの湯

大浴場は4Fと5Fにあって、朝晩で男女入れ替わります。

何しろ「加水加温循環ろ過」なので全くお湯に期待はできませんが、、一応楽しみです。

まずは5Fの大浴場へ行ってみましょう。

広々した脱衣所。

タオルはないけど、歯ブラシやら髭剃りやら髪ゴムやらのアメニティは山盛り置いてあります。

男湯の時間帯の洗面台。

男性化粧品があります。

泉質は単純弱ラドン泉。

果たして温泉成分は残っているのでしょうか、、?

露天風呂とサウナに使用しているという北投石の説明。

まずは露天風呂に入ってみましょう。

これが北投石を使った露天風呂。

これは水溜りではありません、水風呂です。でも雨が降ってたので、水溜まりに見えました。

ちなみに翌朝は晴れてました。晴れてるとこんな感じです。

海は見えますが、残念ながらそれほど開放感はありません。

続いて内湯。

こちらは晴れてるとちょっと気持ちの良いお風呂です。

洗い場の数は十分。

石鹸類は2種類。これは4Fも5Fも一緒。

サウナもあります。

 

4F大浴場 いざなみの湯

続いて4Fのお風呂です。

4Fの脱衣所の方がやや狭めです。

これらのアメニティは4F、5Fともいつも同じものが置いてあります。

化粧品だけ男女入れ替えるようです。女性用化粧品の品揃えはこんな感じ。

内湯です。

浴槽は十分な大きさ。5Fほどではありませんが、こちらも明るい浴室です。

浴室の隅に、謎の浴槽発見。

水風呂かもしれませんが、未確認です、、、。

露天風呂へ行ってみましょう。

まずはサウナがあります。

その奥に露天風呂。公式サイトによると、4Fの露天風呂は2010年に新装したそうです。

お湯は全く温泉っぽさを感じません。4、5Fともそれほどキツくないけど塩素臭がします。

淡路島には「掛け流し温泉」はほぼ見当たらなかったので、どこのお風呂もお湯は大差ないかもしれません。あとはお風呂場の雰囲気の違いでしょうね。

夕食

夕食が部屋食にできたのも、海月館を選んだ理由の1つでした。

お品書きはありませんでしたが、じゃらんに書いてあった献立を載せておきます。

==お献立 ==

◇先 附 季節の物
◆前 菜 三種盛り
◇凌 ぎ 淡路牛と季節の野菜の無花果コンポートがけ
◆お造り 鯛姿造り、鮪、烏賊、蛸
◇焼 物 鯛宝楽焼
◆煮 物 鯛あら炊き
◇焜 炉 淡路恵比寿豚のしゃぶしゃぶ
◆蒸 物 茶碗蒸し
◇温 物 季節の揚げ饅頭 銀餡かけ
◆酢 物 季節の一品
◇食 事 白ご飯
◆香 物 三種盛り
◇止 椀 清水仕立て
◆水 物 季節のもの

鯛の姿造り!!

きっと、上の姿造りの頭が明日はこうなるのではないかと思われます。

鯛あら炊き。

品数は豊富。

しゃぶしゃぶにも魚の頭が付いてたので試しに入れてみましたが、、オススメしません。

後から茶碗蒸しと季節の揚げまんじゅうがきました。この日は玉ねぎでした。

ご飯は保温ジャーで持ってきてくれます。関東ではあまり見かけないけど、関西ではこのタイプを使ってる宿が多いですね。

この後デザートが出ましたが、写真撮り忘れました。

感動的に美味しいものはなかったけど、品数が多くて賑やかな食卓にはなります。旅のワクワク感は得られると思いますよ♪

この後、事件は起こりました。

その日は猛烈な風雨でした。ぴーぱーがチェックインした時も凄かったけど、その後本州へ渡る橋が通行止になったくらいの風雨です。

夜、ふと「ポタッ、、、、ポタッ、、、、」という音で、ぱーは目が覚めました。『ん??』と寝ぼけた頭で起き上がると「ポタッ、、、」と凄い音!『え!? 』と布団を触ると濡れてる。慌てて電気を点けると天井から大きな水滴が落ちてきます!!

慌ててぴーを揺り起こし「雨漏りしてるよ!!」と告げると「とにかく布団をずらして」と言って、お風呂から洗面器持ってきました。しばし呆然と天井から垂れてくる水を眺める2人、、、。

どうしようもないので、洗面器の中にタオルを敷き(そうしないとうるさくて眠れない)、再び布団に入り様子を見てるうちに嵐も雨漏りも収まりました。

翌朝は何事もなかったような晴れ。天井に少〜し染みが残ってましたが、気づかないレベルです。布団もすっかり乾きました。一応チェックアウト時にフロントの人に告げましたが、またもや新人らしき女性で、打っても響かない感じ、、、。

「クレーマーのおばさん」と思われるのも嫌だから、それ以上は言いませんでした。

朝食

朝食の詳細がイマイチわかりませんでした。「朝食:お食事処」と書いてあるのみです。

他の人の口コミを読むと、どうやらバイキングらしいのですが、、とにかく朝食会場に行ってみることにしました。

やっぱりバイキングでした♪

このバイキングが凄いんです!

刺身あり、ちらし寿司あり。

とにかく種類豊富。

しかも地元食材を使ったメニューがたくさんあるんです。

こんなに頑張ってるのに、なんでもっと公式サイトで宣伝しないんでしょう?

これだけ種類豊富なバイキングなら、朝食のみプランがあってもいいのでは!? ←ぴーぱーが見たときはありませんでした。

会場も広いのでゆっくり食べられます。

本当に種類が多いので、ついつい食べ過ぎちゃいました。

泊まった感想

「雨漏り」には驚きましたが、部屋も広いし食事もボリュームあるし、この内容で1人12,000円弱はコスパ高いです(平日だからかもしれません)。

海水浴場が隣なので、夏は賑わうでしょうね。家族連れには良い宿だと思います。

温泉っぽさは感じられませんでしたが、仕方ないですね。機会があったら、次は淡路島の違う温泉にも行ってみたいです。



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