あだたらの宿 扇や(岳温泉)
2017年7月訪問
今回ご紹介するのは、岳温泉にあるあだたらの宿 扇やです。
ここは、ぴーぱーにとって岳温泉の定宿。数年前に偶然発見し、お湯と宿の雰囲気が気に入ってその後3〜4回泊まっています。
と言っても、朝食付きプランしか利用したことがありません。それなのに、いつも変わらぬ笑顔で迎えてくださり、しかも今回はお部屋のアップグレードまでしてくれました・:*+.\(( °ω° ))/.:+
久しぶりに行ってみると、宿の目の前が工事中でした。
駐車場は建物横のスペース。そんなに広くないので、到着すると係の人に鍵を預けて駐車位置はお任せします。
車を預けて玄関へ。
フロントとロビースペース。
洋風な置物がたくさん飾られています。創始者の方の好みでしょうか。
ロビーの奥に、セルフサービスのコーヒーコーナー。ぴーぱーは朝しか飲んだことありませんが、公式サイトを見ると時間は特に書いてないので、いつでも飲めるのかもしれません。
ロビーの反対側にお土産売り場。
お部屋
チェックイン手続きをして、お部屋に案内してもらいます。
写真右側のエレベーターで3Fへ。
今回のお部屋は、3Fの花梨というお部屋でした。
今回じゃらんから予約したのは
プラン名:1泊朝食付プラン【部屋おまかせ】美味しい朝食で1日をスタート★★11時チェックアウトOK♪♪
部屋タイプ:★限定プラン用★【お部屋はおまかせタイプ】
金曜泊: 1人 / 7,560円
じゃらんにはWifi事情が書いてなかったので公式サイトを確認すると、大体の部屋は対応していますが、若干数対応してない部屋もあるようです。それらはやはり、安い部屋。そんな中でも唯一和室8畳の「椿の間」がWifi対応しているようです。この部屋は1回目と2回目の宿泊時に利用しており、眺望はないけど広さも使い勝手も全く問題ありません。
『できたらこの部屋にして欲しいなぁ』という願いを込めて【お部屋はおまかせタイプ】と書いてありましたが、思い切って『可能であればWifiの使える部屋希望です』とリクエスト欄に書いておきました。
案内の方に「お部屋は3Fになります」と言われた時点で、内心『やった!椿の間だ!』と思いました。でも、3Fに着いてエレベーターを降りると「椿の間」とは違う方向に歩き出す女性。あれ??
「今回は花梨というお部屋をご用意しました」と言われて入ってみると、、ん?なんか広いです。
「すみません、お布団は先に敷かせてもらいました」と女性。いえいえ、全く問題ありません。
そんなことより、隣にリビングルームがあるΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
これは、本来+1,000円払う★庭園ビュー客室にグレードアップ★用の部屋じゃないですか!?
扇やさんステキーーーー!!さりげなく広い部屋にしてくれる気遣いが最高です・:*+.\(( °ω° ))/.:+
ところで「これ、何だろうね?」と目を付けたのがリビングの棚。「棚」に見えるけど、、
思い切って引っ張ってみたらベッド!!この部屋、和洋室にもなるんですね。
公式サイトを見てもらうとわかりますが、扇やには様々なタイプの部屋があります。そして、どれも比較的広めで凝った作りになっています。
興味がある方は、公式サイトと全館案内図で確認してみてください。
窓の外は庭園ビュー。
日本庭園が見下ろせます。
おまんじゅう美味しいです♪
部屋の鍵が2本あるのも嬉しいサービス。
電話の下に金庫。
クローゼットの中。
湯あがりたびもあります。
テレビの上の棚の中には脇息もありました。
入口の方に戻ってみましょう。
入口を入ってすぐ横にあった小部屋。
布団部屋!?
いやいや、お付きの人の待合室じゃない!? これ、凄くないですか!?
そして左側の扉の中は、
洗面所とお風呂。
男性用化粧品が置いてある洗面台。
お風呂もキレイです。
驚いたのは、トイレの横に小便器が別にあること。最初はいかに男性向きに設計されたのかがわかりますよね。
もう1つ、写真を撮っていて気付いたのですが冷蔵庫が2つあるんです。わかります!?
最初は向かって右側の大きい冷蔵庫しか目に入らなかったんですよ。
でも左側にも小さい冷蔵庫があるのを発見しました。「ご自由にお使いください」とのことです。
これは、なんのために作られたのでしょうか?
大浴場 男湯
広い部屋に満足したところでお風呂に行ってみましょう。
お風呂に行くには階段の方が早いです。階段で1Fに降ります。
1Fに着くと目の前がお風呂。
お部屋にも冷水ポットがありますが、ここにも冷水が置いてあります。
部屋からも見える日本庭園。
ちょっと奥まったところに無料のマッサージ機1台あり。
昔の扇やの写真です。
岳温泉の歴史も勉強できます。
ソフトドリンクの自販機もあります。
廊下にも分析表が掲示されてます。
まずは男湯からご紹介しましょう。
明るい脱衣所。
洗面台には化粧品もあります。
泉温は56.7°。PHは2.54です。意外と酸性度が高いんですね。
チェックアウトは11時(朝食のみプランのみ)ですが、お風呂は清掃の関係で9時45分までしか入れません。
内湯は長方形。プールみたいな形です。
岳温泉のお湯は非常に細かい湯の花で濁って見えます。加水はしないで、投湯量で温度調節しているそうです。
露天風呂の出入口。
露天風呂は木枠の楕円形。
男湯広いです!開放感のあるお風呂ですね〜♪
大浴場 女湯
続いて女湯です。
女湯の脱衣所は小さめ。まず衝立の後ろに
化粧台があります。
奥の方に、
洗面台とトイレ。
分析書は男湯と一緒。
入ってみましょう。
内湯は円形。タイルの衝立の裏側には、
寝湯があります。公式サイトには「うたたねの湯」と書いてありました。前回宿泊時は入りやすい温度でしたが、今回は熱くて入れませんでした
その奥に洗い場。男女共に洗い場の数は少なめです。
石鹸類は男女一緒。
続いて露天に出てみましょう。
露天は男湯と同じ木枠の楕円形ですが、開放感はあまりないです。男湯の露天の写真を見てびっくりしました。
再び内湯。
大きくはないですが、可愛らしい雰囲気ですよね♪箱根の環翠楼のお風呂にちょっと似ている気がします。当時の流行りでしょうか?
こうして常にお湯が溢れています。今回のお風呂は、全体的に熱めでした。
男女でかなり雰囲気の違う大浴場ですが、入れ替えはありません。最初はそれがちょっと不満でしたが、何回も通ううちに気にならなくなりました。どちらの浴室も男性向け、女性向けに作られていることがわかってきたからです。特に女湯の雰囲気、ステキですよね♬
朝食
朝食は、前回まではいつも大広間でお膳のスタイルでした。場所は大浴場の横。写真の左側です。
ちょっと中を覗かせてもらいました。
そうそう、このお膳です。大広間で正座して食べる朝食は、結構苦手。でも安いプランだから仕方ないと諦めてました。
今回は初めてこちらの「檸檬」で朝食です。
公式サイトによると、ここは昼間は湯あがり処として解放されているそうです。
朝食は7時半か8時半の入替制。ぴーぱーは8時半を選びました。
ほとんどの人が7時半を選択したようで、会場には3組くらいしかいませんでした。
最初にこれらが用意されています。
お味噌汁も熱々がいただけます。
その他はバイキング♬ ナス味噌焼や温泉卵。
筑前煮と納豆。
近所のパン屋さんのものでしょうか?色々なパンのラスク。
温野菜と生野菜。
ヨーグルト。
色々とってきたら、こんな豪華な朝食になりました・:*+.\(( °ω° ))/.:+
食後にコーヒーも頂けますよ。
11時チェックアウトなので、のんびり朝ごはん食べられました。
泊まった感想
今回は、部屋から朝食まで何もかも最高でした・:*+.\(( °ω° ))/.:+
扇やの好きなところは、スタッフや館内の雰囲気が上品なこと。皆さん控えめで、物静かなところも気に入ってます。そういえば、島根県のさぎの湯荘も雰囲気が似ているかも。でも、お湯は扇やの方が断然良いですね。
岳温泉には大きいホテルも何軒かあり宿泊したことがありますが、お湯もサービスも扇やさんが一番だと思います。いつかは2食付きで泊まってみたいと思ってるんですが、なかなかその機会がなく残念です。
岳温泉に行かれる際は、ぜひ宿泊してみてください!!
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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