湯守釜屋(日光湯元温泉)
2017年6月訪問
今回ご紹介するのは、日光湯元温泉の老舗 湯守釜屋です。
入口は純和風の門構え。
駐車場は裏手の空地。特に区画もなく、適当に停める感じです。
荷物を持って玄関に向かいます。
チェックイン可能時間の15時ちょっと前に到着しました。玄関を入るとフロントは無人です。
まだちょっと早いので、写真を撮って待つことにしました。
奥の方にはマッサージコーナー。
15分200円です。
お土産コーナーも無人。
牛乳の支払いは(大抵無人だけど)フロントで。電子レンジ利用と、その左側の水素水は無料です。
自販機コーナー。
缶ビール550円Σ( ̄。 ̄ノ)ノ 今まで見た中で一番高いかも、、、。
一通り写真を撮りましたが、まだフロントは無人です。玄関を入ってくる自動ドアの音とか聞こえないのでしょうか?
フロント向かいの椅子に座って待っていると、日帰り入浴のお客さんがやってきました。そして無人のフロントに戸惑ってます。 ベルを鳴らしたら、ようやく中から人が出てきました。
それがきっかけのようにバタバタと人が現れたので、15時までは休憩時間だったのかもしれません。
今回公式サイトから予約したのは
【プレ・デスティネーションキャンペーン】期間限定宿泊プラン「特典付」
コンテンツ期間限定販売「湯廻り手形」+「とちぎにごり湯の会」公式ガイドブック付宿泊プランのご案内
■湯廻り手形とは?
大人1,000円 子供700円湯元温泉内16施設の温泉が入れます!有効期限:発効日より6ヶ月、3施設廻った方には記念品「温泉手形」をプレゼントします。(後日郵送)
■とちぎにごり湯の会公式ガイドブック(500円)とは?
栃木県内の施設(にごり湯の会加盟宿泊施設)34施設が立ち寄り湯割引+ 宿泊特典付の冊子をプレゼントします。(3年間有効)
頂いたのはこちらです。
ちなみにじゃらんでも全く同じ内容のプランが出ていました。料金も一緒。お値段は土曜日泊で1人12,420円です。
【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!この時は「公式サイトから予約すると5%OFF」というキャンペーン中だったので、会員登録して公式サイトから予約しました。
わかりにくかったのは、公式サイトから予約しても表示されてる金額はじゃらんと一緒だったこと。 『おかしいな〜?』と思いましたが、精算時に夕食時の飲み物代まで5%引いてくれました!改めて公式サイトのキャンペーン部分を確認したら、「お支払い総額より5%OFF」と書いてありました。
このキャンペーン2017年8月末までやってるそうなので、それまでに釜屋に宿泊予定の方は公式サイトからの予約をオススメしま〜す♪
お部屋
15時を過ぎ、ようやくお部屋に案内してもらいました。
湯守釜屋には本館と愛山荘があって、プランを見ると本館の方がお高いようです。
今回は「お部屋お任せプラン」でしたが、本館の3Fでした。
シンプルなお部屋。
ですが、障子を開けるとこの通り明るい広縁付きです。
窓の外は新緑ビュー♪
床の間に、色々なものが置かれています。
お茶は緑茶のティーバッグ。
お茶菓子と、おしぼりも置いてあります。
アメニティはシンプル。
廊下に空の冷蔵庫。中のお水はサービスだそうです。
洗面台もシンプル。
トイレはウォッシュレット付き。
3Fの平面図。ぴーぱーと反対側の部屋はちょっと小さめに見えます。
部屋の広さ、設備共に満足ですが、”Wifiがロビーのみ” というのが不満です。でも、そうは言っても部屋でも拾える時ってありますよね〜。津金楼みたいに。
試しにWifiを探してみると、、、、、、あった!!向かいの宿「おおるり山荘」のFree Wifiが広縁で拾えます!おおるりさん、ありがとう・:*+.\(( °ω° ))/.:+
大浴場 薬師の湯
釜屋には大浴場が2つあります。まずは薬師の湯に行ってみることにしました。
エレベーターで1Fにおり、広いロビーの奥の方に進んでいきます。
着きました。柱の向こう側が男湯の入口です。
その奥に休憩所。
男湯からご紹介しましょう。
まずは分析書を確認。
源泉は奥日光開発混合泉ですが、先日泊まった樹林とは違う混合泉です。ここ釜屋は、奥日光開発の3,4,7号泉の混合泉。樹林は5,6号の混合泉です。場所が離れているせいでしょうか?
年季の入った脱衣所。
でも多少のアメニティは置いてあります。
薬師の湯は坪庭を眺めながら入れるお風呂です。
温度を変えるためなのか、小さめの浴槽部分が仕切られてます。入ってもあまり楽しくないので、すぐ出ました。
シャンプー類は馬油シリーズ。
続いて女湯です。
たくさんある脱衣棚。
化粧品は色々置いてありますが、空の物も多いです。
入ってみましょう。
男風呂と左右対称の造りです。
洗い場の数も十分。
早く行ったつもりですが先客が1人いました。入ってみると、お湯がぬるい。寒い日だったので、身体が全然温まりません。
ぱーは、源泉が出ている真横に浸かりました。でもそうすると、表面は熱いお湯だけど、下はぬるいんです。よくあることですよね。仕方ないから一生懸命かき混ぜながら浸かってました。
先客さんは、この窓の近くで気持ち良さそうに浸かってます。写真のように、窓を開けて水を出したままです。全然身体が温まりません(´・ω・`)
この時は『これ以上このぬる湯に浸かっていても仕方ない』と思い、一度お風呂から上がりました。
しばらくしてもう一度行ってみると、今度は水が止まっていてお湯もオーバーフローしてるんです。
そこでぱーは気付きました!
さっきはチェックイン時間の15時過ぎたばかりで、まだお湯が溜まりきってなかったのでしょう。先客さんが熱いから加水していたわけではなく、宿側が浴槽を満たすために加水していたわけです。
このことは朝にも確認しました。午前4時頃ふと目が覚めたので、朝の清掃の前に一風呂浴びようと薬師の湯へやってきました。
そうすると、再び加水中。
思いっきり加水してます。源泉投湯量とほぼ1対1か、それを上回る量の加水です。お風呂はぬるくて入れたもんじゃありません、、、。
なぜ、もうすぐ温度管理のための清掃時間が始まるのに、その前にこんなに加水するのでしょう? 男湯は未確認です。
大浴場 瑠璃の湯
瑠璃の湯は、ロビーのすぐ横です。
こちらも男湯からご紹介しましょう。
薬師の湯より、幾分新しい印象の脱衣所。
それほど広くはありません。
男湯も色々置いてあるけれど、中身は入ってるのでしょうか!?
洗面台は2つです。
お湯は薬師の湯と一緒。
こういう注意書きがあると “そんなに熱いのかな!?” と身構えてしまいますが、全くそんなことはありません。適温か、むしろややぬるめです。
それから瑠璃の湯は、午前8時以降は清掃のため入れません。瑠璃の湯好きの方は、朝食前に入っておくことをオススメします。
瑠璃の湯も浴槽が2つに分かれていますが、温度差はそれほど感じません。
洗い場はたくさんあります。
シャンプー類も薬師の湯と一緒です。
こちらも朝4時頃行くと加水してました。
瑠璃の湯には、小さいけど露天風呂が付いてます。あまり入っている人は見ませんでした。
露天風呂も朝は加水してました。
続いて女湯です。
薬師の湯と同じ分析書が掲示してあります。
こちらも明るい脱衣所です。
女湯も洗面台は2つ。
男湯と左右対称の内湯です。
瑠璃の湯は、入れないほどぬるくはありませんでした。
加水してますけどね。
洗い場の数は男湯と一緒だと思います。
露天に出てみましょう。
あまり清潔感を感じない露天風呂。”誰も入ってないからお湯が透明なのかな?” と思い、入ろうとしましたが、
やっぱり泡が浮いてるからやめました、、、。
最初にお部屋まで案内してくれた男性にも「お湯が熱いので気をつけてください」と言われたし、とにかく「お湯が熱い」の注意書きをよく見ます。でも全くそんなことありません。
あまりに「熱い」という苦情が多くて加水を多めにするようになったのか、それとも別の理由なのかはわかりません。でも、ちょっと加水し過ぎのように感じました。
夕食
夕食は会場食です。会場は2Fの寿雲の間。19時からお願いしました。
入ってみると、すでに大勢の人が食事を始めています。
着席すると、すぐに釜飯と陶坂焼に火を付けてくれます。
お品書きがありました。
飲み物メニューです。
こちらは飲み放題コーナー。
焼酎とソフトドリンクだけなのでぴーぱーは遠慮しましたが、焼酎好きにはイイかもしれません♪
では、いただきましょう。
刺身の鮮度はイマイチ。山の中だから仕方ないかもしれませんが、あまりに鮮度が悪いです。
鮎の杉香り焼き。
周辺では鮎釣りが解禁になっているのに、おそらく3年ものくらいの冷凍鮎かも!?
牛タンとキャベツ。そもそも、なぜここで牛タン?
後から天ぷらがきました。
唯一美味しかったのは卓上炊きの釜飯。終わり良ければ全て良し。
あ、自家製プリンも美味しかったです。やっぱり手作りは美味しいですね♪
朝食
朝食はバイキングです。
前回泊まった時は、冬で宿泊者が少なかったのか和定食でした。今回は混雑緩和のために、チェックイン時に時間を指定します。45分刻みの3部制だったと思います。
ぴーぱーは7時45分からお願いしました。会場は1Fの白根の間です。
それほど広くないので、時間指定は正解かもしれません。でも、45分経ったら追い出されるわけではないと思います(多分)。
メニューは和食中心。
煮物が多かったです。
餃子は屋台に見立てて雰囲気を出してますが、常に焼いてるわけではありません。おそらく宿泊者の人数分だけ焼いてるんだと思います。(またはそれ以下)
入口の看板には「宇都宮餃子 7:15~9:00 となっております」と書いてありましたが、8:30に会場入りした人は餃子はもうなくなってました。
「味噌汁ないんですけどー」と言ってる人もいました。
一応パンもありました。
コーヒーの補充は問題ありません。
デザートがあるのは嬉しいですね♬
あんまり食べたいものがありません。
カレーがあったのは嬉しかったけど、あまり食べたことのないお味。サラサラのカレーでした。
泊まった感想
老舗の割には手頃な値段で泊まれる釜屋ですが、お風呂も食事も “お値段なり” です。せめてお湯の管理をもう少し丁寧にやってくれれば、お風呂だけでも満足できるのに、、、。湯守釜屋、ですしね。
次回泊まることがあったら、今度は素泊まりでいいかな〜と思ったぴーぱーでした。
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
-
前の記事
ほのかな宿 樹林(日光湯元温泉) 2017.06.16
-
次の記事
水清館(板室温泉) 2017.06.19
コメントを書く