カウルトップメンテ〜1泥掃除編

雨上がりの朝のデイビーです。

ワックス掛けて間もないので、水滴の玉がコロコロしています。
こんな時、車はとても美しいですね。
セクシーと言うか、つややかと言うか、、、ついついホレボレ見入ってしまいます。

ところがふとこの中を見てみたら、、、

げっ!! サビてる。

見えない所なので、もちろん16年間開けたり掃除した事はありません。
もしかしたら由々しき事態になってるかも。手遅れだったらどうしよう。

意を決して掃除することにしました。

ちなみにこの部分は、カウルトップと言うそうです。
カウルトップを外すには、
まずはワイパーを外す。
ワイパー根元のキャップを起こすと、ナットが現れるので、、、

緩めると、、、

あっさり抜けた。

16年で初めて外しましたが、固着も無く取れました。ホッ。
なんだかスッキリした。

続いてボンネット開けると、ずらりと並んぶピンで止まっている。

いっぱい止めてあるなあ。
こんなのとか、、、
こんなの。
プラスドライバーで緩めると抜けるタイプなので、短気起こしてこじって抜いてはいけません。

ボンネットフードに柄が当たるので、短いドライバーでないと入らない。

一個抜けた!

全部で9本抜きました。
ピンの種類がいろいろ違うので調べてみたら、両外の2つだけが違う種類で、あとの7つは同じハズ。
きっとディーラーが何かの点検整備時に外して、手許にあった適当なピンを流用したに違いない。
まあ、いいでしょう。ぴーもよくやりますから(笑)。

カウルトップのフロントガラス側は、ツメで刺さっているだけなので、、、

抜けば、外れる。

ただしワイパー軸やボンネットに当たりやすいので慎重に外す。

こうしていよいよパンドラの箱が開いた。
そしたら、

ぎゃー!コリャひどい!

16年分の泥。
サビは鉄板の表面程度。軽傷で済んだ。

外したカウルトップも裏返すとサビ。

一番サビが酷かったのはこの中で、、、

ボディ鉄板が、ガッツリ錆びてました。しかも左右両側とも。
ここはサファリのボディの、サビの弱点ポイントに違いない。
塗装が完全にはげて、鉄板が深くサビています。

屋外駐車の同型サファリは要チェック!

きたない写真ばかりお目にかけるのもなんなので、このくらいにしておきます。

それにしても大切にしている愛車が、じつはこんな状態だったとは、、、結構ショックです。
外側だけワックス掛けてピカピカにしててもダメですね。
デイビーには可哀想な事をしました。16年間ゴメンナサイ。

ということで、今さらですが心を込めてすみずみまで清掃開始。

まずは雑巾掛け。ゴシゴシこすって泥を撤去。

このプラスチックのメッシュも外す。
左右のピンをこじって外すと、、、

外れた。

すると巨大な空間現る。
中に走る何かの鉄パイプも若干サビてる。

コレも外す。
外せる物は全部外して徹底的に清掃。

そして古歯ブラシで清掃。

車体側も歯ブラシ。

ホースで水掛けたりはしたくないので、ブラシに水付けてこすって、流れ出てきた泥水を雑巾で拭く。
それでも後から後から泥が出てくる。

一応キレイになったので、次はこのサビたボルトの交換だな。

それにしてもひどいサビです。

見たところM6ボルトと思われるので、手持ちのボルトでさっさと交換しようと思い外しにかかる。(前にも書きましたが、ぴーは “ネジ持ち” です)

ところがまさかのタッピングねじ。

どうしてタッピングねじなのか?
ここは錆びる事が避けられないカ所なので、固着防止の為かもしれません。
実際、穴の方も鉄板の穴に直接ねじ込むのではなく、プラスチックのブッシュを刺し込んで、それにねじ込んである。
(プラスチックにねじ込むんだったら、電触の心配は無いのだから、ステンネジにすればいいのに、、、と思う)

で、ネジ全部取ったら、思いがけずコレも外れた。

そうしたらその下にも泥。

泥との格闘は終わりません。
結局一日掛かりました。

次回「サビ取り編」へつづく