車の紹介

南アフリカ喜望峰を目指す車は、日産サファリです。

タイプY61型。
13年前に新車で購入しましたが、現在約23万5千キロ走行のご老体です。

ちなみに名前はデイビーです。

(上の写真は購入直後のデイビー。恥ずかしいくらいピッカピカ!)


この日産が誇る4輪駆動車で世界征服(おおげさ!)に乗り出すわけですが、なにしろ23万キロ以上走っているわけです。
耐久性を売りにするサファリですが、車体フレームや各種の凝った機構は確かに耐久性があるのでしょうが、それを構成する様々な部品は、乗用車の部品と何ら変わりありません。
これまで大切に乗ってきたつもりですが、今のデイビーは交換寿命をとうに過ぎた部品のかたまりです。このまま出発したら遅かれ早かれ故障すること間違いなしです。

そこでこれから一年かけて整備してサファリ本来の状態に少しでも戻していきたいと考えています。もちろんお金、時間、自分の技術などの制約もあるので、可能な限りという条件付きですが、、、。

今のデイビーのエンジンルーム。
泣く子も黙る4.8リッター直6なのですが、若干お疲れ気味。
うっすらホコリも、、、。

と言うわけで、これからデイビーを整備するのですが、ここで整備方針を整理しておきたいと思います。

【故障しにくい車にする】
寿命を過ぎた部品、この先故障する可能性の高い部品を新品に取り替えたいと思います。しかも可能な限りDIYで。

【防犯性能を高める改造】
海外の国々は、治安が良くない国も多いでしょう。車上荒らしは日常茶飯事、車ごと盗まれる可能性もあります。それらのことに備える改造をしたいと思います。

【車泊の快適性をアップする改造】
旅行中の住み家となるデイビー。車泊の旅はこれまでそれなりにやってきたぴーぱーですが、旅が長引けば長引くほど荷物も多くなり車内が物であふれ、寝床が狭まり住環境が悪化します。少しでも快適な旅を続けられるようにするための改造を行います。

ちなみに海外では、砂漠の砂丘や、深い泥のワダチ、渡河など想像を絶するオフロードにも遭遇するでしょうが、走破性を高める改造は、タイヤを不整地用に交換する以外はしないつもりです。
あくまでもサファリ本来の走破性を信じたいですし、車高アップなどの改造部品を使用すると、それが壊れたときに海外では交換部品入手が困難だからです。あくまでもサファリオリジナルの範囲内の改造を目指します。

さあ、オーバーランダー用スペシャルカー作りの始まりです。どうぞお楽しみに!