世界へ!最終整備26 直前 バッテリー交換

整備も大詰め。
ワールドツアー出発に向けて、デイビーのバッテリーを交換します。
届いたブツがコレ。

GSユアサの業務用車用バッテリーPRODA X 115D31L。

Made in Japan !

それでは作業開始!

ちなみに最近は、こうやって作業しています。

寒い時期になると、ボンネットを支えるガスダンパーの圧が低下して、ボンネットが落ちてくるので棒で支えています。出発までにガスダンパーも交換したかったのですが、手が回りませんでした。(本当は、金が回りませんでした・笑)

今まで使っていたのは、青のパナソニックCAOSバッテリー。定番ですネ。

3万キロしか走っていませんが、4年半使ったので交換です。

CAOSにはお世話になりました。
デイビーは新車時に載っていたバッテリーの後は、ずっとCAOS。
CAOS4個で15年23万キロ走りました。信頼性バツグンの頼れるヤツでした。

それなら何故、ワールドツアーに行くにあたりCAOSをやめてユアサPRODA Xにしたかと言うと、

突然死がコワイから。

CAOSのようなメンテナンスフリーバッテリーは、
古くなるとある日突然セルを回せなくなるそうです。
デイビーでも一度ありました。仕事のイベント本番日の寒い朝、突然回らなくなりました。
昨日までは普通に回っていたのに何の予兆も無く突然に。本番に間に合わない!!!
あん時はシビれました。

電気が無いのにシビれました。

もしワールドツアーの途中、砂漠の真ん中でそんなことになったらもっとシビれます。

でも今回買ったPRODA Xのような、バッテリー液補充式のバッテリーは、
寿命が近づくとライトが暗くなるとか、セルの回りが弱くなるとか、前触れがあるので、
交換時期が近いことがわかるらしいので安心です。予兆が出たら交換します。

その代わりこれからは、マメに液量チェックして補充します。

それからPRODA Xは、

業務用車用バッテリーという点にもシビれました。

なにしろユアサのHPによると、

“連続走行や工事現場の激しい振動下でも、十分な性能を発揮”

するそうです。
これは未舗装路や長距離走るワールドツアーには “持ってこい!” ではないでしょうか。
さらに実はぴーよし、“業務用” と言う言葉にヨワイのです。“お遊び用” ではないところに惹かれるんです。

でも一度も使った事の無い物をワールドツアーの装備に選んで大丈夫なのか?
確かに多少の不安はあります。
でもそこは日本が誇るバッテリーの老舗、GSユアサを信用したいと思います。Amazonのレビューも悪いの一つも無かったし。

では交換します!

まずバッテリーカバー外して、、、

CAOS付属の取っ手を付けて持ち上げる。

この取っ手はとても良かったです。一見チープで切れそうですが、そんなことも無く、バカ重いバッテリーを載せたり降ろしたりするのにとても便利です。
PRODA Xには、取っ手も持ち手もヒモもついてないのが不満、、、まあ業務用ですから。

新旧交代式。

もともとこのCAOSも、ワールドツアーに行くために2020年春に買ったのですが、結局世界には行けませんでした。可哀想なヤツですが、四年間ありがとう。でも長老乗せていろいろ行ったよね。

PRODA Xの端子に導電グリス塗って、、、

端子付けて、バッテリーカバー付けて、固定して交換完了。

ところがカバー付けたら、

液面高さが見えなくなってしまった。

カバーが周囲を被っているので見えません。
これは想定外。付けるまで気が付きませんでした。
やはり使用実績のないものを選んだバチですね・泣。
液量チェックはこの先、液栓開けて行うしかないか、、、少々不便。

新品なので、きれいな液とセパレーター。

エンジンルームの景色が青から黒になりましたが、これも悪くない。

もちろんエンジンは、快調に始動しました。