旅に電気ドリル持ってくか?
アフリカで道を歩いていたら、おばあさんが泣いていたので「どうしたのですか?」と聞いてみると、「板に穴を開けられなくて困っているのです」と。
そこで持っていたマキタの電気ドリルで穴を開けてあげたらたいそう喜んで、お礼に牛十頭をくれました。おかげでぴーぱー夫婦はその後、牛乳だけは飲み放題で一生幸せに暮らしましたとさ、、、パチパチ。
ビール飲み放題だったらよかったのに、、、
ところで先日、電気ドリルを眺めていたら、ぱーが
「まさかソレ持っていくんじゃないでしょうね?」
と言うので、
「もってくつもりだけど」
と言ったら、「あ〜あ、やっぱり」と言う顔をされました。
でも旅の途中、何が起こるか解りません。冒頭のような話しはあるわけないでしょうが(あったらいいな)、これだけDIYで作った物が車に載ってると、修理したり、チョット改良したくなることは間違いありません。そんな時ドリルが無いと手も足も出ません。
しかしいくら世界広しと言えども、ドリルを持って旅しているオーバーランダーがいるでしょうか?
(いると思うんですけどね。たとえばこんなウニモグで旅しているようなヨーロッパ人なら)
そこでどの道具を持っていくか考えることにしました。
まず旅に持っていきたい必要最低限の道具を並べて見ました。
ぱっと見いろいろ揃っているように見えますが、実際に何かを修理しようとしたら、コレだけではほとんど何も出来ません。ネジ緩めて締めるくらいしかできません。つまりこの程度なら何も持ってかないのと同じなので、むしろ全部置いていった方が荷物が軽くなって助かります。
では多少の修理も出来る程度の道具を持っていくとどうなるかというと、、こうなりました・笑。
じゃーん!
一気に増えました。
まるでフリマで古道具を並べて売っているようなカンジですネ。
ちなみにコレがモンダイのドリル。
マキタのドライバドリルです。
本体は小さめですが、パワーは充分。良い製品です。充電器は110V〜220V対応なので海外でも使用可能です。
ドライバドリルは、低速回転の速度調節がしやすいので、ネジ締めの微妙な力加減や、正確な位置への穴開けをするのに便利です。DIYで、ドリルを一つだけ買うのならドライバドリルが一番便利だとぴーは思います。
(電動ドリルとインパクトドライバーは低速調整がしにくいですよ。トリガーをちょっと押しただけで、グルグルグル〜と回ってしまいます)
ただ一点困るのは、その充電器が大きいこと。
本体と同じくらいあるのでかなりジャマです。重くはないので中身は詰まっていないカンジです。この半分の大きさにならないでしょうか? マキタさん。
まあぴーの場合、以前に紹介して旅に持っていくマキタの掃除機の充電器と共有なので、“大きい” ことには目をつぶることにします。
それから道具だけでなく、予備部品やネジ、ボンド、テープ、グリス、シーラーの類いもこんなに、、、
これらを車内に積み込むスペースがあるのでしょうか?
それは積むまで解りません・笑。
道具は箱に入れるのではなく、手持ちのトートバッグに入れてみました。
道具箱のような “箱” に入れると、かさばるからです。これなら他の荷物のすき間に押し込むことができるかも。
また箱に入れると走行中の振動で、中の道具がガチャガチャ鳴ってうるさいのですが、これなら大丈夫でしょう。
ということで、まとめるとこうなりました。
もう少しシェイプしたいところですねぇ。
でも道具に関しては断捨離は出来そうもありません。悩ましい、、、
ぴーぱー夫婦の だんなのぴー:車担当。
四駆、旅、登山、星、温泉、お遍路、DIY、野菜づくり、マグロ好きの50代。別名マグロよしのり。2020年3月退職。
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