登録証書ゲット!
車の登録証書を申請しました。
登録証書とは英語で書かれた車検証のような物です。
外国に自分の車を持ち込む際に必要な書類の一つです。
管轄の車検場に申請して作ってもらいます。
お金は掛かりません。
■申請に必要なモノ
①登録証書交付申請書
②車検証
③自賠責保険証
④車の所有者のパスポート
の4つです。
①登録証書交付申請書は窓口でもらって記入しますが、ぴーは事前にFAXで送ってもらい記入してから行きました。
ハンコは認め印でOKです。
渡航先国欄にはロシアとだけ書きました。複数国書くと、別途スケジュール表を提出させられる車検場もあるらしいです。(埼玉運輸局は、スケジュール表は不要です。聞いて確認した)
注意しなければならないのは、ドイツ、スイス等のジュネーブ協定非加盟国名を書くと、発行してもらえません。これらの国には、登録証書が通用しないからです。
(でも実際には非加盟国それぞれのルールにより、ドイツは六ヶ月以内、スイスは12ヶ月以内なら持ち込んで運転できるそうです)
②車検証は、申請時に残りの有効期限がおよそ1年くらい残っていないと申請できません。(明確なNGラインは決まっていないそうですが)
何故かというと、登録証書の有効期限が1年だからです。でも登録証書には失効日は書かれていませんけどね。
ちなみにデイビーは、つい先日継続車検をしたばっかりで、あまりに優等生的ですが、これは単なる偶然です。狙ったわけではありません。
③自賠責保険証は、先日のユーザー車検時に加入した新しい保険証を提出したところ、「前のも見せてくれ」と言われました。
よく見たら、その日はまだ前の保険の有効期間内でした。
車の中の車検証入れから古いの出して提出しました。いろいろ起きますね。
④パスポートは旅行者と、車の所有者とが同一である場合は、所有者のパスポートを提出します。
(所有者と旅行者が違う場合は解りません。事前に車検場に問合せするといいでしょう)
ちなみにデイビーは、妻のぱーが所有者です。窓口には夫のぴーが、ぱーのパスポートと車検証を持って一人で行きましたが問題ありませんでした。委任状も不要です。
さて申請当日。
車検場に入ってビックリ!大混雑です。金曜午後だからでしょうか?先日の継続車検の時(月曜午前)とは大違い。
事前の電話では、「番号待ち札は取らないで、4番窓口に直接来てください」と言われてたので、長蛇の列を無視して窓口の人に「登録証書お願いします」と言ったところ、
「番号札を取って並んでください」
と冷たくあしらわれました。
他の人の冷たい視線が背中に刺さるのを感じました、、、笑。
でも書類提出後はスムーズに進み、50分後に呼び出され、無事登録証書を手にしました。
これがその登録証書。
先輩オーバーランダーの皆さんのブログでは、ピンクの紙に印刷されていると書かれていますが、ぴーのは白紙でした。
よく見ると切り口がビミョーに曲がっています。
きっと手で切って作ってくださったのでしょう。手作り感満載ですが、お忙しいときにお手数お掛けしました。
でもこの登録証書、そこに記入されている項目が、日本語の車検証に比べてとても少ないです。
しかも「車名」欄には「NISSAN」としか書かれていません。“SAFARI” って書かなくていいんでしょうか?
几帳面な日本の役所が作る書類にしては、いい加減というか、やる気が感じられないというか、、、。
きっと自分の車を外国へ持ち出す人などまれなので、
「あとはテキトーにやってくれ。達者でな!」と言ったカンジなのかもしれません。
でもこれでは、国境を通過するときとか、ジブラルタル海峡でフェリーに載せるときとかに記載内容不足で困るかもしれません。
そこでこんな紙を自作しました。
■カーパスポート
オーバーランダーの旅沈さんに以前、「こんなの作っておくといいよ!」と言われたのですが、その時は理由がよく解らなかったのですが、その必要性をようやく理解しました。
で、ぴーが作ったカーパスポート。
旅沈さんありがとうございました!
ぴーぱー夫婦の だんなのぴー:車担当。
四駆、旅、登山、星、温泉、お遍路、DIY、野菜づくり、マグロ好きの50代。別名マグロよしのり。2020年3月退職。
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