スパークプラグ交換 買いもの編

エンジンを掛ける時、以前はアクセルを踏み込まなくても “ブォン” と一発で立ち上がっていたデイビーですが、一年前くらいから、キーをひねる時にアクセルをほんの少し踏み込んでやらないと、エンジンが掛かりづらいことが増えてきました。

先日オルタネーターを整備したことで何か変わるかなぁと淡い期待をしていたのですが何も変わりませんでした。

やっぱりあれかな、、、? 
そうです、スパークプラグです。
やっぱり交換しないとダメかな、、、?
そりゃそうです。なにしろ7年前に車検の時にディーラーで交換してもらったきりですから、じつに14万キロも無交換です。10万キロは持つと言われる白金プラグでも、そりゃあ無理ってもんです。

ついでに言うと、プラグの上に刺さっているイグニッションコイルに至っては、新車時から無交換なので、14年 23.8万キロ無交換です。これも一緒に交換しないと、旅の途中で壊れること間違いないでしょう。

どうしてこんなになるまで放っておいたかというと理由は簡単。交換作業が非常に手間がかかるからです。どれくらい手間がかかるかは次の“作業編”で書くことにしますが、まずはプラグとイグニッションコイルの手配です。

プラグはやはりNGKでしょう。ブランド好きのぴーです。そして長旅の途中で壊れてもらっては困るので、高速性能などハイスペックを謳うものではなく、信頼性、高耐久性を謳った物に交換したいところです。
ネットで探したところ、いいのがありました。

NGK プレミアムRXプラグ(LFR5ARX-11P)です。NGKのHPによれば、他の白金プラグより20%寿命が延びたとの事なので、12万キロはOKってことでしょうか? いいね!
デイビーは6気筒なので6本購入しました。(上の写真は、4個入り一箱とバラで2個届いた。)

箱から出してみました。先端部は紙筒で保護されていました。

信頼の“JAPAN”の文字。
どうぞ12万キロと言わず、14万でも16万キロでも走ってください。

いい感じにとんがっています。

つづいてイグニッションコイルです。
ネットで調べると日産純正はAmazonで約1万円。6本買うと6万円です。買えません。
純正外の安い物だと2千円台からありますが、ちょっと信頼性が、、、。
それにしてもこの値段の差はなんなのでしょうか?
ちょうど間ぐらいでいい物ないかなあと探してみると、ありました、ありました。

日立のイグニッションコイル u08107-coil。一本税込み6,300円。6本買っても3万円台ですみます。このあたりで手を打つことにします。それにしてもデイビーが12気筒とかでなくて本当によかったです(笑)。

箱の中身。

全気筒交換、プラグも一緒に交換するようにとのことです。 了解!

“MADE IN JAPAN”の文字が神々しい。

それからこれも購入しました。

メガネではありません。ガスケット(簡単に言うとパッキング)です。
調べたところ日産サファリのプラグを交換するためには、インテークマニホールド(簡単に言うとエンジンの吸気パイプ)を取り外す必要があるのですが(そうしないとプラグに手が届かない)、交換後組み付ける際には、インマニの結合部のこのガスケットは再利用禁止だそうです。再利用すると、すき間からエンジンがホコリを吸い込んでしまうんでしょうね。MonotaROで360円。

それからこれも買いました。(ぱーの目がだんだんつり上がってきた)

コーケンのスパークプラグソケット3300C-16。これが無いとプラグを緩めたり締めたりできません。深い穴の底にあるプラグを落っことさずに引き出したり挿入するために、六角ソケットの内側に板バネのクリップがついている親切設計です。
先に言っておくと、このレンチもいい仕事してくれました。

これで役者は揃いました。
と言いたいところですが、ところがギッチョン揃っていなかったのです。世の中それほど甘くはありませんでした。
詳しくは、次の “作業編” で。

スパークプラグ交換 作業編」へ続く。