世界へ!最終整備16 後輪ハブメンテ〜修理工場行き

※「後輪ハブメンテ〜問題発生!」のつづき

前回の記事で、
右後輪ハブを手で回すと、カタカタカタカタ、、、と小さな音がするのが見つかったデイビーです。
でも音の原因を確認したくても、ハブを固定している5個のナットの一つが固着していて、
ハブを引き出せないのです。

でも異音はとても小さく。タイヤを付けた状態では気がつきません。
ブレーキディスクまで外してハブだけの状態にして初めて気がつく程度です。

無かったことにしようか・笑

それでもしばらくは問題無く走るでしょう。
でもこれで世界に旅立って、その後何万キロも走るのは不安です。

これはおそらくハブ内のベアリングが損傷して異音がしているのではないかと思うのです。
でも固着ナットを外せない。さらに油圧プレスとハブナットをゆるめて締めなおす工具を持っていないぴーよしには、

これを直すのはムリ。
今回ばかりは、プロにお願いすることにしました。

そこで近所のとある自動車整備工場へ電話をし、
かくかくしかじか状況を説明し、
入庫日を決め、入院させました。

2日後。はたしてプロによる診断結果は、、、

問題ありませんでした。

拍子抜けです。
カタカタ言う音は、ドライブシャフトのスプライン(デフに刺さるギザギザの部分)が、
デフのギザギザと当たる時の音で、このくらいは全く問題無く、普通の状態とのことでした。

スプライン部分↓
このギザギザが、デフの方にもあり、互いにかみ合っている部分で音が鳴るそうです。

固着していたナットも、無事ゆるめて頂きました。

ピンクのマーキングされているのが、固着していたナット。
どうやって解除したのか聞いたところ、長いレンチでエイヤ!とやっただけだそうです。ぴーよしは力不足か?

と言うことで、改めて自分でドラシャ抜いて、、、、

ちなみにこの状態でハブを回しても、カタカタ音はしなかったので、ハブベアリングは損傷していない事を確認できました。

オイルシール交換して、、、

ベアリングに給脂して、、、

グリスでフタして、、、

車体側もグリス塗り、、、

後輪ハブメンテ完了しました。

それにしても、スプライン部分がカタカタ鳴るなんて、
これまで様々なブログや動画を視てきましたが、そんなこと誰も書いていませんでした。
やはりプロに聞いてみるものですね。

あ、それからタイヤローテーションと、

シャーシブラック塗装もし直しました。

ワールドツアーに向けた整備、まだまだ続きます。