オートマオイルパン清掃〜2メッタ切り編
「切腹編」からのつづき。
で、これが外したオイルパン。
さぞかし汚れが、、、と思いきや、
パン底にはほとんど汚れは付いていませんでした。
でもマグネットには、さすがに何か付いていました。
マグネット外して、、、
パーツクリーナーで掃除。
パン底も掃除したら、次は古いガスケットはがし。
ところがコイツがなかなか難物で、、、
パンに密着してて千切れてしまう。
ちなみに紙ガスケットでした。
結局こうなってしまいました。ガスケットのメッタ切り。
そこで木工のみで削ってはがす。
なんとかガスケット取れました。
仕上げに軽くワイヤーブラシして、、、
最後は目を皿のようにして、さらに指でなぞって、何か残っていないか確認。
ついでに定規当てて、合わせ面のゆがみチェック。
続いて車体側のねじ穴清掃
コレが車体側の合わせ面。
ガスケットくずは付いていませんが、、、
ネジロック剤がねじ穴に茶色く残っているので、、、
パーツクリーナー吹いて歯ブラシでこするも、、、よく取れない。
しょうが無いので適当にあきらめて、ノミで軽くならして、、、
ストレーナーも拭き掃除。
周囲のボルト清掃
オイルパンを固定する周囲の22本のボルトも、、、
ワイヤーブラシ掛けて、、、
キレイにする。これを22本繰り返す。
それではパンを戻します。
ガスケットよし!マグネット2個よし!ゴミ無し!
二度と開けないと思うので、慎重に確認します。電車の車掌さんの気分?
固定ネジに多めにネジロック剤付けて、、、
22本をねじ込む。まずは手で軽く締める。
ここで新兵器登場!
オイルパン固定ネジの指定トルクが7〜9N・mなので小さいトルクレンチ買いました。
計測範囲5〜25N・m。
安物ですけど、コレの一つ大きいサイズのを10年使って特に問題無いので、今回も同じブランドにしました。
でも初めて使う前に、一応問題無いかチェックします。
万力に適当なボルトナットを固定して、、、
締めてみる。
それでは22本を締めていきます。
と言うことで、オイルパンは取り付け完了。
最後はATF注入です。
用意したのはアイシンのAFW+。これを4L×2缶用意しました。
でも今回抜けたのは4L強。
しかももともと少し多めに入っていたので、実際に入る量はもっと少ないかも。
入れるのはレベルゲージからです。
入れ方は、まず手許にあった直径10mmのアルミパイプにビニールテープ巻く。
それを漏斗に刺す。
漏れ防止に、念のため口の所をテープで巻く。
そしたらゲージを抜いて、代わりに刺す。
では注入開始!
結局4L弱しか入りませんでした。
と、言うことは、、、
この日産サファリは、取説によると10.3LのATFが入っているそうです。
今回新油に換えた量を4Lとすると、
4÷10.3=0.39なので、
約4割しか交換出来ていないと言うことです。
つまり6割は、あの汚れたATFが入ったままと言うことになります。
なので、もう一缶ATFもあることだし、
近日中にもう一回下抜きして交換します。
そうすれば、
0.6×0.6=0.36となり、
約6割強交換出来るハズ。
なかなか整備は終わらない。
ぴーぱー夫婦の だんなのぴー:車担当。
四駆、旅、登山、星、温泉、お遍路、DIY、野菜づくり、マグロ好きの50代。別名マグロよしのり。2020年3月退職。
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