電動空気入れゲット!

約一年前に履き替えたデイビーのタイヤが、どうも変な減り方をしているのです。
タイヤは、ヨコハマタイヤ ジオランダーA/T G015 LT265/70R17 121/118です(↓)。

どうなっているかと言うと、前輪だけが減るのです。
新品交換してからの走行距離は、約8千キロです。
写真で見るとこうなのです。

全体的に、エッジやサイプの角が摩耗して丸くなっています。
こう言うのって、スタッドレスタイヤでアスファルトばっかり走っていると見かける減り方だよなあ。
そしてタイヤの外側の方が(写真左側)、内側よりも若干摩耗が激しいような、、、
(写真は外した前輪タイヤをスペアタイヤラックに載せた状態で撮影)

摩耗部分を拡大するとこんなカンジ。

ちなみに後輪の摩耗はこの程度。

参考までに新品時はこうでした。

いろいろ調べたところ、
タイヤの片側だけが減るのは、足回りの調整不良が原因なのだそうです、、、でも自分では直せそうもありません。
全体的に減っているのは、タイヤのゴムの材質が柔らかいからかなあ、、、オールシーズンタイヤだから柔らかいのかもしれません。
さらにタイヤ中心部より両肩の方が若干摩耗しているような、、、これは空気圧不足らしいです。

やはり前輪は、エンジン荷重が掛かるし、ブレーキ踏んだ時はさらに荷重が掛かるので、空気圧不足かも。

そこで、前輪の空気圧を高めることにしました。(と言うか、コレくらいしかDIYで出来ることが無い)
これまでの空気圧が3.3。それを3.6に高めることにします。

と言うことで、早速持ち出した愛用の足踏みポンプ。

ところがこのポンプも10年選手。最近はタイヤバルブに装着しただけで、

空気が常に、しゅーーーーと漏れるのです。

さらにポンプを踏むと、空気圧に負けて、

チャックが外れるのです。

原因は、チャックが摩耗して緩くなったからです。

タイヤだけでなく、空気入れよオマエもか、、、。

そこでチャックを交換することにしました。

買ったチャックはコレ!
約400円です。安いです!

キャプテンスタッグと言えば、アウトドアグッズメーカーとして有名ですね。
これも本来はエアーマットとかの空気入れの交換部品なのだと思います。

袋から出すとこう。

本当は、プラスチック製でない金属製を探したのですが、コレしか無いのです。今の時代。

では、交換します。
まず、ホースの先の締めネジをゆるめて外し、、、

ピックツールでホースを丁寧に外そうと思ったのですが、、、

面倒くさいので、カッターでホースを切りました・笑。

切り口も綺麗に切れました。

そうしたら新しいチャックにホースを差し込んで、、、

締めネジを締めて交換完了!カンタンです。

早速タイヤバルブに取り付ける。

空気漏れも無くなり、快適に空気を入れられるようになりました。

これまではポンプを早く踏んで、シューーーと漏れ続ける量よりも多くの空気を入れなければならなかったので大変だったのです。

無事に空気が入れられるようになったとさ。
めでたし、めでたし。パチパチパチ。

普通ならこの記事はこれで終わるのですが、ところがどっこい、ギッチョンチョン。

ここでまさかの、電動空気入れの登場です!

つい最近、人から譲り受けました。
Amazonで調べたら、この製品のようです。

残りのタイヤで試してみようと思います。
電源はシガーソケットから取ります。

すると液晶メーター表示が動き出します。

今の空気圧が3.3。ターゲット空気圧を3.6に設定します。

チャックをタイヤバルブにつないで、、、

スイッチON!

ブルブル振動しながら空気注入が始まりました。
音はしますがそれ程でも無いです。近所迷惑は心配不要です。
2、3分で、設定値の3.6まで入りました。
コリャ楽かも。

3.6入りました。

試しに足踏みポンプにつなぎ替えて空気圧を測ったら3.6でした。信用出来そうです。

その後、3輪全部に注入。
当日は気温30度程度でしたが、モーターが過熱することもありませんでした。
デイビーの大型タイヤに入れても壊れないなら、乗用車用タイヤなら全く問題無いと思います。

さらに荷台のシガーソケットに差し直して、、、

スペアタイヤにも注入。

タイヤカバー外して、注入準備完了。

じつはこのスペアタイヤへの注入が、これまで足踏みポンプではオオゴトだったのです。
ナゼかと言えば、ポンプのホースが短いので、タイヤバルブにチャックをつなぐと、ポンプ本体が宙ぶらりんになってしまうので、ポンプを踏めなかったのです(手でポンプを動かすのは、非力なぴーよしにはムリでした)。
なのでスペアタイヤに注入するには、一旦タイヤを地面に降ろさなければならなくて、毎回大変だったのです。(と言うか億劫で、できなかった)

ところが電動なら、このようにポンプを手に持っていれば注入できるので楽チンです。

と言うことで、5輪全部に注入終わりました、、、 が、ここでふと考える。

電動は、本当に楽なのだろうか???

やってみれば解りますが、電動も結構メンドウです。手が掛かります。
まず電源をシガーソケットから取らなければなりません。
そして一本注入し終わる毎に、車内に入って電源抜いて、本体を次のタイヤの所まで持って行き、改めて電源コードを近いドアから車内に引き込み刺す。注入終わったら再び車内に入って、、、、これを5回繰り返すわけです。
その度に車の周囲をグルグルし、車内に入ったり出たり。
目が回るし、結構疲れます。足踏み式の3倍は手間が掛かります。

さらに注入中は、バッテリー上がりを防ぐためにエンジンをアイドリングさせなければなりません。
でも一本注入するのに3分掛かると言うことは、全タイヤ注入するには、3分×5本=15分、つなぎ替えている時間も入れれば、20分以上はアイドリングさせなきゃイカンのですよ。たかが空気入れるために。

これはエコとは言いがたい。
サイフに優しくない。近所にもエンジン音が迷惑。

足踏み式なら、ポンプ持ってきて、タイヤにつないで順番にシュコシュコ踏んで車を一周すればいいだけのシンプル作業です。
ましてや海外オーバーランダーの装備として持って行くなら、まず壊れないであろう足踏みポンプの方が安心です。

なのでぴーよし的には、足踏み式を圧倒的にチョイスです。

電動式は、スペアタイヤへの注入専用にします。
この電動ポンプ、物自体は悪くないと思いますが、やはり道具は使ってみないと解りませんね。

そしてなにより電動と足踏み式の最大の違いですが、

電動では空気しか入りません。

しかし足踏み式なら、

気持ちが一緒に入ります。

一踏み毎に車への愛情が入るのですよ。これが一番の違いかな。わかる?
今回空気圧を高めたことで、前輪タイヤの減り方が変わるか、しばらく様子見します。