スペアタイヤカバー装着!

少し前に交換した5本の新タイヤですが(その時の記事は↓)、

夏のキョーレツな日差しで、バックドアに背負っているスペアタイヤが、早くも劣化し始めているような、、、

駐車場ではスペアタイヤはもろ南向きなので、タイヤ表面が白くなってきた。ヤバい。

なにしろ以前に背負っていたスペアタイヤは、日差しに長年さらされた結果、
最後には劣化でヒビ割れたくらいです↓

まあそこまで劣化するには数年かかると思いますが、
それでも確実に日々劣化が進んでいくのを黙って見ているのもよくありません。

そこで、タイヤカバーを付けることにしました。

早速Amazonで品定め、、、どれにしようかな?

しかし案の定と言うか、今の時代、信頼できそうな日本製のタイヤカバーなんて存在しないのです。
いかにもダメダメな海外製安物しか売ってません。
もう少し高くてもいいので、

まともな日本製を作って欲しいものです。

それからタイヤカバーに描かれた様々なイラストも、ぴー的には気に入りません。
だってタイヤカバーに描かれたイラストは結構印象が強いので、その車や所有者のキャラを決めてしまいそうです。
例えば日産サファリに、

ジープのイラストじゃ訳わからんし、

58歳のおじさんの車に、

ピースマーク、ダースベイダー、椰子の木のイラストもあり得ない。

そこで黒無地のタイヤカバーで、極端に悪いレビューも無かった↓の製品を購入しました。
まあ、これとて信用して買ったわけではありません。他に良い選択肢が無かったから買っただけです。

で、届いたブツがこちら。

いかにもインチキ外国製らしい貧相な段ボール箱に入ってきました。

広げてみる。

裏側にぐるっと入っているゴム紐(↓)でタイヤにくくりつけるタイプです。

生地はビニールレザー。この生地に耐候性があるとは思えない。

裏面は化繊のメッシュ。

縫い目はお世辞にもいいとは言えない。

細くて弱そうな綿糸で5mm間隔くらいに縫ってある。強く引っ張れば裂けること間違い無し。
縫い糸の端が、切らずにそのままなのは、もはや世界常識か?

縫い目も蛇行している。ミシンの腕前は、ぴーよし未満。

「使えりゃいいんでしょ」
と言う声が聞こえてきそうな製品です。

耐候性生地さえ手に入るなら、自分でミシンで作った方がいいと思います。

さて本当に使えるのか、取り付けてみます。

まずはタイヤに雑巾がけ。
白く劣化した部分を取り除きたいのです。
でも、ぬれてる時は黒くなったように見えるのですが、、、

乾くとまた白くなる。まあ劣化は表面だけでしょう。

カバーを上から下へ被せる。

ところが何度やっても、カバーの切れ目が真下に来ない。

まあそれでもいいのですが、気分的にチョット。

何度か目に気がついて、切れ目を真下にして、下から上に被せてみる。

徐々に上に被せる。

途中、カバーがタイヤの溝に引っかかっる。ヤケ起こして強く引っ張ると裂けそうなので気をつける。

さすがATタイヤのグリップ力?

無事、上まで被せられました。切れ目も真下になりました。
でも全部を覆えない。

そこで下の縫い目をタイヤの角に持ってきたら、、、

上面も全部覆えました。

サイドにはみ出している部分を、内装はがしでボディとタイヤのすき間に押し込もうとしたのですが、、、

すき間が小さくて入りませんでした。タイヤとボディのすき間はミリ単位の精度なのですね。さすが日本車。

ところがここで、ヤな物を発見してしまう。
縫い目の横に、失敗した縫い目の穴が点々と、、、ざけんなヨ!

ここにも。

こんなことで、世界はいいのでしょうか?

“?” や “不満” だらけの品質ですが、とりあえず装着できました。

ちなみにタイヤは、ヨコハマジオランダーA/T G015 LT265/70R17。直径810mm。

表面にポツポツ突起があるのは、タイヤのヒゲです。新品タイヤが入っている証拠。

タイヤの裏側は、このくらいカバーされています。まあ問題ないでしょう。

さて、どのくらい持つでしょうか?
一年持てば御の字か? 2、3ヶ月で破れたら泣(または怒)ですね。