車検直前 4つの不安

1ナンバーのデイビーは、毎年3月末が車検です。
もちろん今回もユーザー車検です。

でも車齢17年ともなると、いろいろな故障、不具合、老朽箇所もあり、車検に向けた整備もなかなか手が掛かります。
これだけ日々整備をしていても、果たして車検に通るのか、毎年不安な箇所がいくつかあるのが実情です。

今年の車検に向けても、じつは不安箇所が4つあるのです。それは、、、

1.エアバッグ警告灯

これまで何度も書いてきましたが、エアバッグ警告灯が点滅するのです。
気温が約10℃を下回ると点滅し出します。
でもリセットすれば消すことができて、その後しばらくは再点灯しません。
今現在は点灯していません。でも車検の検査中に点滅されたら、即アウトです。

でも、そうならないための作戦があります。

車検の予約は、14日前から自動車技術総合機構のHPで行えるのですが、
週間天気予報を見て、気温が高そうな日を選びます。
さらに一日の中でも気温が高くなる午後の検査を予約します。
さらに当日は、車内ヒーターをガンガンに回して、車内のどこかにあるはずの故障箇所を充分に暖めてから検査レーンに入ります。

これまではこの手で、検査中に点滅し出すと言う最悪の事態は免れてきましたが、いつもヒヤヒヤものです。

2.タイヤのひび

これも以前の投稿で書きましたが、今のタイヤは走行距離約8万キロ、溝深さ5mm弱、全周に軽度のヒビ割れありの状態です。
先日用があって入ったオートバックスの人にも、

「このタイヤはちょっと、、、」と絶句されました。

車検合否の基準では、溝深さは1.6mmあればOKなので5mmあれば問題ないハズです。
もちろんスリップサインも出ていません。
(でも見た目的には5mmを切ると、雨の日のドライブは心配に思えます)

問題はヒビ割れです。
ヒビ割れには、幅・深さ・長さ何ミリ以上なら不合格という明確な基準がありません。
すべて検査員の判断次第となるようです。
それでもタイヤ内部のワイヤーが露出しているなど極端な状態でなければ通るらしいのですが、やはり不安です。

新品タイヤは既に購入済みなのですが、世界旅への出発が決まったら履き替えようと温存してあるのです。
出発が決まる前に、国内の日常ドライブで摩耗させたくないのです。
どうか今回だけは、通してください・祈。

3.バーナルロッドゴムブーツ

黄色い部分が自作ブーツ。

サスペンションやステアリングリンケージの可動部を保護するゴムブーツが破けていると車検に通りません。
で先日、前後サスのバーナルロッドのピロボール保護ブーツを自作で修理しました。
これが車検に通るかどうかわかりません。

自作とは言え機能的には問題なく、むしろ元のブーツより保護性、耐久性とも、よほど優秀だと思うのです。
でも、もしもブーツその物に、性能審査、安全審査、耐久性審査とかが存在していて、未審査の物は認められないと言う規則があると、自作ブーツは通らないことになります。

はたしてどうなのか、、、。

4.ステアリングのアライメント

外したステアリングリンケージ。

バーナルロッド以外の、ステアリングリンケージのブーツはすべて既製品で新品交換したので問題ないのですが、
交換作業のためにリンケージを一旦すべて外しました。
これによりステアリングのアライメントが狂った可能性があります。

車検では、サイドスリップ検査と言って、車がまっすぐ走るかどうかのテストがあります。
この検査を通るかどうか不安です。

落ちた場合は、検査場周辺の自動車整備工場に駆け込んで、何千円か払って調整してもらって再検査すればいいのですが、できれば避けたいところです。

 

それからさらに、もしも車検に落ちた時の対策として、
車検日を車検が切れるギリギリではなく、二週間程度前にしました。
もし落ちた場合でも、二週間あれば修理して再検査受ければ、“車検切れ” と言う最悪の事態は避けられると思うので、、、。

で、結果はどうだったかというと、、、

祝・一発合格!

どうだまいったか、ザマアミロ、、、と威張ってはいけません。
車検に通ったからと言って、問題が消えたわけではありません。

1については、今後も原因究明&修理に努めます。
2は、ウクライナ戦争の影響で出発はさらに延びそうなので、さすがにもう交換します。
3は、自作ブーツで問題ないか検査員に確認した訳ではありませんが、何も言われること無く合格したと言う事です。検査員によっては落とされるかも。
4は、テスターで計って問題なかったので “モンダイナシ” ということです。リンケージ外したくらいでは、狂わないんですね。たぶん。

これでまた一年、首の皮ががつながったデイビーです。ホッ。

合格直後にパチリ。春がやってきた。