下みちの旅 北海道~8北海道一周スタート!

函館のホテルで二日間ゆっくりしてしまいましたが、いよいよ北海道一周に出発します。

今回の車泊旅では、主に無料や格安のキャンプ場に泊まり、たまにホテルを利用する予定です。
しかし北海道北部では、初雪が降る季節です。車泊は寒いだろうなあ、、、。
果たして一周できるのか?

なおぴーぱーは、車の北海道旅行は今回で4回目。
有名な観光地はほぼ行ったので、今回はマイナーな場所を多く訪れたいと思います。意外な穴場に出会える事を期待して。

■トラピスチヌ修道院

とっとと函館を後にしようと走り出したら、「トラピスチヌ修道院」というサインが目に入ったので、寄っていくことにしました。

今も60人程の修道女が暮らしているそうです。
ここから先は、“静粛” に。

とても静かで美しい院内です。

こちらの心まで、清らかになったような、、、。
展示室を見て後にしました。

ところで北海道の道の両側にあるこの矢印は、路肩の位置を示しています。

雪が積もると路肩が解らなくなるので、道路から脱輪しないように位置を示しているのです。
雪、そんなに降るんですね。

■垣ノ島遺跡、大船遺跡

次に訪れたのは、世界遺産です。
今年、「北海道・北東北の縄文遺跡群」として新たに世界遺産に登録されました。北海道と北東北の幾つかの遺跡をまとめて登録したそうです。
世界遺産好きのぴーぱーとしては、ここは外せません。

最初は垣ノ島遺跡。

広大な芝生広場。キャンプ場にしたらサイコーそうです。
だから縄文人も住んだのか?

竪穴式住居の跡。

続いて5km離れた大船遺跡。

こちらは広くはありませんが、復元された竪穴式住居や、

土台跡

展示内容も充実。

世界遺産に登録されたので、大型観光バスが次々やって来て、大勢の人で賑わっています。

これまで全く見向きもされなかった遺跡が、世界遺産になった途端、一躍注目されてわんさか人が押し寄せる。
地元の人も嬉しいような、戸惑うような、、、ではないでしょうか。

日本の遺跡と言えば、やはり「登呂遺跡」だと思うのですが、コッチが世界遺産になってしまうと、「登呂遺跡」の立場が、、、

遺跡を後にして北に向かいます。
漁村には昆布干し。でも、この昆布が店では高かったりするのです。

町の消防団。
火の用心呼びかけ中。まるで西部警察のように勇ましい。

明日登る予定の駒ヶ岳。そして牧草地。
美しく整った山容と緑の草がいい景色。
ここに住んでいる人は、毎日この景色を見て暮らしているのでしょうか。
うらやましい。

あっ、トラクターがやって来たので、路肩に駐めて一枚パチリ!

ところが異常に臭うのです。キョーレツです・笑。
なんと堆肥バラマキ中。景色はいいけど、この臭いは、、、、。
理想の住処はなかなか無いものです。

■東大沼キャンプ場

今日の寝床。無料です。
ぴーぱーにしては珍しく明るいうちに到着できました。
(このキャンプ場の詳細は、ぱーのブログへ↓)

このキャンプ場は素晴らしいです。
この風景、静けさ、整った設備。これが無料とは信じられません。
さすが北海道。

でもぴーぱーは、駐車場の隅で車泊。
なにしろ翌朝早いですから。

湖畔のキャンプ場の夕べ。美しい。

今日の走行距離。65km。