北海道キャンプ旅行 出発日
ぴーぱーは、これまで北海道へはデイビーで二度行ったことがあります。
その頃は、とにかく車で遠くまで走れることが嬉しくて楽しくて、自宅のある関東から青森まで東北自動車道をひた走り、青森から函館へフェリーで渡っておりました。ぴーぱーの中では、北海道へ渡る時は、♪津軽海峡冬景色♪が常にかかっておりました。
ところが最近ニュースで知ったのですが、長距離トラック運転手の皆様の働き方改革の一環として、茨城県の大洗港から、北海道の苫小牧港へフェリーで渡る方法が紹介されておりました。
青森まで走ることに歳のせいか少々疲れを憶えるようになり始めたぴーぱーは、物珍しさも手伝って、今回はこの方法を使ってみることにしました。
と言うことでやってきた大洗港。
船体に描かれた太陽のイラストが鮮やかな“さんふらわあ・ふらの”です。
出航は19:45。
自動チェックイン機で発券された船室のカードキー。最近は進んでるんですね。
周囲の車を見回すと、乗っているのは初老のご夫婦ばかり。若者の姿が少ないです。本格的夏休みシーズンにはまだ早いせいか、仕事をリタイヤされた皆さんが北海道ドライブに向かっているようです。まだ現役のぴーぱーとしては少々後ろめたさを感じます。
船室は少々奮発してツインルーム。普通のビジネスホテルと遜色ありません。
明日、明後日はキャンプ泊の予定なので、三日先まで壁に守られて眠ることはできません。今夜は貴重な部屋泊です。
出航後、部屋でくつろいでいると、トントンと部屋をノックする音。
何だろうと出てみると、船のクルーの方が立っていました。
「お客様の車の防犯アラームが船倉で鳴りっぱなしなので、止めていただけますか?」とのこと。
どうやら船の揺れと振動でアラームが作動してしまったようです。
大変申し訳ありません。クルーの方に付き添っていただき、出航後は立入禁止の船倉へ行きアラームを止めました。
今回の教訓 その1
“フェリーに車を載せる時は、防犯アラームを止めるべし”
そんな事件も落ち着いたので、風呂に行きました。
船の廊下を歩いていると、まっすぐ歩くことができません。ヨロヨロと左右にふらついてしまいます。酒に酔ってもいないのにどうしんだろうと一瞬戸惑いましたが、なんのことはない船が揺れているんですね。
こんなことにも旅が始まったことを感じます。
お風呂は循環の沸かし湯です。大勢の人が入るので、さぞかし汚れているだろうと思っていたのですが、スッキリと澄んだお湯でした。しかも海水ではありません。ありがたいことです。
風呂上がりにこんな貼り紙に吸い寄せられて行ってみると、
なんと牛乳に“北海道”の文字が。
酒の自動販売機にも北海道色が出てきました。
船に乗ったらそこはもう北海道。
フェリーの旅、なかなかいいですよ。
(さんふらわあの詳しいレポートは、ぱーのぶろぐへ)
ぴーぱー夫婦の だんなのぴー:車担当。
四駆、旅、登山、星、温泉、お遍路、DIY、野菜づくり、マグロ好きの50代。別名マグロよしのり。2020年3月退職。
-
前の記事
北海道 夏休みキャンプ旅行 2019.07.03
-
次の記事
北海道キャンプ旅行 断捨離やり過ぎました 2019.07.06