G結界の有効期間 ぴーよし的 世界最悪のトイレ

え〜このブログは、オーバーランダー、車泊、車修理、温泉、宿泊のブログです。
でも、ここで突然ですが今回は、

Gの結界がどのくらいの期間効くかという事について、
リポートさせていただきます。

皆さんの家では、G対策はどのようにされていますか?
ぴーぱーの家では、コンバットとかの毒撒き餌を部屋の各所に置いています。
つまり撒き餌の結界を張り巡らすわけですね。
幸い我が家ではコレだけでGはその後、ほぼ見なくなります。助かります。
なので毎年春になって暖かくなり、Gが活動し始める頃にマツキヨ行って、
新しいのを買って、家中交換することにしています。

しかし撒き餌は、非常に沢山の種類が売っていて、値段も高いのから安いものまであって、
どれを買えばいいのかとても迷います。

そして毎年その時に思うのは、
どの製品の箱にも書かれている、

“一年間効く” の文字が本当なんだろうかと言うことです。

本当に一年も効くのでしょうか?10ヶ月ぐらいしたら、だんだん効かなくなるんじゃないの?
特に安いヤツはアヤシイ。もしも半年で効かなくなったらサギです。
だからと言って高いのは買いたくない(いや買えない・笑)。
どの商品が、本当に一年効くのか知りたいと、これまでずっと思っていたのでした。

そこでテストすることにしました。

これは二年越しの貴重なテストの記録です。
(本当は、コロナの外出自粛であまりにヒマだったので、テストできたのです・笑)

一年目に買ったのは、コレ↓

2020年4月12日に設置しました。約500円程度の安物です。一箱分(12個)設置しました。
で、その後のGの発生状況ですが、7月に一匹、9月に三匹、その後ずっと見かけず、翌年6月6日に一匹出たので、ここで効力切れと判断しました。7月と9月に出たのはその時期、車の整備作業で玄関ドアを長時間開けっ放しにしていたので、Gが外から入ったのだと思います。
なので、それらは無かったことにすると、4月〜翌年6月までの、

14ヶ月効きました。

なかなかヤルね。アース製薬。

二年目にテストしたのはコレ↓

翌日の2021年6月7日に同じく一箱(12個)設置しました。値段も同じくらいの安物です。
そしたらなんと!その後今年の7月27日まで、一匹も発生しませんでした。
つまりコチラも、

14ヶ月効きました。しかもその間の発生数0。

結果としては、アース製薬もフマキラーもどちらも14ヶ月効いたと言うことです。
これはスバラシイ!
“一年間有効” の文字に偽りなし。
しかも両方ともギリギリ一年ではなく、まるで示し合わせたかのようにキッチリ二ヶ月のマージンを持たせてある点がスバラシイ。さすがです。
方とも一箱500円前後の安い製品であるにもかかわらずです。

まあ一回しか試していませんし、
家の大きさ、その年の気温、湿度、生ゴミの量など条件によっても違うと思いますが、
なかなか信用できますね。感心しました。

ところでGと言えば、、、

ぴーよしには忘れられない体験があります。
それは二十数年前の事ですが、今でも思い出すと夢に出てきそうでコワイです。
それはアフリカのスーダンに仕事で行ったときの話です。

スーダンの首都ハルツームから国内線で約1時間(だったと思う)の、ドンゴラという田舎町に降り立った若きぴーよし35歳。
町の一本道のメインストリートに立つこと30分。
明日からの移動に車が必要だったので、目の前を走る車の中で、一番まともそうな車に手を上げて止めました。

トヨタハイラックス2WD。荷台には色とりどりのプラスチックの飾りを付けた車です。ミニトラック野郎みたいな車です。
ドライバーは二十代と思われる白いガラベーヤを着たヤンキー風の青年。

俺の車はファーストクラスだ!

と自慢してましたが、この酷暑の砂漠の国でエアコンすら付いていません。
日本の常識で言えばボロ車です。でも他の車よりはまともそうで、これなら砂漠の真ん中でエンストすることも無いだろうと思い、チャーターすることにしました。
(それにしてもタクシーでも何でも無い普通の車を突然止めてチャーターするあたり、昔のぴーよしも恐い物知らずというか、若気の至りと言うか、結果を出さなきゃいけないから何でもすると言うか、とにかくムチャしますなあ、、、今はそんなことできません・笑)

話がついて「それじゃあ明日朝!」と言って別れようとしたらドライバー君が、

「今夜はオレの家に泊まってけ」

と言うのです。
ホテルも決めてあったのですが、地元の家がどうなってるのかにも興味があったぴーよしは、

「じゃあそうさせてもらうよ!」

と言って泊めさせてもらうことにしました。(今から思えば、よせばいいのに、、、)

その夜は、彼の家で彼の家族(祖父母、両親、兄弟、、、10人くらいの大家族)とともに屋外のテーブルで肉を焼いてご馳走になりました。
食事が終わると、屋外に鉄パイプのベッドを出してその上に厚さ10cmくらいのスポンジ敷いて皆寝ました。
外の空気が気持ちよくて、ぴーよしもすぐに眠ってしまいました。
そこまではよかったのですが、、、。

さて皆が寝静まった深夜。
その時ぴーよしは、ご多分に漏れず慢性の下痢に悩まされておりました。
そして案の定、強烈な便意を感じて目が覚めてしまったのです。
仕方ないので、寝る前に教えてもらった家の裏のトイレ小屋へ向かったのです。

小屋は1m四方程度のベニヤ製のボロ小屋。斜めにかしいでいます。
電気なんて点いていません。もちろんポッタントイレでしょう。
寝ぼけた頭で、今にも外れそうなドアを開けて中に入ろうとした瞬間、
眠気が一気に覚めました。背筋が凍りました。

なんと!

壁にGがびっしり

トイレ内側の壁にGがびっしり貼り付いています。
しかもザワザワ動いているのです。

ギョ、ギョ、ギョエエーーー!

さかなクンもビックリです。

この中で用を足したらどうなるだろうか?
そお〜と足せば大丈夫かな?
でもGが一斉に襲ってきたらどうしよう。
けれど便意もガマンの限界です。
どうする? どうする? どうするうう???
いろいろな考えが脳裏に浮かびます。

するべきか、しないべきか、まさに究極の選択。

で、どうしたかというと、

やめて寝ました。

こんな所で用足すくらいなら、死んだ方がマシです。
そう思ったら、強烈な便意も引っ込みました。人体の不思議です。

次の朝、ドライバー君に

「Youたちは、あのトイレで本当に用足してるの?」

と聞こうかと思ったのですが、
こちらの言語力の無さと、一宿一飯の恩もあったので、結局聞けませんでした。

あのトイレが今のところ、ぴーよしにとっての世界最悪のトイレです。
あれ以上ひどいトイレには、どうかこの先出くわさないように願うばかりです。