下みちの旅 北海道〜39登別カルルスの湯に入る!

登別温泉と登別カルルスの湯は違うのか???

昨夜ネットで調べたところ、
やはり登別温泉と登別カルルス温泉は別の温泉でした。
場所は10km弱しか離れていませんが、全然別物だそうです。

なので、さっそくやって来ました。

■湯元オロフレ荘

登別カルルス温泉の源泉を持つ宿です。

詳しくは、ぱーのブログへ譲りますが、↓

カルルス温泉の湯は、無色透明でした。

そして甘い香り+青藻の香り。
甘い香りは箱根湯本の湯と同じ香りがしました。(湯本の方が香りが強いと思う)
味はわずかに塩味。

化学的には硫酸イオンが多いのが特徴のようですが、
それが体感できるような強烈な個性があるわけではありません。
その分、万人に受け入れられやすい優しい湯なのかと思います。

でも一つ腑に落ちない事があります。それは、

カルルスの湯の入浴剤は白濁だったような?

でも本物の湯は無色透明です。

そこでさらに調べたら、なんと入浴剤の色は、
バスクリン(旧ツムラ)の社長が、

「透明な入浴剤では売れないから色付けろ!」

と言ったので色を付けて白濁にしたそうです。
だから白濁の登別温泉と間違われやすいのですね。名前も両方登別だし。

たしかにいい湯ではありますが、ぴー的にはそれ程のインパクトはありませんでした。(こういうものは個人の好み。人それぞれです)
でもあの有名なカルルスの湯に入った事で満足です。

風呂を出たら今日は、オロフレ峠を越えてニセコに行くつもりだったのですが、
走り出してすぐに雨がみぞれに。峠近くでは雪になりました。

温度はマイナス1度。

峠越えを断念して引き返しました。

■昭和新山・有珠山

代わりに昭和新山と有珠山を見に行く事にしました。
昭和の時代に畑が突然噴火して山になった場所です。

近づくにつれ両山が見えてきました。
こんな山がある日突然できるなんて普通じゃありません。

もっと近くから見た両山。

有珠山アップ。

裾野は木が生えているけど、半分から上は岩肌むき出し。

昭和新山。

小さいけれど荒々しい。ぶきみ感100%。

二つの山に見とれていたら、洞爺湖に着いてしまいました。

湖畔には、両山噴火の展示館がいくつかありますが、その中の一つ壮瞥町にある「道の駅 壮瞥情報館」にやって来ました。

そこの展示パネルの写真を見ると、、、

げっ、これはコワい。

ほとんど家のすぐ裏が突然噴火したようなものです。
人も亡くなっていますし、降り注いだ岩は、鉄筋コンクリートの建物の屋根を打ち抜いたそうです。

じつはぴーは小学生の頃、家族で今週末洞爺湖と壮瞥町に遊びに行こう!と言っていたら、直前に有珠山が噴火して旅行は中止になった記憶があります。
それがこの写真の噴火です。
もしも噴火が2、3日遅れていたら、

死んでたかも。

自然は恐ろしい。

ところで今夜は北海道最後の車泊です。

夕食は好評のおでん。温まります。

明日、明後日は、函館でホテル二泊した後、フェリーで青森へ渡ります。

今日の移動距離。116km。