下みちの旅 北海道〜21大地の力 硫黄山
- 2022.02.13
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水が無くなってきた。ピンチ!
どこかで水道水を補給しないと、、、。
(ちなみに北海道のキャンプ場で、水道水ではなく川水や地下水を引いている場合、その水はエキノコックスという寄生虫が入っている恐れがあるので、煮沸しないと飲めません。)
オンネトー国設野営場を散策。
民間キャンプ場のように、微に入り細に入りの整備はされていませんが、
自然そのままの中にテントを張れるのはとても魅力的です。
(ぴーぱーは、車泊ですが)
昨夜は一晩中、シカの鳴き声がしました。
朝は、駐車場をシカが歩いていました。
この旅ではもう、シカぐらいでは驚きませんが、以前よりシカが多くなったような気がします。良い事なのか、悪い事なのか、、、。
テントサイト横の湖畔。
絶景と言うほどではありませんが、、、。
雌阿寒岳と阿寒富士は、野営場からは見えません。残念!
自然の懐にどっぷりと浸って、静かな夜を満喫することができました。
改めて国設野営場の良さを実感。
このキャンプ場の詳細は、ぱーのブログへ↓
野営場を後にします。
町まで戻って買い出し。
食料とガスボンベ。
寒いのでガスの減りが早いです。一日半で1本ペース。6本買い足しました。
■晴れの摩周湖
摩周湖と言えば、♫霧の摩周湖が有名ですが(古い!)、今日はどうでしょうか?
できればスカッと晴れた摩周湖が見たい。
どんどん高度を上げていきます。
摩周湖第三展望台を目指します。
この天気なら見えるかな?摩周湖。
見えた!
やはりせっかく来たのですから、
霧でよく見えないよりも、
こうでなくっちゃ。
ぱーは、“霧の摩周湖” って言うくらいだから、霧が出やすい場所なのかと思っていたらしいですが、果たしてどうなのでしょうか?
■硫黄山
摩周湖と屈斜路湖の間にある活火山。
この辺りに温泉をもたらしているのが硫黄山です。感謝しなきゃ。
摩周湖、屈斜路湖には大勢の人が訪れますが、
硫黄山に来る人は少ないのではと思います。
でも温泉好きのぴーぱーとしては、この火山は外せません。
直近の駐車場は有料なので、
少し離れた無料の川湯園地Pに駐めて、そこから散策路を歩いて硫黄山へ向かいます。
コースはつつじヶ原自然探勝路。片道2.5km。
行きは緩い登りですが、とても緩いので平地と同じように歩けます。
景色がバラエティに富んだ良いコースです。
最初は森歩き。
森のクマさんに会えそうなカンジ。会いたくないけど。
エゾアカマツって、本当に幹が少し赤っぽいのですね。
道沿いの解説板で知りました。
続いてススキ歩き。
後半は下草のイソツツジ+ダケカンバ(たぶん)。
最後はイソツツジ+針葉樹。
硫黄山に近づくにつれて植生が変わるのは、硫黄山の火山性ガスの為らしいです。
トドワラがこんな所にも。
でもこれも、潮で立ち枯れたのではなく、火山性ガスで枯れたのだと思います。
硫黄山の噴気が、徐々に近づく。
直近の駐車場は、修学旅行生でわんさか。札幌の学校です。
新型コロナが下火になり、ようやく来られたのでしょうか。よかったね。
蒸気がシューシュー言う音が、徐々に大きくなってきます。
この時点で、箱根の大涌谷よりはスゴイかもと思えてきます。
中小の噴気孔は柵で囲われていません。
生徒達は大騒ぎ!ぴーぱーも大興奮!
タイヘンだ! ぱーが煙に巻かれた!!
柵で囲われた噴気孔はもっと大きくて強力です。
明治〜昭和初期までは、黄色く見える硫黄を採取して運び出していたそうです。
そのために敷いた鉄道が、先日訪れた釧路湿原駅を通っていた鉄道です。
■川湯公衆浴場
硫黄山が作った湯に入ります。
湯はPH1.8の強酸性の硫黄泉。源泉掛け流し。
強烈な湯ですが、とてもいい湯です。
この辺りは、2、3m掘れば、どこでもこの湯が噴き出すそうです。羨ましい。
でも昔はそのせいで、井戸掘って飲料水を得るのに苦労したそうです。難しいですね。
PH1代なら、東北の有名な玉川温泉に近いPHです。
玉川温泉は浸かっていると身体が酸で溶けそうで、食虫植物に捕まった虫の気分を味わえましたが(笑)、この湯はそんなことはなく、じっくりと温まる事ができました。
この温泉の詳細は、ぱーのブログへ↓
この三日間、様々な泉質の温泉を堪能しました。
この辺りは、まさに温泉天国です。
風呂から出たら、真っ暗でしかも本降りの雨。
車で走り出したものの、予定していた車泊場所までたどり着けず、やむなく手前の駐車場で車泊しました。
今日はここまでとします。安全第一です。
今日の移動距離。94km。
ぴーぱー夫婦の だんなのぴー:車担当。
四駆、旅、登山、星、温泉、お遍路、DIY、野菜づくり、マグロ好きの50代。別名マグロよしのり。2020年3月退職。
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