下みちの旅〜カニ編６ 満喫！日本のマチュピチュ

※ “かに編５”の続きです。

朝起きたら霧でした。

でもしばらくすると、みるみる晴れてきました。

今日は山登りには絶好の天気になりそうです。

今日は兵庫県の、とある山城に登る予定です。その城とは、

■竹田城跡

秋から冬の霧が出やすい季節に、頂上が雲海から突き出た眺めが素晴らしく、「天空の城」「日本のマチュピチュ」と呼ばれている城です。
その姿はコチラ（←公式ＨＰへ）
今回の旅の行き先を考えていたときに、ぱーがＨＰで偶然見つけました。
ふもとの駐車場「山城の郷」から徒歩で４０分ほどで登れるそうです。
はたして雲海から出た姿を見る事ができるでしょうか？

そのふもとの駐車場にやってきました。

まず城のパンフレットをもらいに案内所に入りました。
ところが係の女性に聞いてみると、

「今朝は霧だったので、雲海から出た姿が見られたようですよ。展望スポットの立雲峡には行かれましたか？」

えっ “展望スポット？” “立雲峡？”ってなに？
よく聞いてみると、雲海から頂上が出た姿を見るには、隣の立雲峡と言う山に登らなければならないそうです。ガビーン！

そりゃそうです。
頂上を眺めるなら、頂上に登ってはいけません。
どこか別の場所から眺めなければなりません。
ちょっと考えれば解ることです。
でも、

不肖ぴーぱー５０代、全く気づきませんでした。

あとでぱー曰く、「行けばなんとかなると思った」だって、、、おいおい。
ちなみに竹田城跡と立雲峡の位置関係

車で十数分の近さですが、立雲峡駐車場から展望スポットまではさらに３０〜４０分歩かなければならないそうです。皆さん駐車場に前泊して早朝から歩いて見に行くそうです。

完全に出遅れたぴーぱー。いまさら行っても間に合わないので、諦めて予定どうり竹田城頂上を目指す事にしました。

気を取り直して登山開始！

途中にある「落ちない岩」
落ちそうで落ちないからそう名付けられたそうですが、今では合格祈願の岩として有名らしいです。

頂上到着！

３６０度の視界、見下ろす街並み。高度感、浮遊感ある頂上からの眺め。
高いところ好きのぴーぱーは、かなり楽しめました。

確かにマチュピチュっぽいです。（行った事ないけどネ）

つまり、
「天空の城」を見るなら立雲峡。
「日本のマチュピチュ」を見るなら頂上へ。
と言うことですね。身をもって体験しました。

「天空の城」は見る事はできませんでしたが、マチュピチュだけでも充分楽しめました。（負け惜しみじゃないですよ！）

ここからの旅は、徐々に関東を目指して帰る方向に進むことにします。

■塩津園地

行きに寄ったけど、暗くてたどり着けなかった琵琶湖の最北端「塩津園地」に、
もう一度立ち寄る事にしました。リベンジです。
再びグーグルナビで近くまで来たのですが、やはり見つかりません。

仕方なく道ばたにデイビーを駐めて、、、

歩いて探します。

１５分くらい歩いてようやく見つけました。

最北端は、静かな湖畔の風景でした。

■激安ガソリン

夜のとばりが降りてきて、そろそろ今夜の寝床を探さねばなりません。
ところがそんな時にかぎって、デイビーのガソリンが心許なくなってきました。車泊旅の “あるある” です。
寝床探しするときにガソリンが少ないと、探し回っている内にガス欠になるんじゃないかと、とても不安になるものです。

でも今は便利な世の中です。
グーグルで周辺のガソリンスタンドを検索できます。しかもクチコミ見れば、安い高いも解ります。
早速グーグル係のぱーが検索したら、、、

岐阜県内最安のガソリンスタンド！！

と言うのを見つけました。７０ｋｍも離れているけど、安いらしいので行ってみる事にしました。ガソリン持つかな？ 少しドキドキ。
でも、行ってみると、、、

激安！！！ まさかのリッター１１４円！

ちなみに他のスタンドは、リッター１２０〜１２５円くらいの時です。
ほぼ空だったデイビーのタンクに、８０リッター以上入りました。
あまりの安さに携行缶があったら入れたいくらい。いっそドラム缶の方がいいかも。
大手系列店ではありませんが、新しい、キレイ、広い、セルフ、安いの五拍子揃ってます。
こんなスタンドが自宅近くにもあればいいのに。一緒に連れて帰りたい。

参考までに場所。
（新しいからか、ストリートビューでは工事中の空き地が写っていますが、確かにココにあります。まぼろしではありません・笑）

ガソリン満タンだと、満ち足りた優しい気持ちになりませんか？
そんな気持ちのまま夕食。

今日の走行距離２２５ｋｍ。

下みちの旅〜カニ編〜７へつづく