タオル掛け作り直し

以前の記事でタオル掛け作りを紹介しました。
トロンボーンのように伸び縮みして掛けられる、ぴー会心の自信作でした。

ところが実際に使ってみると、ぱーには不評でした。

伸び縮みがスムーズじゃない。

とか、

伸ばさなくても掛けられる。

、、、、。

そこで別の物をもう一つ作る事にしました。
前のは右側の窓。新しいのは左の窓に付けて、
新しいのを、ぱー専用にしようと思います。

今回のコンセプトは、
シンプル伊豆ベスト、、、じゃなくて(変換したらこうなりました)、

シンプル イズ ベスト!

では作成開始!

取り付けるのは、この窓の内側。

取付位置にテープ貼ってマーキング。

段ボールを切って、ガラスのアールを写し取る。

アール写し取り完了。

段ボールをスキャナでパソコンに取り込んで、以降パソコンで作図。

できた図面を出力して、、、

12mm厚のファルカタ合板に貼る。

以下、いつもの作業なので写真のみ。

ココからはいつもと少し違う作業。
2.5mm厚のベニヤを四角く切り出して、、、

ノコよりカッターの方がきれいに切れる。

穴開けて、、、

あとで吸盤を付ける穴です。

ファルカタ板の窓側アール面にボンド塗って、、、

小クギとタッカーで打ち付ける。

タッカーの打ち損じがあるけど気にしない、キニシナイ。

うまくアールに沿ってベニヤ板が貼れました。

なかなか良いぞ!

サンディングシーラーで下地を整える。
これまでは、昔ながらの砥の粉を使ってきましたが、
少し前からシーラーを使い始めました。

その上に水性ウレタンニス。つや消しクリアー。

この組み合わせ、なかなか良いです。
シーラーは、表面がスベスベになって気持ちいいし、塗料も肉厚感と控えめなツヤが上品です。塗りムラも目立ちません。

これからはコレだな。

9.5mmステンパイプとM6寸切りボルトで組み立てるのは前回と同じ。

でけた!

でも、まだ完成じゃありません。
これをウインドシェードに重ねて、穴の位置を写し取り、、、

天井ネット収納を作ったときに買った穴あけポンチで穴開ける。

布には穴開けられなかったけど、ウレタンマットには一発で開きました。

4カ所開けました。

次に吸盤を穴に通して、、、

窓には直射日光が当たるので黒い吸盤にします。透明だと火事になるから。

さらにベニアに開けた穴に通す。

吸盤の首が細くなっている所にベニアがはまって抜けないようになっています。
はめるのはなかなか力が要りますが、精密ドライバー等で少しずつ押し込みます。

今度こそ完成。

外側
内側

吸盤をガラスに押しつけて取り付け完了!

吸盤は落ちないように、ガラスをきれいに掃除してからしっかりと押しつけます。
あれから3ヶ月以上経ちますが一度も落ちていません。

外から見ると、吸盤が多少目立ちますけどね。

タオル掛けるとこうなります。

シンプルな物は確かに使いやすいです。
伸び縮みする前作は、何をするにも腕伸ばしたり、背伸びしたり、かがんだりしなければならない車内で、確かに楽な姿勢で作業できる秀作です。(自画自賛!)
しかし伸び縮みさせる時に、多少華奢な部分もあり気を使わなければならない場合もあります。作った本人以外には、使いにくかったかもしれません。
その点新作は、気づかい不要なのがGOODです。ただし背伸びして掛けなければならない点は、やっぱり★1つ減。

長短ある両作ですが、せっかく作ったので、両方使い続ける事にします。