サブバッテリーシステム
車泊の旅に電気は欠かせません。パソコンや携帯、カメラの充電、電気炊飯器、電気ポット、懐中電灯のエネループ、冷蔵庫、、。車泊旅をすると、電気がライフラインであることを実感します。
そこで必要になるのが、車から電気を取るサブバッテリーシステムです。これも7年前に作った物ですが、車泊旅には欠かせない重要アイテムなのでご紹介します。
これがそのサブバッテリーシステム。
木製の箱の中にディープサイクルバッテリーが入っています。
ユニット形式になっていて左側に見える黒いケーブルを、車側のケーブルにつなげるだけで、簡単に取付・取り外しが可能です。重量のあるものなので、使用しないときは車から降ろしておくためです。
銀色の装置が走行充電器と言う物。
New EraのSBC-001B。車のバッテリー側で電気に余裕があるときに、ディープサイクルバッテリーに電気を貯めてくれます。7年使い続けていますが、できればこのまま旅の間も壊れないでいて欲しい。
ディープサイクルバッテリーから電気を取り出して交流100Vを供給してくれるのが、箱の上の黒いインバータ。
本当は日本製の未来舎か電菱製が欲しかったのですが、高くて買えなかったので、amazonで探した外国製の物。スペック上は正弦波1000w出力です。
買った当初はあまり信用していませんでしたが、その後故障も無く、しっかり働いてくれています。こいつにも壊れないで欲しい。
フタを開けるとバッテリーが見えます。韓国G&YuのSMF 31MS-850。
このバッテリーも最初は信用していませんでしたが(なにしろ安いので)、普通に使えることがわかり今のは2個目。2016年5月から使っているので3年目です。月に数回しか使わないので長持ちするようです。来年3月に出発する前には、新品に交換予定。
車側のケーブルと接続した様子。
車側のバッテリーから30Aも流すために、プラスとマイナス2本の8sqの太いケーブルを、ハンドル下のゴムのグロメットに穴を開けて通してエンジンルームのバッテリーから運転席後ろまで引いてきました(けっこう大変な作業でした。40Aのヒューズを介しています)。
グレーの大きなコネクターでつなぎます。その下の小さなコネクターは、走行充電器に制御用のACC電源を供給するためのもの(ハンドル右下のヒューズボックスから分岐して引いてきた)。
こいつの定位置。
もう長いつきあいなので愛着&信頼しているのですが、なにしろ重いのが欠点。
約25kgあります。
“ずっしり重い” などという生やさしいものではなく、
“腰を痛めるレベル” です。
これを載せるとあきらかに車が重くなったのが感じられます(と言うか、車体フレームが重さでたわむような感じが伝わってきます)。
出発までに車用のリチウムイオンバッテリーが、信頼のおける日本のメーカーから出ないか期待し続けてきたのですが最近はあきらめモード。その願いは叶えられそうもありません。
ぴーぱー夫婦の だんなのぴー:車担当。
四駆、旅、登山、星、温泉、お遍路、DIY、野菜づくり、マグロ好きの50代。別名マグロよしのり。2020年3月退職。
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