保性館(玉造温泉)
2016年11月訪問
今回ご紹介するのは、玉造温泉 保性館です。
実は一昨日、川を挟んだ向かいにある玉井館に泊まったんですよ。でも有名な玉造温泉ですから、1回行っただけじゃ語れませんよね。それに、温泉街も良く見てないし。
というわけで、再び玉造温泉へやってきました。
保性館は、ご覧の通りの大型旅館です。
予約時、駐車場についての説明書きは特にありませんでした。ただ「乗用車100台/無料でご利用いただけます」と書いてあるのみ。
でも、一昨日玉井館に宿泊した時に停めた駐車場の奥に「保性館専用駐車場」という広い駐車場があるのを発見していたので、少し離れているんだろうなぁという予想はしてました。
だけどチェックイン可能時間の15時(ここは珍しく15時!)に到着したので、玄関前の数台分の駐車スペースに停められるだろうと思ってました。実際、まだ1台も駐車車両はありませんでしたので。
でも玄関前に乗り付けて名前を告げると、待機していたスタッフが確認後、「車はこちらで移動します」と言われてしまいました。なんで?朝食のみプランだから?
その後外出する際に見たら、玄関前には後から到着した数台の車が停めてありました。
駐車場の件はちょっと不満だけど、スタッフの方は概ね感じが良いです。こちらでお茶を頂いてからお部屋へ案内してもらいました。
館内
広いロビーを通ってお部屋に案内してもらいます。
お土産売り場も明るい雰囲気。大型旅館もたまには良いですね。
無料シャトルバスもあるみたいです。
エレベーター前のマッサージ機コーナー。
正面の立派な玄関は、公式サイトによると昭和天皇もお泊まりになったという特別室だと思います。建物だけ残っているのかと思ったら、一般の人も泊まれるんですね。夜、電気が点いてました。
その横の昔の写真は、玉造温泉の歴史が窺い知れて興味深かったです。
お部屋
案内されたのは、竹寿閣の2303号室でした。
今回じゃらんから予約したのは
プラン名:温泉を愉しむ 保性館朝食付プラン≪おまかせ部屋 旧館アウトバスルーム限定≫
部屋タイプ:おまかせ部屋(トイレ付和室)
土曜日泊:1人 / 10,500円(入湯税別)
建物は古いですが、広さは十分。
窓が大きくて明るい部屋です。
窓からは特別室が見下ろせます。
広縁の隅の冷蔵庫。
反対側には洗面所とトイレ。
シンプルな洗面所。
なかなか渋い造りですが清掃はキレイにされています。
部屋タイプは「アウトバスルーム」のはずでしたが、お風呂も付いてました。
アメニティはシンプル
金庫だけいきなり新式でびっくりです。
お茶請けは、甘いお菓子とおつまみ系の2種置いてありました。
公式サイトの写真よりも実際の部屋の方が古い印象ですが、ゆとりのある間取りで落ち着きます。建築当初は豪華な造りだったんじゃないでしょうか。
ぴーぱー的には全く問題ないお部屋です。
大浴場 紅柄(べんがら)
じゃらんの温泉情報に「掛け流し」と書いてあったのも、保性館を選んだ理由の1つでした。ただ、公式サイトには「循環、塩素」の表示。どちらが正しいのでしょう!?
大浴場は新館地下1階と旧館地下1階にあって、深夜で男女入れ替わります。公式サイトにはそれぞれ「紅柄」と「瑠璃」と名前が付いてますが、実際にはそのような表示はありませんでした。
どちらのお風呂にもこの大きい看板が立ってます。
紅柄は新館なだけにキレイです。
分析書が掲示されていました。公式サイトによると、敷地内に源泉があるそうです。
「豊富な温泉量を誇っている」そうですが、衛生管理のため循環して塩素投入。温度が高いので加水しています。
広い浴室。
結構な塩素臭がします。
紅柄の自慢は露天風呂。
それほど大きくありません。
お風呂はいつも混んでました。浴槽は大きいけど塩素臭は結構します。これだけ塩素の効いたお風呂に「化粧水効果」があるかどうか、、、。
大浴場 瑠璃
朝早く起きて、男女入れ替わった大浴場に行ってみました。
瑠璃は旧館にあるので、全体的にちょっと古めです。
紅柄同様、広い浴槽。
瑠璃の特徴は、奥出雲産の巨石を配していることだそうです。
いずれにしても、お湯が塩素臭いことは紅柄と一緒。とても「湯船すべてがまるで化粧水」とは思えません。「 かえってお肌に悪いのでは!?」とさえ、思ってしまいます。
でも、皆さん気持ち良さそうにお湯に浸かってました。感じ方は人それぞれですね。
朝食
朝食は地元食材を盛り込んだ和洋バイキング。会場は部屋から見えたレストラン聚楽です。
メニューは豊富です。
お味噌汁はもちろんシジミ汁。
白米、五穀米、おかゆ。パンも数種類ありました。
でも、ぴーぱーが気に入ったのはこれ。卓上で作るハムエッグです!
このメニュー初めて見ました。温かくて美味しかったです♪
泊まった感想
じゃらんの温泉情報は「加水 掛け流し」だったのに、循環でがっかり。てっきり、1つくらいは掛け流しの浴槽があるだろうと期待してましたが、ありませんでした。しかも塩素臭がひどすぎです。
お部屋は広くて良かったです。玉作湯神社も近いし、温泉街を楽しむ目的なら悪くないでしょう。チェックアウト時に車を持ってきてくれた係の男性が、ぴーぱーのナンバーを見て「遠くからありがとうございます。お気をつけてお帰りください」と言ってくれたのが印象的でした。
お湯にそれほどこだわらなければ、良い宿だと思います。
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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