アフリカ治安地図2025.08トルコ、アルメニア、アゼルバイジャンに大きな動き

半年ごとの定期記事です。
前回の「アフリカ治安地図」の記事は↓

2025年8月現在のアフリカ治安地図です。(↓)

この半年間で地図に変化があったのは、アルジェリアとモザンビークです。
ともにほんのわずか良い方向への変化ですが、喜ぶには早すぎるかと。

■アルジェリア

矢印の部分(イン・サラー県)が、レベル3→2へ引き下げられました。
治安当局によるテロ掃討作戦の効果があったそうです。しかし安全になったと言うには早すぎると思います。
オーバーランダー的には、アルジェは車を持ち込むのが非常に難しい国です。かつてはアルジェ→マリを経由したサハラ砂漠縦断ルートもあったのですが、現状では全く通行はできません。

■モザンビーク

昨年十二月の選挙結果への不満から一時全土的にレベル2になりましたが、1に引き下げられ以前の状況に戻ったようです。まあ一安心と言ったところでしょうか。

■ナイジェリア

地図には変化はありませんが今年8月、北部カツィナ州(矢印のあたり)で朝の礼拝中のイスラム教モスクを武装集団が襲撃し、少なくとも住民50名が死亡、60名が連れ去られたようです。詳しくはコチラ
相変わらずですね。ナイジェの北部には近寄れません。

以下はアフリカ以外ですが、ビックニュースが二つあります。

■トルコ クルド人反政府勢力が武力闘争終結

202508現在の状況

トルコの非合法武装組織クルド労働者党(PKK)は、長年にわたるトルコに対する武装闘争を、刑務所で服役中の指導者アブドラ・オジャラン氏による呼びかけに応じ終結しました。
3月に呼びかけに応じ5月に組織の解散宣言7月には武器を焼却するセレモニーを行いました。トルコのエルドアン大統領もこの動きを歓迎したようです。
これは大きな動きですが、あまりに突然なのでにわかには信じられません。オジャラン氏は呼びかけを強要されたのではないか?組織末端まで終結に応じたのか?安心させておいて反撃に出る作戦では?などぴーよし的にはいろいろ勘ぐってしまいます。さらなる情報が欲しいところです。
また上の地図にはそれが反映されているのかどうかはウォッチしてこなかったので解りません。またPKK以外の武装組織もありますので、すぐに平和になる訳では無いと思います。
トルコ東部に平和が訪れれば、トルコはもっと旅しやすい国になるので期待しています。

■アゼルバイジャンとアルメニアが共同宣言調印

202508現在の状況

202508現在の状況

これも非常に大きな動きです。
2020年にナゴルノカラバフを巡り大規模戦闘が起こった両国ですが、今年3月に和平条約草案が合意され、8月トランプ大統領の仲介で和平に関する共同宣言に両国大統領が署名しました。詳しくはコチラ
トランプ大統領がどのような仲介をしたのか解りませんが、両国民が心から共同宣言を受け入れているのか、火種はくすぶり続けていないのか今後も要注意です。
両国はジョージアも含めて、日本人長期旅行者に人気のエリアですから、本当の和平が訪れることに期待します。

ぴーよしもようやく世界旅に出発しましたが、旅に出るとどうしてもニュースや各種情報に接する機外が減ってしまいます。でも予定では、来年春にはいよいよモロッコからアフリカへ入る予定なので、気を引き締めて情報収集したいと思います。