本土最南端へ 〜11大阿蘇

今日はこの旅の第二のハイライト、阿蘇山です。天候は晴れ。

ホテルからも阿蘇山が見える。
でも時々噴煙が見える。あんな所行ってアブナくないか?

ホテルの壁に貼ってある写真だとこんな場所だそうです、、、アブナイを通り越して恐ろしげ。

見晴らしの良いバルコニーで朝食を食べる若者グループ。気持ちよさそう。

でも我々三人は、長老に合わせて空気が柔らかな屋内で食べる。

駐車場のデイビーと花。

お腹もいっぱい。ソーラーで電気も満タン。

気持ちの良いドライブ日和。

阿蘇の山肌は荒々しい。まるで櫛のように並んだ尾根。

山肌がピンク色。ミヤマキリシマと言う花が見頃らしい。良い季節に来ることが出来ました。

阿蘇山 噴煙展望公園

駐車場に駐まっていたバス。
乗客は全員クマモン。さすが熊本。

こちらは駐車場売店にありました。
大仏おみくじだそうな。ちょっと、どうなんでしょう、、。

ここから火口までは火山性ガスの危険地帯。
係のおじさんから、心臓や肺の疾患が無いか確認される。
その後さらに通行料取られる。

頂上駐車場から火口まで歩く。
まるで防空壕のような避難壕。

内部はこう。

備え付けのヘルメット。
耐飛来物、耐落下でした。耐落下が用意されていると言うことは、ある程度大きな岩が落ちてくることも想定しているのだと思う。

噴煙がすごくて見えない。本当はこの下に、緑色の湯の湖が見えるのですが。

噴煙が間近まで。大丈夫か?

砂千里ケ浜

火口から一段下がった所。
ガスでけぶる木道。歩いて大丈夫なのか?

と思っていたらぴーよしも息苦しくなってきた。
少し咳き込むし、軽く頭がクラクラするような。たまにニュースで、山で火山性ガスで登山者が死亡する事故を耳にしますが、こんなカンジなのかなあと実感。
ぴーよしでもこのくらい感ずるのだから、長老はもっとヤバいかも。息苦しくなってきたので退散。

火口遊覧のヘリも飛んでいます。

このヘリはロビンソンと言う機種。普通は練習用ヘリです。一人5千円だって。
急旋回などしてサービス満点。

ヘリコプターと言えばぴーぱーは、ニュージーランドのトレッキングツアーで、大雨に降られ登山道が水没し、パンツの中まで達する深さの水に浸かって歩いたことがあるのですが、最後にとうとう前にも後ろにも進めなくなり、ツアー会社が保険使って呼んだヘリで救助されたことがあります。
あのときのヘリはもっと大きくて力強くて、登山小屋に待避していたら、突然風雨を切り裂いて、バラバラバラバラキーンという爆音が近づいてきて、窓のすぐ外にヘリが着陸したときは、まさに “鷲は舞い降りた” とか “人知を越えたもの” “神の偉大な力” とか、そんな言葉が脳裏に浮かんで、感動で熱いものがこみ上げてきたものです。
人力では一歩も進めない天候の中を、ヘリはものともせずに飛んでくるのです。
ヘリは遭難者にとっては本当に “救いの神” です。あの時のヘリのことは強烈な印象です。
ちなみにその後、助けに来たヘリでゴール地点まで運んでくれるのかと思ったら、川の対岸で降ろされてまた歩かされました・笑。

草千里浜

絶景です。

馬もいる。

三好達治の詩、

雨は蕭蕭(しょうしょう)と降つてゐる、馬は草を食べてゐる

を思い出す。「大阿蘇」と言う詩です。この草千里浜をうたった詩です。
教科書に載っていたので覚えているのですが、元小学校教諭の長老に言ったら、

そんな詩知らない

だと。使ったていた教科書が違うのか?中学で習ったのか???

とにかく広々。

でも道は大渋滞。こんなに良い天気だから、みんな来るわけです。

車いす押しているぱーよりも、3台前のジープに目が行ってしまう。4WD乗りのさが・笑。

阿蘇のカルデラは雄大です。
子供の頃地理の時間に、阿蘇はカルデラの中に町が出来ていると聞いて、狭い日本にそんな大きな地形があるのか?と思ったモンです。
今になって思うと、箱根もそうですけどね。

■阿蘇リゾートグランヴィリオホテル

今日の宿。このホテルの詳細は、ぱーのブログへ↓

今日の移動距離55km。